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Windows10で共有フォルダにアクセスできない時の対処方法

Windows10で共有フォルダにアクセスできない時の対処方法

仕事上や家族間でWindows10のパソコンを使用中に共有フォルダにアクセスしてデータの受取やファイルの引渡し・データ共有を行っている方も多いのではないでしょうか。外付けHDDやUSBメモリなど外部ストレージやメディアを使わず、データにアクセス・共有できることは便利なものです。しかしながら、突然、「アクセスできません。このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。」や「アクセスが拒否されました」などのエラーメッセージが表示されて共有フォルダにアクセスできなくなる場合があります。ここでは、Windows10で共有フォルダにアクセスができない時・共有フォルダに繋がらない時の対処方法を紹介していきます。

目次

共有フォルダとは


共有フォルダとは、サーバーやNASなど外部の記録装置・記録メディア内のフォルダやデータに同じネットワークに接続している複数のコンピュータ・パソコンなどの端末から見ることができるよう設定されたものです。共有フォルダは一つのパソコン内に保存されているフォルダ内容を使う時と同様に複数のパソコンで表示や操作が可能になります。そのため、会社の部署内や家庭内などで簡単にファイル・フォルダなどのデータの送受信や受け渡し、データの共有に多く利用されています。

Windows10で共有フォルダにアクセスできない時の原因とは


Windows10で共有フォルダにアクセスができない・共有しているデータに繋がらない時に「アクセスできません。このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。」や「アクセスが拒否されました」等のエラーが表示される際には下記の様な原因が推測されます。

  1. ネットワーク設定の問題
  2. 共有とネットワーク探索の設定・機能が無効(オフ)になっている
  3. 資格情報の問題
  4. 共有設定内のパスワード設定をしていない
  5. ファイルやフォルダの権限の問題
  6. pingが通らない・同一のネットワーク上に無い
  7. アクセス可能なパソコンの台数の制限(共有できる台数の制限)
  8. 共有側のパソコン自体の不具合や問題発生

共有フォルダにアクセスできない時のエラー表示例

共有のデータを開こうとした際にエラーのメッセージが表示され、共有フォルダにアクセスできない場合には一旦、作業を止めましょう。エラーが表示される等、共有フォルダにアクセスができないままWindowsのパソコンや共有フォルダを保存しているNASやサーバーを使い続けることは避けた方が良いものです。使い続けることで状態が悪化してしまうことや、共有しているデータが消えてしまう事態にも繋がりかねません。データが大事な方・無くしたくない方、少しでも困っている方はプロの復旧業者に相談することを優先しましょう。

アクセスできません。このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。
アクセス許可があるかどうかこのサーバーの管理者に問い合わせてください。
アクセスが拒否されました。
ユーザー名またはパスワードが正しくありません
アカウントの制限により、このユーザーはサインインできません。空のパスワードが許可されていない、サインイン時間が制限されている、またはポリシーによる制限が適用されたなどの理由が考えられます。
ネットワークパスが見つかりません
ネットワークエラー
¥¥ファイルサーバー にアクセスできません・¥¥192.168.にアクセスできません
エラーコード: 0x80004005
エラーを特定できません
名前のスペルを確認しても問題がない場合は、ネットワークに問題がある可能性があります。
ネットワークの問題を識別して解決するには[診断]をクリックします。

Windows10で共有フォルダにアクセスできない場合の対処方法


ここでは、共有フォルダにアクセスできない場合の対処法を紹介していきます。できることから一つ一つ確認していきましょう。無理は禁物です。少しでも悩んだ時には手を止めることも大事なことです。よくわからないまま作業や動作を続けることで状態はすぐに悪化してしまいます。困った時にはプロの復旧業者に相談してから進めましょう。失敗せずに済みます。

