LANDISKに接続できない・アクセスできない時の対処方法

LANDISKに接続できない・アクセスできない時の対処方法

会社の部署内や家庭内でデータの共有にI-O DATA製のLANDISK(ランディスク)を使用されている方も多いのではないでしょうか。LANDISKなどのNASはパソコンやタブレット、スマートフォンなどの異なる端末から同時にフォルダやファイルへのアクセスができ、同じタイミングで使用やデータ保存も可能となる便利な記録装置の1つです。その一方でLANDISKに接続できない・アクセスができない・起動しないなどのトラブルが発生してしまった時には一人だけではなく複数人に影響が出てしまい、業務への支障が大きくなってしまうことも起こりえます。ここでは、I-O DATA製のLANDISK(ランディスク)に接続できない・データにアクセスができないトラブルが発生した時に早く問題が改善できるよう、エラー内容や対処方法などを紹介していきます。

LANDISKに接続できない・アクセスできない時の症状は


LANDISKに接続できない・アクセスできないといったトラブルが生じる時には下記のような症状が発生していることが多いものです。

  1. LANDISKが起動しない
  2. NASにアクセスできない
  3. 共有フォルダにアクセスができない
  4. エラーメッセージが表示される

1.LANDISKが起動しない
通電しているのにLANDISKが起動しない・アクセスランプが点いている状態なのに動かないなど、NASが起動しない場合にはLANDISKに内蔵されているハードディスク(HDD)の故障や内部部品が壊れてしまっていることが多く、注意が必要です。内蔵HDDや部品の故障の他にLANDISK本体・筐体の故障が原因で起動しないといった症状が発生することも起こりえます。

2.NASにアクセスできない
複数のパソコン(Windows/Mac)やタブレットなどの端末からLANDISKに接続できない際にはランディスク本体に何かしらの障害が発生してしまっていることが推測されるものです。複数のパソコンや端末からランディスク・NASにアクセスできないトラブルが生じている場合には下記にて対処方法を紹介しています。

↓NASにアクセスできない状況でお困りの方はこちら

3.共有フォルダにアクセスができない
パソコンのOSをWindows10にバージョンアップした後、今まで使えていたLANDISKに接続できない・共有ファイルやフォルダにアクセスできないといった症状が出ることがあります。ネットワーク上に不具合が生じてしまった場合やセキュリティ上の問題・古いプロトコル(SMBプロトコル)が原因で共有フォルダにアクセスができないといったトラブル発生に繋がることも起こりえます。ネットワーク設定やSMB(Server Message Block)設定、セキュリティ設定を行うことで問題が早期に解決できることも少なくありません。(SMBとは、LAN接続上でファイル共有やプリンター共有のための通信プロトコルのことで、主にWindowsのパソコンで使われています。)

↓共有フォルダにアクセスできない状況でお困りの方はこちら

4.エラーメッセージが表示される
LANDISKにトラブルが生じると様々なエラーメッセージが表示されます。普段、見慣れないエラーが表示されNASに接続できない・共有フォルダやファイルにアクセスができないなどのトラブルが発生した際には不安を感じたり、慌ててしまったりすることも多いものです。まずは、エラーの種類を確認して慎重に対応していくことが重要となります。

LANDISKに接続できない・アクセスできない時の対処方法


LANDISKに接続できない・アクセスができない時の対処方法を紹介

  1. LANDISKの状態を確認する
  2. 接続台数を確認する
  3. 端末を確認する
  4. ネットワークを確認する
  5. 電源の入り切りを試す
  6. HDDの状態を確認する
  7. ファームウェアを更新する
  8. 復旧業者に相談する

1.LANDISKの状態を確認する

LANDISKに接続できない・アクセスができない等の問題が生じた時にはNAS本体の状態を確認しましょう。

  1. LANDISKのランプの色、点灯の仕方
  2. LANDISKのケーブル・電源コードの接続具合
  3. 異音や動作音

LANDISKに接続できない等の問題が生じた時には本体のアクセスランプの点灯は正常か(赤点灯や赤点滅になっていないか)・電源コードは正しく差し込まれているか・機器の内部から異音が発生していないかを確認しましょう。 会社や部署の引っ越しの後など、機器の設置場所を変えた場合には接続トラブルが発生しやすいものです。

1.LANDISKのランプの色、点灯の仕方
LANDISKのランプが赤点滅・赤点灯になった際にはデータが消失する危険性が高まっている状態であることが多く、注意が必要です。LANDISK内のデータが大事・無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると思った際にはNASの電源を切ることを優先しましょう。

