【データ復旧事例・実績】NAS

LANDISK(HDL-A2.0)が停電の後からアクセスできない|事例・実績
機種・機器の型番:
IODATA(アイ・オー・データ) LANDISK HDL-Aシリーズ HDL-A2.0 HDD:2TB DTCP-IP DLNA /内蔵HDD SEAGATE Barracuda 7200.14 ST2000DM001 2TB 7200rpm Serial ATA600 キャッシュ:64MB スリープ時:0.75W スタンバイ時:0.75W
ご申告の症状・障害内容IODATA製のNAS、LANDISK(HDL-A2.0)を社内で使っています。会社は土日が休みで月曜日の朝、出社してからいつものようにLANDISKにアクセスしようとしたところ、アクセスができない状況です。実は週末は業務は行われていなかったものの、ビルで停電があったらしく、停電が原因でLANDISKに不具合が出たかもしれません。業務データは個々のパソコンにはデータを保存せずに基本的にはこのアクセスができなくなったLANDISK(HDL-A2.0)に保存していたため、他にバックアップが無い状態です。LANDISK(HDL-A2.0)内には作成途中の書類や経理系のデータも含まれており、業務に支障が出て困っております。計画停電でもなかったため、LANDISKに対して停電対策もできておらず、LANDISKの電源は入っている・稼動中に電源が突然、切れた状況です。突然の停電は今まで起きたことが無く、LANDISKへの影響の想像がつきません。LANDISKにアクセスができなくなってから電源ケーブルの抜き差しだけ少し試しましたが、状態を悪化させそうで怖かったため、今は触らないで保管しています。LANDISKは宅急便で発送しますので診断、見積からお願いしたいと思っていますが、データの復旧が急務なので早めに対応いただけると助かります。
復旧作業の結果お送りいただきましたIODATA製のNAS、LANDISK(HDL-A2.0)は停電の影響で正常な終了手順を踏まずに急に電源が落ちたことが原因で管理情報が破損している状況でございました。そのため、クリーンルーム内にてLANDISK(HDL-A2.0)を開封し、HDDを取り出した上でHDD全体の解析を細かく行う・遡って階層構造を復元することでお客様の希望されるデータを復旧することができました。業務に支障が出ていることもお聞きしており、朝にLANDISKが到着してから、すぐに診断、お見積り、お客様に状態のご説明をさせていただいた後、最短時間で復旧作業を行い、即日で復旧したデータを納品することができました。
LANDISK(HDL2-X6)のSTATUSランプが緑点滅のまま、アクセスできない|事例・実績
機種・機器の型番:
IODATA(アイ・オー・データ) LAN DISK X HDL2-Xシリーズ HDL2-X6 ドライブベイ数:2 RAID 0/1 HDD:6TB /内蔵HDD:WESTERN DIGITAL WD Red Plus WD30EFRX-68EUZN0 3TB CMR 5400rpm Serial ATA600 キャッシュ:64MB アイドル時:2.7W リード/ライト時:4.1W スリープ時:0.4W スタンバイ時:0.4W
ご申告の症状・障害内容I-O DATA製のNAS、LANDISK(HDL2-X6)をRAID0で運用中に事務所の電気工事の影響でブレーカーが落ち、停電した際にLANDISKの電源が切れてしまいました。ブレーカーを上げ、事務所の電気が点くようになったため、LANDISKの電源を入れ直し、再起動してみましたが、STATUSランプが緑色で点滅している状態でLANDISKにアクセスができないトラブルが発生しました。取り扱い説明書を読むと、内部処理の実行中はLANDISK本体のSTATUSランプが緑点滅となるため、しばらく待つようにとの記載を見つけました。しかしながら、1日経過してもSTATUSランプが緑点滅のままでLANDISKにはアクセスができない状況が続いています。LANDISKの電源を切ろうとしましたが、正式な電源を切る手順が行えなかったため、強制的に電源を切りました。そのあと、再度LANDISKの電源を入れましたが、半日経過してもSTATUSランプが緑点滅のままで相変わらずLANDISKにはアクセスができない状態です。突然の停電でLANDISKが壊れてしまったのではないかと推測しています。アクセスができなくなったLANDISKには複数の部署のデータが保存されており、業務への影響が非常に大きいため、復旧をお願いいたします。
復旧作業の結果お預かりさせていただきましたI-O DATA製のNAS、LANDISK(HDL2-X6)は、ブレーカーが落ちたことで生じた急な停電によって1番のHDDに物理障害が発生し、RAID0として認識できなくなっている状態でございました。そのため、物理障害が発生しているHDDに対して、ヘッドの交換・調整をクリーンルーム内で複数回行うことで、お客様の希望されていたデータを復旧させていただきました。