  1. 対処法1.ネットワーク設定の確認(パブリックネットワークとプライベートネットワーク)
  2. 対処法2.「ネットワーク探索」と「ファイル・プリンターの共有」との共有設定を有効に・共有の詳細設定の見直し
  3. 対処法3.資格情報の削除と再追加
  4. 対処法4.パスワード設定の見直し
  5. 対処法5.SMB(Server Message Block)を有効に
  6. 対処法6.SMB 1によるトラブルの場合
  7. 対処法7.共有フォルダのアクセス権限の設定
  8. 対処法8.ゲストログインの許可(グループポリシー設定)
  9. 対処法9.ゲストログインの許可(レジストリ編集)
  10. 対処法10.共有を行うパソコンに問題が生じている際には再起動を
  11. 対処法11.ネットワーク設定の確認
  12. 対処法12.IPアドレスの自動取得を行う
  13. 対処法13.IPアドレスを指定して共有フォルダにアクセスを試みる
  14. 対処法14.同時接続台数の制限による
  15. 対処法15.セキュリティポリシーの変更をおこなう
  16. 対処法16.ネットワーク資格情報が表示される時には
  17. 対処法17.複数のWindowsパソコンから共有フォルダにアクセスできない時には

対処法1.ネットワーク設定の確認(パブリックネットワークとプライベートネットワーク)


共有フォルダにアクセスできない時にはネットワーク設定から確認しましょう。設定がプライベートネットワークであれば問題ありません。パブリックネットワークになっている時には共有ができない状態となります。
・ネットワーク設定の確認方法手順
①Windowsマークを右クリック→ネットワーク接続を選択
②「共有オプション」or「ネットワークと共有センター」をクリック
③「ネットワークと共有センター」→アクティブなネットワークの表示欄→「プライベートネットワーク」になっていれば問題無し。
④「パブリックネットワーク」になっている→変更要。。
⑤Windowsマーク→設定を選ぶ
⑥ネットワークとインターネットを開く
⑦無線LAN接続:「Wi-Fi」有線接続:「イーサネット」を選ぶ
⑧表示された接続名(アイコン)をクリック
無線LAN接続:接続先を選ぶ・優先接続:ネットワーク○○ 接続済みを選ぶ

設定画面をチェックして「パブリックネットワーク」になっている場合には、設定変更後に共有ができる状態になるか確認してみましょう。

対処法2.「ネットワーク探索」と「ファイル・プリンターの共有」との共有設定を有効に・共有の詳細設定の見直し


共有の詳細設定画面で「ネットワーク探索を有効にする」と「ファイルとプリンターの共有を有効にする」の項目が無効・オフの状態になっていると共有ができません。無効・オフになっているとPC上で共有フォルダが表示されない事態や共有フォルダにアクセスできない状況が生じることになります。特に共有設定を行うパソコンでの設定は確認が必要です。また、共有フォルダにアクセスするだけのパソコンでも「ネットワーク探索」は有効にしておく必要があります。
・「ネットワーク探索」と「ファイルの共有」の設定手順
①Windowsマークを右クリック→ネットワーク接続を選択
②「共有オプション」or「ネットワークと共有センター」をクリック
③「ネットワークと共有センター」→左に表示される「共有の詳細設定の変更」をクリック
④「プライベート」・「ゲストまたはパブリック」・「すべてのネットワーク」内から(現在のプロファイル)設定になっている項目を開く
⑤プライベート(現在のプロファイル)欄を確認
⑥共有フォルダの設定を行ったパソコン・共有フォルダにアクセスするだけのパソコン両方で次のオプションをオンにする
【共有フォルダの設定を行ったパソコン】→「ネットワーク探索を有効にする」項目と「ファイルとプリンターの共有を有効にする」項目、両方をオンにする
【共有フォルダにアクセスするだけのパソコン】→「ネットワーク探索を有効にする」項目をオンにする
⑦すべてのネットワーク欄を確認
⑧128ビット暗号化を使用してファイル共有の接続を保護する(推奨)がオンになっているかを確認
⑨パスワード保護共有を無効にするがオンになっているかを確認
⑩作業完了。
①~⑩まで進んだら共有フォルダにアクセスができるかを試してみましょう。