↓LANDISKのランプが赤点滅・赤点灯になった時にはこちらも参照ください。

2.LANDISKのケーブル・電源コードの接続具合
会社や部署の引っ越しの後など、機器の設置場所を変えた場合には接続トラブルが発生しやすいものです。LANDISKに接続できない・データにアクセスができないなどのトラブルが起きた時にはケーブルや電源コードなどが正しく刺さっているか・椅子や机、キャビネットなどによって曲がったり変形していたり、断線していないか等も確認しておきましょう。

3.異音や動作音
NASの中のHDDが故障すると異音が聞こえることもありえます。LANDISKに接続できない・アクセスができない時に「カチカチ」「カタカタ」「カリカリ」「カラカラ」「カツンカツン」「カコンカコン」など異音が鳴る場合や「ピーピー」「ピーポー」「ピッ、ピッ」などのビープ音などが聞こえた時には要注意です。異音が鳴っている時に通電を続ける・再起動や電源の入り切りなど、簡単に試せることを行うだけでもすぐに状態が重篤化していまいます。HDDの機械的な故障が疑われる際には本体の電源を切って、早めにプロのデータ復旧会社に相談することを優先しましょう。また、通電しているはずなのにモーター音などがしない等、普段は聞こえる音が聴こえない場合にも機器の故障が推測されるものです。

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2.接続台数を確認する
会社でLANDISKを使用されている時には接続するPCなどの端末台数も確認しましょう。
・クライアント設定…最大ユーザー数:90
・Windowsパソコン推奨接続端末数:16(同時接続可能台数、制限なし)
・Mac OSパソコン推奨接続端末数:8(同時接続可能台数30)
ネットワークが安定し、同時に運用可能なパソコンなどの端末台数は10台より少ないものです。同時に20台以上の端末から接続を行う場合にはネットワークが安定しないためにNASに接続できない・アクセスができないといったトラブルが生じることがあります。会社内や法人でLANDISKを使用する際には接続する端末台数もチェックしましょう。

3.端末を確認する
LANDISKに接続できない・アクセスができないパソコンがある場合には、1台だけに問題が生じているのか複数のパソコンで同様に問題が発生しているかも確認しましょう。ランディスク本体ではなくクライアントPC(NASサーバーからサービスを受けるパソコンの事)に問題があるケースも考えられるものです。複数の端末・パソコンでランディスクに接続やアクセスができない・NASを認識しない場合にはランディスク側もしくはネットワークに原因があることが推測される状況です。1台のパソコンだけ、LANDISKに接続やアクセスができない際にはセキュリティソフト・セキュリティ設定・無線or有線のアダプターにトラブルが発生していることが原因であると考えられ、LANDISKではなく、接続させたいパソコンやネットワークの設定などを確認する必要が出てきます。

4.ネットワークを確認する

LANDISKに接続やアクセスできない・メールやインターネットを見ることにも障害が出ているなど、複数台の端末で同時に不具合やトラブルが発生している時にはネットワーク(LAN)側に問題が発生してしまっていることが推測されるものです。ハブやルーターの故障・有線ネットワークケーブルの断線などでトラブルが発生することもあります。複数の端末で同時にトラブルが発生した時にはLANDISK本体だけでなく周辺機器もチェックしましょう。
※LANDISKに接続できない・アクセスができない等のトラブルが生じた際には多くの場合で内蔵HDDが故障、損傷したことによって症状が引き起こされている事が多いものです。基板や電源部分が故障したことが原因で症状が起きていることもありえます。どちらの場合も個人で対応することは難しい状況に陥っているため、LANDISK内のデータが大事・費用を抑えて復旧したい・早く使えるように戻したいと少しでも考えた場合にはNAS本体の電源を切ることから始めましょう。LANDISKを数年使っている・機器にホコリや塵が溜まっている・停電があった・落雷の影響を受けた等で機器に障害が発生してしまうケースも多いものです。これはNAS(I-O DATA製のLANDISK ・buffalo製のTeraStation(テラステーション)・LinkStation(リンクステーション))に限らず、RAIDを組んでいる機器)全体で起こりえる為、何かしら症状やトラブルが出た時には、心当たりが無いか・原因として考えられる事象は無かったかも思い出しましょう。停電や落雷などが起きていなくとも1年以上運用していれば経年劣化・自然故障などによって、直前まで問題なく使えていたLANDISKに接続ができない・アクセスができない・起動しない等、様々な症状が出て使用ができなくなることも多く起こりえるものです。