LinkStation(LS210D0201)の電源ランプが赤色に点滅してNASにアクセスできない|事例・実績
機種・機器の型番:
BUFFALO(バッファロー) LinkStation LS210Dシリーズ LS210D0201 ドライブベイ数:1 HDD:2TB DTCP-IP DLNA /内蔵HDD:WESTERN DIGITAL WD Green WD20EZRX-00D8PB0 2TB Serial ATA600 キャッシュ:64MB アイドル時:5.5W リード/ライト時:6W スリープ時:0.8W スタンバイ時:0.8W
ご申告の症状・障害内容LinkStation(LS210D0201)を長年、使用していましたが、数日前からNASにアクセスができなくなりました。LinkStation本体の電源ランプを見ると赤色に点滅している状況です。NAS Navigator2を開いたところ、LinkStation自体は認識しているように見えますが、WEB設定画面を開くことができません。LinkStationの設定情報を出荷時に戻す初期化も試みましたが、共有フォルダにアクセスができない状況が続いています。電源ランプが赤色点滅になり、アクセスができなくなったLinkStation内にはデジカメやスマートフォンで撮影した家族の写真や動画が5年分保存されており、近々、データの整理を行いたいと考えていたところでトラブルが発生しました。LinkStationの電源ランプが赤色で点滅している状態は見ていて不安にかられたため、現在はNAS本体の電源は切っています。時間は急ぎませんので、アクセスができなくなったLinkStationからデータを復旧していただけると助かります。
復旧作業の結果お送りいただきましたLinkStation(LS210D0201)は、内蔵HDDに物理障害が発生したことが原因となり、共有フォルダが開けなくなっている状況でございました。LinkStation内でデータが保存されているHDDは物理障害が発生していましたが、クリーンルーム内でHDD内のヘッドの交換や調整を繰り返し行いました。その結果、お客様の希望される家族の写真データや動画など、LinkStationに保存されていたデータのほぼ全てを復旧することができました。
TeraStationのERRORランプが赤点灯・エラーコードE04が表示されてアクセスができない|事例・実績
機種・機器の型番:
バッファロー製NAS TeraStation TS-XL/R5シリーズ TS-X2.0TL/R5 ドライブベイ数:4 RAID 0/1/5/10 HDD:2TB /内蔵HDD:WESTERN DIGITAL WD Blue WD5000AAKX-00ERMA0 500GB 7200rpm キャッシュ:16MB Serial ATA600 アイドル時:6.1W リード/ライト時:6.8W スリープ時:0.7W スタンバイ時:0.7W
ご申告の症状・障害内容RAID5を構成しているバッファロー製のNAS、TeraStation(TS-X2.0TL/R5)内の共有フォルダにアクセスができなくなったので、TeraStation本体を確認したところERRORランプが赤く点灯しており、液晶ディスプレイには「SYSTEM Error E04 Can't Load Krnl!」というエラーコードが表示されていました。そのため、TeraStation本体を再起動すればERRORランプが消えるかもと思い、再起動を数回試しましたが、問題は改善せず、ERRORランプは赤く点灯したまま・液晶画面にもE04が表示されたまま・共有フォルダへアクセスはできないままの状態が続いております。TeraStation(TS-X2.0TL/R5)は使用期間が10年以上経過しているため、経年劣化や機器の故障が疑われる状況です。複数の従業員が共有データの保管場所として今回、ERRORランプが赤点灯・E04エラーが出たTeraStationを利用しており、他にバックアップも作っていなかったため、大変困っております。10年以上、TeraStationを使用していたことから蓄積していたデータも膨大です。このままTeraStationからデータが取り出せないと業務に大きな支障が出てしまいますので、できる限り全てのデータを復旧していただけますよう、お願いいたします。
復旧作業の結果お送りいただきましたバッファロー製のNAS、TeraStation(TS-X2.0TL/R5)は、経年劣化などで内蔵HDDに物理障害が発生しておりました。そのため、障害の発生しているHDDに対してクリーンルーム内でヘッドを交換・調整を繰り返した結果、お客様の希望される10年以上の蓄積されたデータを復旧することが出来ました。