対処法3.資格情報の削除と再追加


Windows10のアップデート作業後に共有設定を行うパソコンや共有にアクセスするだけのPC、いずれかもしくは両方に不具合や問題が生じるケースやWindows10アップデート後にファイルサーバーにアクセスができなくなるケースがあります。これは、Microsoft社がセキュリティアップ強化(例えば、社内サーバーのデータをランサムウェアなどのウイルスから守ること等)のためにアップデートを行う時に仕様が変更されることで生じます。また、一度共有設定を行った資格情報に問題が発生して共有フォルダにアクセスできなくなることがあります。ここでの対処法は比較的すぐにできるものです。下記の流れでWindows資格情報→共有フォルダの資格情報を削除→再追加をしてみましょう。
・Windows10で資格情報の再追加手順
①スタート→Windowsシステムツール→コントロールパネルの順で開く
②ユーザーアカウントを開く
③資格情報マネージャー→Windows資格情報の管理をクリック
④Windows資格情報→共有フォルダのIPアドレスorホスト名をクリック→削除
⑤「このWindows資格情報を完全に削除しますか?」と表示されたら「はい」を選択。
⑥Windows資格情報の追加を選択
⑦共有フォルダのIPアドレスorホスト名と共有フォルダにアクセス可能なユーザー名・パスワードを入力→OKを押して完了です。
⑧資格情報の削除と再追加ができたら、再度、共有フォルダへアクセスできるか確認してみましょう。

対処法4.パスワード設定の見直し


ファイル共有を行うWindowsパソコンの設定画面を確認してみましょう。ファイル共有を行いたいPCの設定画面で「パスワード保護共有を有効にする」の項目にチェックが入っている場合にはWindowsアカウントにパスワード設定(サインイン時の設定)を行う必要が出てきます。サインイン時に設定を行っていない時には下記の流れで確認してください。
・パスワード設定の確認と変更
①Windowsマークを右クリック→設定をクリック
②設定画面内でアカウントを選択
③左に表示される「サインイン オプション」を選択
④右に表示される「パスワード」をクリック→変更を押す
⑤パスワードの設定を行う
ファイル共有を行うWindowsのパソコンでパスワードの確認と設定が完了したら再度、共有にアクセスができるかを確認して資格情報欄でユーザー名とパスワードの入力を行いましょう。

パスワード入力を省略して共有フォルダにアクセスしたい方は、下記を試してください。
・パスワード入力を省略/無効にする手順
共有フォルダへアクセスを行う際に毎回、パスワードを入れることは手間だったりします。ここでは、ファイル共有を行うパソコンでパスワード入力を省略する(パスワード保護共有の無効)対処法を紹介します。
①Windowsマークを右クリック→ネットワーク接続をクリック
②「共有オプション」or「ネットワークと共有センター」をクリック
③「ネットワークと共有センター」→「共有の詳細設定の変更」を選択
④「すべてのネットワーク」を開いてオプションの「パスワード保護共有を無効にする」を選択→「変更の保存」を押して完了。
この作業が完了するとパスワードの入力を行うことなく共有フォルダにアクセスが可能になります。
※共有ファイルの使用はとても便利なものです。しかしながら、パスワードの保護が無い状況ではセキュリティ面に不安や問題が生じることもある為、できるだけパスワードの設定を行って共有データ・ファイルの機密性を高めた方が良いものです。