5.電源の入り切りを試す
LANDISKに接続やアクセスができないといったトラブルが生じている時に簡単に試せる復元方法はLANDISKの電源を一度切って、再度入れ直す方法が挙げられます。しかしながら、LANDISKに接続できない・アクセスができない原因が内蔵HDDの故障によって引き起こされている場合には電源の入り切りや再起動を行う事はデータ消失に繋がる危険な操作であることも認識しておく必要が出てきます。電源の入り切りなど簡単に試せることを行うだけでディスクに致命傷を与えてしまい、データの復旧・取り出しが困難になる・データが永遠に失われる事態に陥ってしまう事も多く起こりえるものです。データが消えても良い・どうしても自分で改善できるか試したい場合にのみ電源の入り切りや再起動を試しましょう。1回電源の入り切りを試した後もLANDISKに接続できない・アクセスができない状態が解決できなかった場合には機器に発生してしまっている障害が重度であることや軽度であっても物理障害が生じていることが推測されるものです。LANDISK内のデータが大事・無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合には機器の電源を切ってケーブルを抜き、通電されないようにすることが重要です。使用や操作を続けることをしないようにしましょう。何度も電源の入り切りや再起動を行ってしまうと状況が悪化し、後悔する結果に繋がってしまいます。

↓LANDISKからデータを取り出したいと考えた時はこちらも参照ください。

6.HDDの状態を確認する


LANDISKに接続ができない・アクセスができなくなった際には内蔵HDDが故障したことが原因であることが多いものです。HDDの状態を自分で確認したい場合にはNASからHDDを取り外して直接パソコンに接続する方法が挙げられます。

・ランディスクに内蔵されているHDDの状態確認を行う方法例
1.HDDをUSBの外付けケースに入れて直接、パソコンと接続させる
2.SATAケーブルを使ってパソコンに接続する

・NASに搭載されているHDDをパソコンに接続する際の注意点

  1. ファイル形式が違う
  2. フォーマットする必要があります。等のエラーメッセージが出ることもある
  3. 状態が重篤化することも多い
  4. HDDをNASに戻した際にRAID構成が崩れる・データが上書きされることも多い
  5. 異音がする・動作音がしない時にはNASからディスクを取り外してはいけない

1.ファイル形式が違う
NASに内蔵されているHDDはファイル形式(ext2等)の違いから直接、パソコンに接続しても中に保存しているファイルやフォルダにはアクセスができない・データの中身を見ることができない状態のため注意が必要です。
※HDDのアクセスが可能なOSには制限がありますが、OSがLINAXの場合は使用が可能です。
OSがWindowsのパソコンを使用されている方はランディスク内のHDDを直接パソコンに接続した際、管理画面上でハードディスクが認識された時には「GPT保護パーテーション」等と表示が出ます。この状況ではファイルシステムは認識不可能なものとして判断されデータの中身を見る事はできません。この状態でファイルシステムを変更してしまったり、何かしら操作を行ってしまったりすると状況が悪化し、復旧が難しくなってしまうケースにも繋がります。

2.フォーマットする必要があります。等のエラーメッセージが出ることもある
LANDISKなどのNASに内蔵されているHDDを直接パソコンに接続した際には「フォーマットする必要があります。」「フォーマットしますか?」「フォーマットされていません。」などのエラーメッセージが表示されることが多いものです。慌ててフォーマットしてしまうとランディスクに保存していた全てのデータが消えてしまう為、注意しましょう。HDDを取り外さなくてもフォーマットに関するエラーメッセージが出る事も多く、その際にもフォーマットしないように注意が必要です。

3.状態が重篤化することも多い
NASの中のHDDを取り外し、パソコンに接続する行為自体がディスクに致命傷を与えることも多いものです。ランディスクに保存しているデータが大事・無くなったり取り出しができなくなったりしたら困る・早く直したい・費用を抑えて復旧したい等、一つでも頭に浮かんだ時には、HDDの状態確認は行わないようにしましょう。HDDをランディスクから取り外し、直接パソコンに接続したせいで状況が重篤化し、本来なら復元可能だったものが復旧不可能な状況に陥ってしまうことも少なくありません。どうしてもHDDの状態を確認したいと思った時には作業を進める前にプロのデータ復旧業者に相談してから進めましょう。間違いがありません。

4.HDDをNASに戻した際にRAID構成が崩れる・データが上書きされることも多い
パソコンにLANDISKから取り外したHDDを直接、接続した後にハードディスクが認識されていることが確認できた場合には速やかに元の位置に戻しましょう。しかしながら、HDDが少しでも故障・損傷していた場合にはNASからHDDを取り外して元の位置に戻すと自動的にRAIDのリビルド(再構築)がかかり、RAID構成が崩れる他、データが上書きされるなど、取り返しのつかない状況に陥ってしまう事も多く起こりえるものです。LANDISKからデータを復旧・取り出したいはずが逆の結果に直結することも多く、注意が必要です。そのため、LANDISKに接続ができない・アクセスができないなどのトラブルが出た際に早く問題を解決したい・確実にデータを復旧したい方は安易にHDDを取り外して状態を確認する作業は進めない方が良いものです。