QNAP製のNAS(TS-453 Pro)がSYSTEM BOOTINGを繰り返して共有フォルダへアクセスできない|事例・実績
機種・機器の型番
QNAP TS-453 Pro RAID 0/1/5/5+hot spare/6/10 ドライブベイ数:4 SSD対応 DLNA /内蔵HDD:東芝 MD04ACA400 4TB 7200rpm Serial ATA600 キャッシュ:128MB
ご申告の症状・障害内容週明けの出社時、QNAP製のNAS(TS-453 Pro)の共有フォルダへアクセスができませんでした。サーバールームでNASを確認すると液晶ディスプレイの表示が「SYSTEM BOOTING >>>>」を繰り返している状況でした。2,3回再起動したり、NAS本体の後ろのリセットボタンを押してみましたが起動しない状況です。複数の部署のデータが集約されているNASですので業務へ多大な影響が発生しております。できる限り早急に復旧をお願いします。
復旧作業の結果お送りいただきましたQNAP製のNAS(TS-453 Pro)は、QNAP本体と内蔵のHDDに障害が発生しておりました。物理障害が発生しているHDDのヘッド交換・調整を繰り返し行い、仮想的にRAID5を構築し、お客様の希望される業務データを最短で全て復旧することができました。
LAN DISK(HDL-TA2)のPOWERランプが赤く点滅してログインできない|事例・実績
機種・機器の型番:
IODATA製NAS LAN DISK HDL-TAシリーズ HDL-TA2 ドライブベイ数:1 2TB 1GbEポート(RJ-45):1 DLNA /内蔵HDD 東芝 DT01ABA200 2TB 5700rpm Serial ATA600 キャッシュ:32MB アイドル時:3.3W リード/ライト時:4.7W スリープ時:1W スタンバイ時:1W
ご申告の症状・障害内容IODATA製のNAS、LAN DISK (HDL-TA2)にログインできないためLAN DISK本体を見たところ、正面のPOWERランプが赤く点滅していました。IODATAのサイトを確認しましたが、電源を入れ直すことで改善されることがあると書かれていたので、電源の入り切りを繰り返し行いましたが、改善しませんでした。LAN DISK本体のPOWERランプは赤く点滅したままでログインできない状態が続いています。IODATAのサイトには、POWERランプが赤く点滅する時にはHDDが故障している可能性があるため、HDDの交換か修理を検討するようにと記載がありました。LAN DISK本体の修理よりもLAN DISK内のデータの保全が優先で復旧業者を探して御社に辿り着きました。POWERランプが赤く点滅してログインができなくなったLAN DISKは約6年間使用しており、経年劣化が原因ではないか?とも考えています。そのため、自分で色々いじると状態が悪化しそうで怖かったのもあり、電源の入り切り以外は行っていません。ただ、何回も電源の入り切りを行ってしまったので、結果的には悪化させてしまったかもしれません。持ち込みしますのでランプが赤点滅になってログインができなくなったLAN DISKからデータの救出を優先して対応いただきたいです。よろしくお願い致します。
復旧作業の結果お持ち込みいただきましたIODATAのNAS(LAN DISK HDL-TA2)は、お客様のご認識通り、経年劣化などによってデータが保存されているHDDに物理障害が発生している状況でございました。また、電源の入り切りを繰り返されたことでHDDに対して高負荷がかかり、障害は悪化してしまっておりました。大変重度の物理障害が発生している状況でございましたが、HDD内のヘッドの交換、調整を複数回実施することでお客様が希望されていたデータを復旧することができました。
Synology製のNAS(DiskStation DS216j)のSTATUSランプがオレンジ色に点灯してアクセスできない|事例・実績
機種・機器の型番:
Synology DiskStation DS216j ドライブベイ数:2 RAID 0/1/Synology Hybrid RAID DLNA /内蔵HDD WESTERN DIGITAL WD Blue WD30EZRZ-00Z5HB0 3TB CMR 5400rpm Serial ATA600 キャッシュ:64MB