対処法5. SMB(Server Message Block)を有効に

共有にアクセスができない場合にSMB機能が有効化されると共有フォルダにアクセスが可能になり、問題が解決できることがあります。Windowsの機能内→SMB機能を見直ししてみましょう。SMB(Server Message Block)とはLAN接続上でファイルの共有やプリンターの共有のための通信プロトコルのことを言い、主にWindowsのPCで使われています。
・WindowsのPCでSMB機能の確認手順
①スタートボタン・Windowsマーク横の検索フォーム内に文字列「appwiz.cpl」を入力→候補として表示される「appwiz.cpl – コントロールパネル項目」を開くor Windowsマーク→右クリック→ファイル名を指定して実行を選ぶ→「ファイル名を指定して実行」のポップアップ画面→「実行するプログラム名、または開くフォルダやドキュメント名、インターネットリソース名を入力してください。」下部→名前:欄に「appwiz.cpl」を入力→enterキー→Windowsの機能画面を出す
②Windowsの機能内→「Windows機能の有効化または無効化」を選択
③チェックボックスで「SMB 1.0/CIFSファイル共有のサポート」欄の「SMB 1.0/CIFS クライアント」にチェックを入れる→OKを押す
④「必要な変更が完了しました」と画面表示→「今すぐ再起動」を押す→パソコンを再起動。
パソコンの再起動が完了したら共有フォルダにアクセスが可能か確認してみましょう。
※現在、SMB 1.0は暗号化強度・通信システムなどセキュリティの問題で使われなくなってきています。Windows10ではSMB 3.1.1が搭載されており、セキュリティや転送速度で向上しています。NASやサーバーにはSMB 2やSMB 3に対応した機種もありますが、最新のSMB・SMB 3.1.1に対応していない機種も流通しています。初期設定がSMB 1になっているサーバーもあります。Windows10のパソコンとサーバー両方の仕様に合わせてSMB設定を行いましょう。Macでは「Mac OS X 10.9」からメインプロトコルがSMB 2となっています。

↓NASにアクセスできない状況でお困りの方はこちらも参照ください

対処法6.SMB 1によるトラブルの場合

共有フォルダとして使用しているファイルサーバー(NAS)機器が古い場合、プロトコルがSMB 1にしか対応していないことがあります。Windows10ではセキュリティ強化のため、SMB 1はデフォルトでは使用ができないのです。共有フォルダにアクセスができない問題の原因がSMB 1によるものである時にはファイルサーバー(NAS)機器でファームウェアのバージョンアップを行う必要が出てきます。メーカーからSMB 2やSMB 3に対応したファームウェアが出ていない際にはWindows10のPC側・共有側のPCでSMB 1の使用ができるように設定を行いましょう。また、「新しくWindows10のPCを使い始めたらそのPCだけ共有フォルダにアクセスできない」「Windows10にOSをアップデートしたらそのPCだけ共有フォルダにアクセスできない」といったトラブルはSMB 1を有効化するだけで解決が見込めます。特定のPCのみ共有にアクセスできないといったトラブルが生じた時にはSMBの見直しを行ってみましょう。
・SMB 1を有効化するには
「対処法5.SMB(Server Message Block)を有効に」の手順と同様です。「SMB 1.0/CIFSクライアント」にチェック→OSを再起動するとSMB 1 が有効となります。「SMB 1.0/CIFS 自動削除」のチェックはつけないようにしましょう。なぜなら、「SMB 1.0/CIFS 自動削除」にチェックが入っていると15日間の間にSMB 1の使用が無いと勝手にアンインストールされてしまうことがあるためです。
SMBの見直しを行っても状況が改善しない場合にはPC自体の不具合やNASやファイルサーバーの故障等が起きてしまっているケースも考えられます。状態が悪化する前にプロの復旧・修理業者に相談することを優先しましょう。

↓NASの修理が必要かもしれないと思った時にはこちらも参照ください。

対処法7.共有フォルダのアクセス権限の設定


共有に入れない時には共有フォルダのアクセス権限も確認しましょう。アクセス権限の設定が行われていないと共有フォルダにアクセスできない状況となります。共有を行うパソコンで共有フォルダのアクセス権限を与えていない際には次の流れで設定を行いましょう。
・共有を行うPCで共有フォルダへのアクセス許可の設定手順
①共有フォルダを右クリック→プロパティを選択
②共有のタブ→共有を選ぶ→アクセス権限の設定画面が表示される
③「Everyone」が表示されている際には「Everyone」を選択→削除
④矢印を押して「共有を許可するユーザー」を選ぶ→「追加」をクリック。
※新しく共有したいアカウントを追加したい際には「新しいユーザーの作成」を選び、Windowsアカウントの作成を行いましょう。
⑤ユーザーの追加の完了→アクセス権限の設定→OKを押して終了。
※追加を行ったユーザーの上書きや編集、保存の許可を行いたい時には「読み取り/書き込み」を選びましょう。
①~⑤をおこなって共有フォルダにアクセス可能なユーザーの設定が完了したら他のパソコンや端末から共有フォルダへアクセスしてみましょう。ネットワークの資格情報画面が表示されたら許可を行ったユーザー名とパスワードを入れることで共有しているフォルダへのアクセスが可能になるはずです。