5.異音がする・動作音がしない時にはNASからディスクを取り外してはいけない
LANDISKから異音がする・ビープ音が聞こえる・動作音がしない時にはHDDの状態確認を進めることは避けましょう。すでにディスクに重篤な障害が発生しているサインとなります。無理に操作や作業を進めることは後悔する結果に直結してしまいます。

・HDDがパソコンで認識しない時には
HDDがパソコンで認識しない場合には、異音が鳴っていない状況でも物理的な障害や故障が発生してしまっていることが推測されるものです。一刻も早くプロのデータ復旧業者に相談することを検討しましょう。データが消失する危険性が高まっている状態となります。

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7.ファームウェアを更新する
LANDISKに接続できない・アクセスができない状況になった際には、ファームウェアのアップデートを行う事も対処法の1つとして挙げられます。

・ファームウェアのアップデートが実施可能な前提条件

  1. 上記項目でハードディスクが故障しておらず認識されている
  2. LANDISKに内蔵されているHDDが1台でRAIDを構築していない

前提条件を満たす場合にはファームウェアのアップデートを行ってみる事でトラブルの解決が見込めます。しかしながら、複数のハードディスクを使ってRAIDを構築している場合にはファームウェアのアップデートは行わない様にした方が良いものです。ファームウェアのアップデートを行う事でRAID崩壊が起きてしまうことも多く、ひとたびRAID崩壊が発生してしまうとデータが壊れてしまいデータの復旧自体が難しくなってしまうケースに直結してしまいます。ランディスクなどのNASを運用している場合にはRAIDを構築していることがほとんどで、ハードディスクに何かしらの障害が発生していることが懸念される時にはファームウェアのアップデートは行わないようにしましょう。問題が解決されないばかりか状況の悪化を招いてしまいます。少しでも困った時には操作を行う前に専門業者に相談することを優先しましょう。

JBOD (ジェイボド)でNASの実装を行っている場合もRAIDの構築を行っている時と同様に注意が必要です。RAIDとは複数のハードディスクの組合せによって1つのドライブのように認識させる技術のことです。JBOD (ジェイボド)とはJust a Bunch Of Disksを略したもので、複数のハードディスクを連結することで容量を合計でき、大容量での利用が可能となる技術のことです。JBODはスパニングとも呼ばれています。RAID0を除いてRAIDは容量が少なくなっても信頼性や冗長性の確保のために使用されるのに対し、JBOD (ジェイボド)は容量を大きく取ることを目的としており信頼性や冗長性の確保は考えない作りとなっています。構成の仕方は似ていていますが、使用目的は正反対となるものです。このJBOD (ジェイボド)にてNASを構成している場合にもファームウェアのアップデートは行わないようにしましょう。

8.復旧業者に相談する
LANDISKに接続できない・共有フォルダにアクセスできない・NASが起動しない等のトラブルが起きた際には慌ててしまうことも多いものです。保存しているファイルやフォルダが大事・無くなったり、取り出しができなくなったりしたらと困る・業務への支障を最小限に留めたい・早く元のように使えるように直したい・料金が気になる・費用を抑えたいなど一つでも当てはまる場合には余計なことをせずにプロのデータ復旧・修理業者に相談することを検討しましょう。メーカーや購入店に依頼した場合には主に修理やディスクの交換作業を行っているため、中に入っているデータは保証されず、データは初期化される対応となるか新しいディスクに交換されて、データは消えた状態で機器が戻ってくることになります。また、手元に戻ってくるまでに数週間から数か月単位で時間を要する事やデータの復旧対応を行っていたとしても軽度の論理障害にしか対応がされておらず、後から復旧ができないと返却されることも多く起こりえるものです。LANDISKの状態が悪化し、復旧困難な状況に陥って戻ってくることもありえます。LANDISKへ接続ができない・アクセスができない等の症状が出た際にはデータ復旧の専門業者に連絡した方がすぐに問題が解決され、費用も抑えられるものです。使っているLANDISK等のNASに何かしらの症状が出た際には一旦作業を止めて、プロのデータ復旧業者に相談することを優先しましょう。

LANDISKに接続できない時に表示されるエラーメッセージの種類


LANDISKに接続できない・アクセスができない等のトラブルが発生した時には下記のようなエラーメッセージが表示されていることが多いものです。まずは、どのようなエラーが表示されているのか確認することから始めましょう。