ご申告の症状・障害内容Synology製のNAS(DiskStation DS216j)をRAID0で運用していました。Synology製のNAS、DiscStationはかれこれ2年くらい使用していましたが、騒音が気になったため使用を止め、電源を切って保管していました。先日、このSynology製のNASに保存していた過去の写真や動画が必要になったため、NAS本体の電源を入れたところ、ピーピーピーと電子音が鳴り、STATUSランプがオレンジ色に点灯してデータへアクセスができない状況になってしまいました。STATUSランプは以前は本来は緑色で点灯していたと記憶しています。その時にはNASへのアクセスは問題が無い状態で、電源を切ったと思います。音が気になって使用を止めていたNASですが、壊れてしまったようです。マニュアルやホームページの内容を確認したところ、STATUSランプがオレンジ色で点灯する状態はHDDに異常が発生したことを示しているようでした。今までランプがオレンジ色になったことはありません。アクセスができなくなったSynology製のNASの中にはスマートフォンやデジカメで撮影した写真や動画が多数、保存してあり、NASのデータが無くなってしまうのは、非常に困ってしまいます。時間はかかっても構いませんので、STATUSランプがオレンジ点灯になってしまったSynology製のNASからデータの復旧をお願いします。
復旧作業の結果お送り頂いたSynology製のNAS(DiskStation DS216j)は、RAID0を構成していた内蔵のHDD2台の内の1台に物理障害が発生している状況でございました。そのため、弊社のクリーンルーム内にてSynology製のNASの開封、HDD内のヘッド交換・調整を複数回行うことで、お客様の希望されていた写真や動画データを復旧することができました。
LinkStation(LS510D0201G)のランプが赤点滅、E16が出てアクセスできない|事例・実績
機種・機器の型番:
BUFFALO(バッファロー) LinkStation LS510DGシリーズ LS510D0201G ドライブベイ数:1 1GbEポート(RJ-45):1 2TB DTCP-IP DLNA /内蔵HDD:東芝 P300 HDWD120XZSTA 2TB 7200rpm キャッシュ:64MB SATA 6.0Gb/s
ご申告の症状・障害内容LinkStation にアクセスができなくなったため、LinkStation(LS510D0201G)本体を確認したところ、電源ランプが赤色に点滅する状態が繰り返されていました。バッファローのマニュアルを見たところ、通常は白色で点灯しているはずの電源ランプが、赤く点滅を繰り返しており、エラーが発生した印であることがわかりました。エラーコードはLinkStationの赤ランプの点滅回数では判別ができなかったため、NAS Navigator2を開いたところ、NAS Navigator2上にエラーコード、E16(ドライブが見つかりません。)が表示されていました。電源ランプが赤く点滅してNAS Navigator2 にE16が表示されるLinkStationには長年のデータが蓄積されているものの、他にバックアップを取っていませんでした。急ぎで取り出して欲しいデータはほとんどありませんが、不定期に必要となるデータが多く含まれているため、データの復旧をお願いしたいです。LinkStation、LS510D0201Gのランプが赤点滅になる、エラーコードE16が表示される心当たりは無い状況です。LinkStationにアクセスができなくなってランプが赤く点滅する状態のままにするのは怖かったので、エラーコードE16の表示を確認してからは本体の電源は切っています。持ち込みする時間が取れないため、郵送しますので見積から対応いただきたいです。
復旧作業の結果お送りいただきましたバッファロー製のNAS、LinkStation (LS510D0201G)にエラーコード、E16が表示されたのは、内蔵HDDに物理障害が発生して認識できなくなっていることが原因でございました。そのため、アクセスができない・電源ランプが赤点滅になるLinkStationからデータを復旧するためにクリーンルーム内でHDD内のヘッド交換・調整を繰り返し行いました。その結果、お客様の希望されるほぼ全てのデータを復旧させていただきました。
Synology製のNAS(DiskStation DS416play)のボリュームがクラッシュしてアクセスできない|事例・実績
機種・機器の型番:
Synology DiskStation DS416play ドライブベイ数:4 RAID 0/1/5/6/10/Synology Hybrid RAID DLNA /内蔵HDD WESTERN DIGITAL WD Blue WD60EZAZ-00SF3B0 6TB SMR 5400rpm Serial ATA600 キャッシュ:256MB アイドル時:3.1W リード/ライト時:4.8W スリープ時:0.6W スタンバイ時:0.6W