対処法8.ゲストログインの許可(グループポリシー設定)

Windows10の最新版では共有フォルダの設定で「Everyone」の許可設定を行っている場合にはセキュリティ面から共有へのアクセスができなくなってしまいます。「Everyone」でアクセス許可を行いたい際にはこの項目で対応しましょう。ゲストユーザーでアクセスしたい時には共有を行うWindowsのパソコンでグループポリシーの設定変更が必要になります。
・グループポリシーの変更手順
①Windowsマーク→右クリック→ファイル名を指定して実行を選ぶ
②「ファイル名を指定して実行」のポップアップ画面→「実行するプログラム名、または開くフォルダやドキュメント名、インターネットリソース名を入力してください。」下部→名前:欄に「gpedit.msc」を入力→enterキー→ローカルグループポリシーエディター画面を出す
③左に表示される「コンピューターの構成」内、「管理用テンプレート」の中の「ネットワーク」→「Lanman ワークステーション]を開く
④右に表示される「安全でないゲストログオンを有効にする」を開く(ダブルクリック)
⑤有効を選ぶ→OKボタンを押す
⑥PC・OSを再起動
⑦設定を反映させる
上記変更作業が完了したら共有フォルダにアクセスが可能になっているかを確認しましょう。
※ゲストログインの許可(グループポリシー設定)はセキュリティ面でリスクが高くなります。できる限り【対処法7.共有フォルダのアクセス権限の設定】にてユーザーのアクセス許可指定を実施することがおすすめです。

対処法9.ゲストログインの許可(レジストリ編集)

Windows10Homeを使用されている方はグループポリシーの設定ができません。そのため、レジストリエディター画面で編集を行う必要があります。
・レジストリの編集手順
①Windowsマーク→右クリック→ファイル名を指定して実行を選ぶ
②「ファイル名を指定して実行」のポップアップ画面→「実行するプログラム名、または開くフォルダやドキュメント名、インターネットリソース名を入力してください。」下部→名前:欄に「regedit」を入力→enterキー→レジストリエディター画面を出す
③ツリーを開く→「Lanman ワークステーション]を開く→「Parameters」を右クリック→「新規」を開く
④「DWORD(32ビット)値の編集」画面を出す
⑤値の名前:欄に「AllowInsecureGuestAuth」を入力
⑥AllowInsecureGuestAuthをダブルクリック→値のデータ:欄に「1」を入力(表記部分は16進数)→OKボタンを押す
⑦PC・OSを再起動
⑧設定を反映させる
上記変更作業が完了したら共有フォルダにアクセスが可能になっているかを確認しましょう。
※ゲストログインの許可(レジストリ編集)もセキュリティ面でリスクが高くなります。できる限り【対処法7.共有フォルダのアクセス権限の設定】にてユーザーのアクセス許可指定を行うことがおすすめです。

対処法10.共有を行うパソコンに問題が生じている際には再起動を

共有を行っているPCに問題が起きている(電源が入っていない・起動しない・ネットワーク接続が切れている・ネットワークに接続できていない)時には他の端末からのアクセスができなくなってしまいます。また、共有を行っているPCがフリーズしている・アップデート中である際にも共有フォルダへのアクセスができなくなることや不安定になることもありえます。共有を行っているPCの動作が正常か確認を行い、アクセスが不安定な際には一度だけ再起動を行ってみましょう。何度も行う事は症状の悪化を進めることも多い為、避けた方が良いものです。