  1. 「ネットワークエラー」
  2. 「¥¥192.       にアクセスできません」
  3. 「名前のスペルを確認しても問題がない場合は、ネットワークに問題がある可能性があります。ネットワークの問題を識別して解決するには、[診断]をクリックします。」
  4. 「ネットワーク名が見つかりません。」
  5. 「安全ではないためファイル共有には接続できません。」
  6. 「組織のセキュリティポリシーによって非認証のゲストアクセスがブロックされているため、この共有フォルダにアクセスできません。」
  7. 「エラーを特定できません」
  8. 「LAN DISKコネクト警告」
  9. 「LAN DISKが見つかりましたが、パソコンとセグメントが異なるためLAN DISKと通信できませんでした。」
  10. 次に表示される「IP設定」画面から、LAN DISKのIPアドレスを変更してください。
  11. 「LAN DISKと通信できませんでした。IP設定を先に行ってください」
  12. 「¥¥landisk         が見つかりませんでした。ネットワークに問題がないかご確認ください。」
  13. 「このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。アクセス許可があるかどうかこのサーバーの管理者に問い合わせてください。」
  14. 「同じユーザーによる、サーバーまたは共有リソースへの複数のユーザー名での複数の接続は許可されません。サーバーまたは共有リソースへの以前の接続をすべて切断してから、再試行してください。」
  15. 「指定されたサーバーは、要求された操作を実行できません。」
  16. 「指定されたネットワークパスワードが間違っています。」または「ユーザー名またはパスワードが正しくありません」
  17. 「指定されたログオン セッションは存在しません。そのセッションは既に終了している可能性があります。」
  18. 「指定されたネットワーク名は利用できません。」

発生しているエラーのメッセージが上記の中で見つからない時には「MagicalFinder」をインストールしてみましょう。MagicalFinder(マジカルファインダー)とは、I-O DATA製のLANDISKなどネットワーク機器において、ブラウザの設定画面やIPアドレスの設定画面を表示し、各ネットワーク設定ができるソフトです。問題を示すエラーが上記に無い場合はこのソフトを使って再度、アクセスしてみましょう。

※LANDISKの使用中、もしくは使おうとした際にエラーメッセージが出て接続ができない・中のデータにアクセスができないなどのトラブルが発生した場合にはLANDISKおよびデータが保存されているHDDが物理的に故障していることが多く、無闇にアクセスを繰り返すと状態が重篤化し、データが消失するリスクが高まることも多いものです。LANDISK内のデータが大事・無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合には操作や作業を進める前にプロのデータ復旧業者の無料相談を利用することを優先しましょう。後悔する結果になることを防げます。

LANDISKに接続できない・アクセスができない原因は

LANDISKに接続できない・アクセスができない原因を紹介します。

・LANDISKのデータが失われる危険が高い原因例
LANDISKに接続ができない・アクセスができない時にデータが消失する危険性が高い原因は下記の通り。

  1. 内蔵HDDの故障
  2. 基板や電源部分の故障
  3. RAID構成トラブル
  4. 経年劣化
  5. 不良セクタの多発
  6. 停電・落雷・台風・豪雨・地震・大雪など自然災害の影響
  7. 衝撃や振動が加わった

※LANDISKなどのNASは稼働時間が長い・内蔵HDDも消耗品の1つであることからある日突然、接続ができない・共有フォルダにアクセスができない・起動しないなどのトラブルが生じることがあります。通常通りに使えなくなった際には機器自体が故障している・データが保存されている内蔵HDDが損傷していることが大半であるため、データを無くしたくない・早く問題を解決したい・費用を抑えてデータを救出したいと考えた場合にはプロのデータ復旧業者に相談することを優先しましょう。通電し続ける・電源の入り切りや再起動を行うだけでも状態が重篤化し、データの復旧・復元自体が困難となる状況に陥ってしまうことも起こりえるものです。

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・LANDISKの設定上の問題が原因だと考えられる例
LANDISKに接続ができない・アクセスができない時に設定上の問題が原因であることが予測される例は下記の通り。

  1. ネットワーク上の問題
  2. LANDISKに接続しているPC側の問題
  3. セキュリティ設定の制限
  4. プロキシの影響
  5. 通信に必要なポートが開いていない
  6. セキュリティソフトの影響

※項目1では、ランディスクがインターネットに接続されていない状態である他、ルーター・ハブ・ケーブル類がしっかり刺さっていないなどの接続トラブルが生じていることが推測されるものです。
※項目2では、パソコン側の動作が不安定・故障していることが原因でLANDISKに接続ができない・アクセスができない状況に陥ってしまうこともありえます。しかしながら、複数のパソコンからLANDISKに接続ができない・アクセスができない状態であればLANDISKおよび内蔵HDDが故障している事が多く、慎重な対応が求められるものです。データが無くなったり復旧ができなくなったりしたら困ると考えた場合には一刻も早くプロのデータ復旧業者に相談することを優先しましょう。
※購入したばかりのランディスクに接続ができない・1台のパソコンだけからアクセスができないなどのトラブルが出た時には「設定上の問題」、「パソコンのセキュリティ設定によって共有フォルダへのアクセスがブロックされている」、「パソコンとLANDISKのネットワークセグメント・ネットワークのグループが異なっている」、「異なるアクセス権限が設定されている共有フォルダへアクセスを行おうとした」等が原因として考えられるものです。会社で使っているLANDISKに接続ができなくなった際にはNASを管理している部署に問い合わせを行いましょう。購入直後でデータが保存されていないランディスクに接続ができない場合にはメーカーや購入店に問い合わせを行うと対応がスムーズとなります。