ご申告の症状・障害内容Synology製のNAS(DiskStation DS416play)をSynology Hybrid RAID(SHR)で使用していました。事務所を移転する際にこのSynology製のNASの電源を切って引っ越し作業を行い、移動先でNASを設置、電源を入れて起動させましたが、ファイルシステムエラーが発生して、ボリュームがクラッシュしてしまいました。事務所の移転前にNASの電源を切ろうとしたところ、うまくいかなくてシステムシャットダウン中に電源ケーブルを抜いてしまったことが原因では無いかと懸念しております。SynologyのNASはドライブエラーも発生している状況です。業務データにアクセスができないのは困るため、メーカーに相談したところ、ドライブエラーが原因のボリュームクラッシュは修復できないとの回答を頂いています。このままSynologyのNASに保存しているデータが取り出せないと業務に支障が出続けてしてしまいます。筐体ごと発送しますので、ボリュームがクラッシュしてしまったSynology製のNASから可能な限りのデータを復旧していただけますようお願い致します。
復旧作業の結果発送頂いたSynology製のNAS(DiskStation DS416play)につきましては調査の結果、ボリューム内でデータの損傷が確認されました。この損傷により、ファイルシステムが正しく機能せず、アクセスができなくなった可能性が高い状況でございました。損傷の原因は、Synology製のNASに搭載されているHDDに物理的な障害が生じたためと判断がつくものです。そのため、Synology製のNAS本体から内蔵HDDを取り外し、クリーンルーム内でHDDのヘッド交換・調整を複数回実施することで、お客様のご希望に添ったデータを復旧することができました。
バッファローのTeraStation(TS-H6.0TGL/R5)にエラーコードE15が表示され、その後アクセスができない|事例・実績
機種・機器の型番
BUFFALO TeraStation TS-HTGL/R5シリーズ TS-H6.0TGL/R5 RAID 0/1/5/10 ドライブベイ数:4 6TB /内蔵HDD Western Digital WD RE4 シリーズ WD2003FYYS-02W0B1 2TB 7200rpm Serial ATA300 キャッシュ:64MB アイドル時:8.1W リード/ライト時:10.7W スリープ時:1.5W スタンバイ時:1.5W
ご申告の症状・障害内容バッファロー製のNAS、TeraStation(TS-H6.0TGL/R5)をRAID5で利用していました。共有フォルダ内のフォルダやファイルを開くのに時間が掛かる問題が発生したため、TeraStation本体を確認したところ、TeraStationの前面の液晶ディスプレイに「HD3 Error E15 Many Bad Sectors」と表示されていました。メーカーのホームページを確認すると、これは「3番のハードディスクの不良セクタが危険な範囲に達しました。」というエラーコードであることが分かりました。新しいハードディスクに交換した後、RAIDの再構築(リビルド)作業を試みましたが、途中で4番のハードディスクにもエラーが発生し、TeraStationへのアクセスが不可能になってしまいました。これまでTeraStation内のハードディスクにエラーが表示されるたびに新しいハードディスクに交換していましたが、3番と4番のハードディスクは記憶を遡ると10年前に交換したのが最後だと思います。RAIDの再構築によって完全にハードディスクが壊れたか、10年も使っていたら経年劣化もあるかなと考えております。TeraStationはこの通り、長い間使用していたため保存されているデータ量も多いものです。今までハードディスクを交換して使えていたことからTeraStation内のデータは他にバックアップを取っていませんでした。E15のエラーコードが表示され使えなくなったTeraStationには研究記録が多く保存されています。TeraStation内の蓄積された研究記録のデータが失われると大変困る事態に陥ってしまうため、エラーコードが表示されアクセスができなくなったTeraStationから全てのデータを復旧していただければ助かります。時間はかかっても大丈夫です。
復旧作業の結果送付いただきましたTeraStation(TS-H6.0TGL/R5)は、3番と4番のハードディスクが故障している状態が確認されました。経年劣化の影響により、ハードディスクのヘッドが損傷しており、比較的障害が浅いと判断された4番のハードディスクに対してヘッド交換や調整を複数回行いました。その後、故障したハードディスクから回収された01DATAと残りの1番と2番のハードディスクで仮想的にRAID5を構築し、お客様の希望に添える形で研究記録のデータを復旧いたしました。