↓Windowsのパソコンが壊れた・不具合が出ていると思った時にはこちらも参照ください

対処法11.ネットワーク設定の確認


参照したいファイルが社内や自宅で同じLAN(Local Area Networkの略・範囲が限られた中で構築したネットワーク)内に接続できていなければファイルの共有は行えません。そのため、別のネットワーク上から共有フォルダへのアクセスを行いたい時にはルーティング設定を行う必要があります。ファイルを受け渡すネットワークと受け取りを行うネットワークが違うとアクセスができないのです。
・ネットワーク設定の確認手順
①何かフォルダを開く
②左に表示されるメニューから「ネットワーク」を選ぶ
③同じネットワークに属しているかを確認して完了。
その他、コマンドプロンプト→pingを送信→応答があるか無いかを試す事でもネットワーク設定の確認が可能となります。

対処法12.IPアドレスの自動取得を行う


コンピューターにはそれぞれ、IPアドレス(ネットワーク接続をおこなう時にPCなどの端末の送受信の判別に使用される番号)が割り振られており、この番号の割り当てがないと共有へのアクセスができなくなってしまいます。また、IPアドレスは自動的にルーターから割り振られるものですが、「IPアドレス自動取得」の状態にWindowsパソコンの設定を行っていないとコンピューターが割り振られたIPアドレスを取得できない状況となります。IPアドレスの自動取得設定については下記の流れで確認しましょう。
・IPアドレスの自動取得設定の流れ
①Windowsマークを右クリック→ネットワーク接続を選択
②「共有オプション」or「ネットワークと共有センター」を開く
③「ネットワークと共有センター」→左に表示される「アダプターの設定の変更」をクリック
④接続したいネットワーク名を右クリック→プロパティを開く
⑤Wi-Fiのプロパティ欄から「インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」をダブルクリック
⑥インターネット プロトコル バージョン4(TCP/IPv4)のプロパティで「IPアドレスを自動的に取得する」部分にチェックが入っているか(オンになっているか)を確認。
⑦同様に「インターネット プロトコル バージョン(TCP/IPv6)」もダブルクリック
⑧インターネット プロトコル バージョン(TCP/IPv6)のプロパティで「IPアドレスを自動的に取得する」部分にチェックが入っているか(オンになっているか)を確認。
⑨完了。
①~⑧まで完了したら共有へアクセスできるかをチェックしてみましょう。

対処法13.IPアドレスを指定して共有フォルダにアクセスを試みる


DNS(Domain Name System・IPアドレスとインターネット上のホスト名・メールアドレス使用時のドメイン名を繋いで管理をおこなうために使用されるシステム)に問題が生じていると共有フォルダにアクセスできなくなることが起こりえます。インターネット上のホスト名からフォルダにアクセスをおこなっている時にはIPアドレスを指定して共有フォルダへのアクセスを試みましょう。
・IPアドレスの確認手順
①スタート→Windowsシステムツール→コマンドプロンプトを開く
②コマンドプロンプトの入力画面で「ipconfig」を入力→エンターを押す
③共有フォルダのIPアドレスは「IPv4 Address」の項目上から確認が可能。
・IPアドレスを指定してアクセスを試みる手順
①エクスプローラーを開く→アドレスバー内に「¥¥IPアドレス(共有フォルダのIPアドレス)」を入れる→エンターを押す
②フォルダパス情報(フォルダの場所を表すアドレスのような数字などの文字列)が把握できている際にはその内容を入力。例:「¥¥IPアドレス(共有フォルダのIPアドレス)¥フォルダ名」「¥¥192.168.数字.数字¥share」など
③資格情報入力画面が表示された時にはユーザー名とパスワードを入力。
上記の流れでIPアドレスを指定すると共有フォルダへのアクセスが可能となります。IPアドレスの指定を行っても共有へのアクセスが難しい場合にはホスト名(ドメイン名)の設定上の問題や他の問題が起きていることが推測されるものです。

対処法14.同時接続台数の制限による

人数の多い部署や社内で1つの共有フォルダを使用していると「コンピューターへの接続数が最大値に達しているため、これ以上このリモート コンピューターに接続できません。」というエラーが出ることがあります。このエラーが出る原因はWindows10での共有フォルダへの同時に接続が可能なコンピューター台数は最大で20台であるためです。
・同時接続台数が多い場合の解決例
①共有フォルダを使用するユーザー・コンピューター台数が20以下になるように配置・設定をおこなう
②同時に接続できる数が多いファイルサーバーの導入を考える 
ことが挙げられます。