LANDISKに接続できない・アクセスできない時にやってはいけない事

ランディスクに接続できなかったり、アクセスができなかったり、機器が起動しないといったトラブルが生じている時には下記のようなことを行わない様に注意しましょう。

  1. 電源の入り切りや再起動を繰り返す・通電し続ける
  2. リセットボタンは押さないように
  3. フォーマットする
  4. バックアップを取る事は危険
  5. データ復元ソフトを使う
  6. どうにか自分でLANDISKや内蔵HDDを直せないかと無理に作業を進める

1.電源の入り切りや再起動を繰り返す・通電し続ける
ランディスクに接続できない・アクセスができない状況になった際には、ハードディスクの故障や内部部品の破損、制御システムの損傷、不良セクタの発生など、様々な原因が考えられるものです。NASやハードディスクなどの記録媒体に問題が起きている時に原因がわからない状態で機器へ通電を続けてしまうと不良セクタが増加し、保存されているデータが破損する・上書きが進む他、ハードディスクや部品に故障が生じている時に電源の入り切りや再起動を行うと機器に致命傷を与え、データが永遠に失われる事態に繋がってしまう事も多く起こりえます。LANDISKに保存しているデータが大事・費用を抑えて復旧したい・早く問題を解決したいと少しでも考えた時には通電を続けない・電源の入り切りや再起動の繰り返しなどは行わず、電源を切ることが最善の方法の一つとなります。

2.リセットボタンを押す
ランディスクの背面にはオレンジ色のボタン(リセットボタン)がありますが、不用意に押さないように注意しましょう。このリセットボタンは問題が生じた時に使用するものではありません。装置を使わなくなった時や初期化、初期設定に戻したい時に使うボタンとなります。データを保存している時には間違って押さないように注意しましょう。押してしまうと保存されているデータは消えてしまいます。

3.フォーマットする
ランディスクに内蔵されていたHDDを取り外し、直接、パソコンに接続した場合やLANDISKを運用中に「フォーマットしますか?」などフォーマットを促すエラーメッセージが表示されることがあります。慌ててフォーマットしないように注意しましょう。フォーマット・初期化作業を行ってしまうと保存していたデータは全て消えてしまいます。

4.バックアップを取る事は危険
ランディスクに症状が出た際に無理にバックアップを取ろうとしたり、ファイルやフォルダの確認を行ったりする事は危険な行為となります。LANDISKに接続ができない・アクセスができないような状態に陥った時にはデータが保存されているHDDが壊れかかっているかすでに故障していることが大半です。そのような時にどうにか作業を続けたい・バックアップが取れるのではないかと機器を動かしてしまうと状態が重篤化し、データの復旧・修理作業の難易度を上げるだけでなく、復旧不可能な状況に繋がってしまうことも多く起こりえるものです。どうしても機器を動かしたいと思った時には操作を進める前にプロの復旧業者に相談してから進めましょう。

5.データ復元ソフトを使う
LANDISKに接続できなくなったりアクセスできなくなったりした時にデータ復元用のソフトの使用は避けた方が良いものです。安易にデータ復元ソフトをダウンロードしたり、スキャン機能を使ったりするだけで状態が重篤化する事やデータの上書きが進む事が多く起こりえるものです。そもそも、復元ソフトは軽度の論理障害が発生している場合にしか対応しておらず、HDDに物理障害が生じている時には使えません。LANDISKに接続できない・アクセスできない等のトラブルが発生してしまった時には論理障害ではなく物理障害がHDDに生じてしまっていることの方が多く、データ復元ソフトを使ってしまうとデータの復旧ができないばかりか復旧不可能な状態に陥ってしまうことも多いものです。データが永遠に失われる事態に繋がることもありえます。どうしても復元ソフトを使ってみたいと考えた時には作業を進める前にプロのデータ復旧業者に相談することを優先しましょう。

6.どうにか自分でLANDISKや内蔵HDDを直せないかと無理に作業を進める
ランディスクやハードディスクは精密機器です。万が一、クリーンルームなどの専用環境以外でHDDの開封や修理作業を進めてしまうと塵やホコリが付着してしまい、データが永遠に失われてしまう危険性が高まってしまいます。人間の手術を専用の手術室で専門知識と高い技術力を持った医師が行うのと同様に、HDDの修理やランディスクの復旧作業は専用の環境で専門知識と高い技術力を持った技術員が作業を行うことで初めて迅速な対応と低価格でのデータ復旧可能となるものです。保存しているファイルやフォルダが大事な方・無くなると困ると少しでも考えた場合には手を止めてプロに任せることを検討しましょう。

↓LANDISKの修理を行いたいと思った時はこちらも参照ください。

LANDISKに接続できない・アクセスできないなどの症状が出た時には専門のデータ復旧業者へ

・データ復旧業者の選び方
LANDISKに接続できない・アクセスができないといった症状が出た際に早く問題を解決したい・費用を抑えて確実にデータを復元したい思った時には最初に相談する復旧業者の選別が重要となります。どこのデータ復旧業者を選べば良いのか悩んだ時には下記の様な項目を確認しましょう。困らずに済みます。

  1. 高度な技術力を持っている(独自技術やAI技術の有無)
  2. データ復旧・復元に要するスピードや対応が早い
  3. データ復旧料金プランや復元費用例がホームページに記載されている
  4. クリーンルームなど専用環境下で復旧・復元作業を行っている
  5. 情報の守秘義務・セキュリティ管理が万全
  6. 復旧実績・復元事例の有無

データの復旧業者や修理会社を選ぶ時にはどこでも良いわけではありません。検索して上に出てきたから・会社から近いから等、あまり考えずに選んでしまうと後悔してしまう結果に直結してしまいます。接続ができなくなったランディスクに重要なファイルやフォルダを保存している・データが無くなったり取り出せなくなったりしてしまうと困る・早く元の様に使えるように直したい・料金が気になる・業務への支障を最小限に留めたい・費用を抑えたいなど一つでも当てはまる時にはデータ復旧のプロ、アドバンスデータ復旧に相談しましょう。アドバンスデータ復旧は1から6の項目、全てを満たしているおすすめのデータ復旧業者です。独自技術やAI技術を持っており、高度な技術力で復旧・復元作業を行うからこそ、迅速な対応と低価格でのデータ復旧サービスを実現しています。NASやRAIDサーバーや外付けHDD・SSD、SDカードやmicroSDカード、CFカード、USBメモリ、パソコン(Windows・Mac・自作)、など、様々な機種に対して復旧・復元実績も多くあり、安心です。

問い合わせ

LANDISK(ランディスク)とは

・LANDISKとは
LANDISKとは、株式会社アイ・オー・データ機器(I-O DATA DEVICE, INC.)製のNASのことです。

・NASとは
NASとは、Network Attached Storage(ネットワークアタッチドストレージ・ネットワーク接続ハードディスク・ネットワークに接続された記録装置)を略してNAS/ナスと呼ばれています。NASはネットワーク上で複数のパソコンやスマートフォン、タブレットなどの端末から直接、接続を行う事やデータを共有する事が可能な機器で、会社内や家庭内で複数人が同時に使用できる外付けハードディスク(HDD)のことです。接続は無線でも有線でも可能でネットワークHDD・ファイルサーバーと呼ぶ人もいます。

NASのメリットとパソコンのファイルシステムの違い

NASを使うメリットはネットワーク上で複数のパソコンやスマートフォン(iPhone・android)、タブレットなどで同時にデータの共有や使用が可能になる点と共有を行うPC等のデバイスのOSの種類が違っていても運用ができる点にあります。

OS例 ファイルシステム例
Windows Me/Windows 98/Windows SE FAT32
Windows XP/Windows Professional/Windows 2000 /Windows 7/Windows 8/Windows 10/Windows 11 NTFS

Mac OS X以降 HFS+

NASを使うデメリットは1つのハードディスクを複数台のPCや機器から読み書きを行うため、その分、ディスクに負荷がかかってしまい壊れやすい点が挙げられます。

・LANDISKの種類一覧
ランディスクは多くの種類とシリーズ展開があります。

種類 シリーズ例
LANDISK HDL-xxxUシリーズ・HDL-xxxURシリーズ・HDL-xxxAVシリーズ・HDL-WxxxUシリーズなど
Giga LANDISK HDL-Gシリーズ・HDL-GXシリーズ・HDL-GXRシリーズ
LANDISK Tera HDL-GTシリーズ・HDL-GTRシリーズ・HDL-GTR2Uシリーズ
LANDISK XR HDL-XR2Uシリーズ・HDL-XRシリーズ・HDL-TM3シリーズ
LANDISK Home HDL4-Gシリーズ・HVL4-Gシリーズ・HDL2-Gシリーズ・HDL-GSシリーズ・HDLP-Gシリーズ
個人向けモデル スタンダードモデル:LAN DISK Cシリーズ・CEシリーズ・CESシリーズ
高機能モデル:HDLP-Sシリーズ・HDL-Sシリーズ・HDL2-Sシリーズ・HDL2-Sシリーズ・HDL-A(H) シリーズ・HDL2-A(H)シリーズ
法人向けモデル WindowsServerを採用したモデルの他、HDL-Z・HDL4-Zシリーズなど