対処法15.セキュリティポリシーの変更をおこなう

パスワードの設定を行っていない・パスワード無の状態で共有フォルダにアクセスができない時には共有を行っているWindowsのパソコン上でセキュリティポリシーの変更をおこなうとアクセスが可能になることがあります、しかしながら、セキュリティポリシーの変更にはリスクがあります。セキュリティ面で心配な方は作業を控えましょう。
・セキュリティポリシーの変更手順
①Windowsマーク→右クリック→ファイル名を指定して実行を選ぶ
②ファイル名を指定して実行のポップアップ画面→「実行するプログラム名、または開くフォルダやドキュメント名、インターネットリソース名を入力してください。」下部→名前:欄に「secpol.msc」を入力→enterキー→ローカルセキュリティポリシーエディター画面を出す
③左に表示される「セキュリティの設定」内、「ローカルポリシー」の中の「セキュリティオプション」を開く
④右に表示される「ポリシー」内、「アカウント: ローカルアカウントの空のパスワードの使用をコンソールログオンのみに制限する」を開く(ダブルクリック)
⑤無効を選ぶ→OKボタンを押す
⑥PCを再起動
⑦設定を反映させる
共有をおこなっているPC上で上記の流れでセキュリティポリシーの変更作業が完了したら共有フォルダにアクセスが可能になっているかを確認してみましょう。

対処法16.ネットワーク資格情報が表示される時には

共有フォルダにアクセスしたい時に「ネットワーク資格情報の入力」が表示される場合には通信には問題が無く、「ネットワーク資格情報の入力」内にユーザー名とパスワードの入力を行っても共有フォルダにアクセスができない時には資格情報自体にトラブルが発生していることが推測されるものです。下記の流れで問題が解決できるかチェックしてみましょう。
・ネットワーク資格情報の入力画面が出た際の対応の流れ
①正しい内容を入力
ユーザー名やパスワードの内容が間違っていないかを確認して正しい内容を入れましょう。
②SMBを有効に
対処法5. SMB(Server Message Block)を有効に
と同じ対処法を試してみましょう。
③ゲストログオンを有効に
対処法7.ゲストログインの許可(グループポリシー設定)or8.ゲストログインの許可(レジストリ編集)を試してみましょう。

対処法17.複数のWindowsパソコンから共有フォルダにアクセスできない時には

一台のWindowsパソコンからではなく、複数のWindowsパソコンや端末から共有フォルダにアクセスができない時にはサーバーやNASの故障・サーバーの中のHDD(ハードディスク)の破損、RAID崩壊といったトラブルが生じてしまっていることが推測されます。上記までの対処法を試してみて改善が見込めなかった場合や、トラブルが生じて不安な際にはそのまま使い続けることは止めましょう。使い続けることですぐに状況は悪化してしまいます。一度手を止めてプロのデータ復旧業者に相談することを優先すべき事態です。

↓共有フォルダの問題が解決できない時にはこちらも参照ください。

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まとめ・共有フォルダにアクセスできない等で困った時には

Windows10パソコンを使っている際に共有フォルダにアクセスできない・エラーが表示されている等、トラブルが生じた時には、慌てずにできることから進めていきましょう。ここまで紹介してきた対処法を試してみて改善が見込めなかった場合や進め方に少しでも悩んだ時には手を止めることが重要です。Windowsパソコンやサーバーを使い続けることですぐに機器やメディアの状態や症状は悪化してしまいます。その結果、大事なデータも無くなってしまうことにも繋がりかねません。よくわからないまま作業や動作を続けることはとても危険な行為なのです。トラブルが発生してしまった場合には一刻も早くプロの復旧業者に連絡することが解決への近道です。アドバンスドテクノロジーは独自のAI技術、セキュリティが万全、最短納期でお勧めです。まずは無料相談から始めてはいかがでしょうか。

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