・LANDISKのモデル・型番例
LANDISK・Giga LANDISK・LANDISK Tera・LANDISK XR・LANDISK XV・LANDISK Home以外にも下記のような種類、型番が挙げられます。

種類 型番・シリーズ例
個人・家庭向けNAS PC向け2ドライブモデル:HDL2-AAX・HDL2-TAシリーズ
PC向け1ドライブモデル:HDL-AAX・HDL-TAシリーズ
法人・企業向けNAS(Linuxベース OSモデル) 6ドライブモデル:LAN DISK(HDL6-HAB・HDL6-HA・HDL6-Hシリーズ)
4ドライブモデル:LAN DISK(HDL4-HAEXB・HDL4-XAB・HDL4-HAEX・HDL4-HEX・HDL4-XAシリーズ)
2ドライブモデル:LAN DISK(HDL2-HAB・HDL2-XABシリーズ・HDL2-AAXWBシリーズ)
4ドライブラックマウントモデル:LAN DISK(HDL4-HAB-U・HDL4-XAB-U・HDL4-HA-Uシリーズ・HDL4-XA-Uシリーズ)
1・2ドライブモデル:LAN DISK(HDL2-HA/TM・HDL2-H/TM・HDL2-HA・HDL2-XA・HDL2-H・HDL2-X/TM・HDL2-X・HDL2-AAXW・HDL-AAXWシリーズ)
法法人・企業向けNAS(Windows OSモデル) 4ドライブモデル:LAN DISK(HDL4-Z22SATAB・HDL4-Z22WATAB・HDL4-Z19SI3A-B・HDL4-Z19SATA-B・HDL4-Z19WATA-B・HDL4-Z22SATA・HDL4-Z22WATAシリーズ))
2ドライブモデル:LAN DISK(HDL2-Z22SI3AB・HDL2-Z22SATAB・HDL2-Z22WATAB・HDL2-Z19SI3A-B・HDL2-Z19SATA-B・HDL2-Z19WATA-B・HDL2-Z22SI3A・HDL2-Z22SATA・HDL2-Z22WATA・HDL2-Z19SI3A・HDL2-Z19SATA・HDL2-Z19WATA・HDL2-Z19WCAシリーズ)
4ドライブラックマウントモデル:LAN DISK(HDL4-Z22SATAUB・HDL4-Z22WATAUB・HDL4-Z19SI3A-UB・HDL4-Z19SATA-UB・HDL4-Z19WATA-UB・HDL4-Z19SI3A・HDL4-Z19SATA・HDL4-Z19WATA・HDL4-Z22SATAU・HDL4-Z22WATAU・HDL4-Z19SI3A-U・HDL4-Z19SATA-U・HDL4-Z19WATA-Uシリーズ)

上記は一例です。アドバンスデータ復旧ではLANDISKに生じる様々なトラブルや障害に対して、機種や型番を問わずデータ復旧・取り出し対応が可能です。

↓LANDISKからデータを復旧したい方・料金を抑えたい方はこちらも参照下さい。復旧のプロが詳しい解説をアドバンスデータ復旧公式ページで行っています。相談も無料です。

まとめ・困ったり悩んだりした時は余計なことをせずに復旧会社へ相談を

 
ここまでLANDISKに接続できない・アクセスできない場合の原因や対処方法を紹介してきました。ランディスクがいつものように使えなくなった際に中のデータが大事・無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合には機器の電源を切ることから始めましょう。通電し続ける・電源の入り切りや再起動など簡単に試せることを行うだけでも状態が重篤化し、データが永遠に失われる・復旧不可能な状況に陥ってしまう事も多く起こりえるものです。ランディスクの中に保存しているファイルやフォルダが重要なもの・早く問題を解決したい・業務への支障を最小限に留めたい・料金を抑えたいなど一つでも当てはまる場合にはプロに相談することを優先しましょう。どこの業者に連絡したら良いかわからない等、会社の探し方に悩んだ方はAI技術や独自技術を持っている会社を選ぶと間違いがありません。アドバンスデータ復旧は独自技術やAI技術を持っており、高度な技術力で復旧・修復作業を行うからこそ最短スピードでの対応と低価格でLANDISKのデータ復旧を可能にしています。LANDISK、TeraStationやLinkStationなどのNASやRAIDサーバー、外付けHDD、SSD、パソコン(Windows・Mac・自作)、SDカード、USBメモリなど様々な機種に対して復旧・修理実績も多くあり、安心です。

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