SDカードをフォーマット・初期化した場合に自分でできる復元方法を紹介!

SDカードをフォーマット・初期化した場合に自分でできる復元方法を紹介! SDカードをフォーマット・初期化した場合に自分でできる復元方法を紹介!

スマートフォンやデジカメ、ビデオカメラ、パソコンなどの機器でSDカードを使用している際に「フォーマットする必要があります」「フォーマットしますか?」「フォーマットしてください」「フォーマットされていません」などのメッセージが表示されて誤ってフォーマットしてしまう事は多く起こりえるものです。ここでは、SDカードをフォーマット・初期化してしまった場合の注意点とともに自分でできる復元方法も紹介していきます。

SDカードをフォーマット・初期化してしまうケースは


SDカードを誤ってフォーマット・初期化してしまうケースは下記のようなものが挙げられるものです。

  1. SDカードの使用中に「フォーマットする必要があります。」「フォーマットしますか?」と出てフォーマットした
  2. 誤ってフォーマット・初期化を行った

1.SDカードの使用中に「フォーマットする必要があります。」「フォーマットしますか?」と出てフォーマットした
SDカードを誤ってフォーマット・初期化してしまうケースで一番多いのは、「フォーマットする必要があります」「フォーマットしますか?」「フォーマットしてください」「フォーマットされていません」「このカードは初期化されていません」などのエラーメッセージが表示された際にキャンセルボタンを押せず、慌ててそのままフォーマットを実行してしまうケースが挙げられます。エラーメッセージに従ってフォーマットを行ってしまうとSDカードに保存されているデータは全て消えてしまう為、注意が必要です。フォーマットを促されるエラーメッセージが出る原因は様々ですが、SDカードにエラーメッセージが表示されて使用ができなくなった場合にはSDカード自体が故障している事がほとんどで慎重な対応が求められるものです。電源の入り切りや再起動、SDカードの抜き差しなど簡単にできることを行うだけでも機器に致命傷を与えてしまい、データの復旧・復元が困難となる事態に繋がることも多いため、注意しましょう。SDカード内のデータが大事、無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると頭によぎった場合には余計な操作や作業を進める前にプロのデータ復旧業者の無料相談を利用することを優先しましょう。

↓フォーマットする必要があります。フォーマットしますか?と表示されてお困りの方はこちら

・SDカードを使用中に「フォーマットする必要があります。」などのエラーメッセージが出る原因は
SDカードを使っている際に「フォーマットする必要があります」「フォーマットしますか?」「フォーマットしてください」「フォーマットされていません」などのエラーメッセージが出てしまう原因は下記のようなものが挙げられます。

  1. SDカード自体の故障
  2. 急に電源が切れた・使用中にSDカードを抜いた
  3. スマートフォンやデジカメ、ビデオカメラ、パソコンなど使用機器の不具合
  4. SDカードの挿入が不十分
  5. SDカードのウィルス感染
  6. SDカードの接点不良
  7. SDカードの容量がいっぱいになった

1.SDカード自体の故障
SDカードを使った際に「フォーマットする必要があります」「フォーマットしますか?」「フォーマットしてください」「フォーマットされていません」「このカードは初期化されていません」など、フォーマットを促すエラーメッセージが出た際にはSDカード自体が故障していることがほとんどであるため注意が必要です。エラーメッセージを無視してSDカードの抜き差しを繰り返す・パソコンやデジカメ、ビデオカメラ、カードリーダーなどSDカードを挿せる媒体を変えて認識ができないか試すなど、できることを安易に行うだけで復元作業の難易度を上げる他、データ復旧・復元そのものが不可能な状態に悪化してしまうことも多く起こりえるものです。誤ってフォーマットしてしまったと思ってもSDカード自体が故障している場合にはフォーマットがされていない事もあるため、SDカードに保存していたデータを早く安く確実に取り出したいと少しでも考えた場合には、余計な操作や作業を進めずにその場でプロのデータ復旧業者に相談することを優先しましょう。

2.急に電源が切れた・使用中にSDカードを抜いた
デジカメやビデオカメラ、スマートフォンなど、SDカードを挿入して使っている機器の電源が急に切れた・シャットダウンされてしまった、データを読み書きしている途中でSDカードを機器から抜いてしまった後にはSDカード内のファイルシステムが損傷し、フォーマットを促すエラーメッセージが表示されることがあります。ファイルシステムが損傷し、認識ができなくなったSDカードはフォーマットを行うとSDカード自体は使えるように戻ることもありますが、中に入っているデータは全て消えてしまうため注意しましょう。
※ファイルシステムとは、SDカードなどの記録メディア内でデータを保存している位置情報を管理しているものを指します。ファイルシステムの主な種類は「NTFS」「HFS」「APFS」「FAT 32」などが挙げられます。ファイルシステムは目次のような役割を担っており、SDカード内でファイルシステムが損傷すると何のデータがどこに保存されているのかがわからない状態になってしまいます。その結果、データの読み込みや書き込みができなくなるものです。ファイルシステムが損傷した場合には個人では対処が難しい状態になるため、早めにプロのデータ復旧業者に相談することを優先すべき事態となります。機器の電源の入り切りや再起動、SDカードの抜き差しを試すだけでも状態は重篤化してしまうため注意しましょう。

3.スマートフォンやデジカメ、ビデオカメラ、パソコンなど使用機器の不具合

SDカード側では無く、SDカードを挿して使用している機器、スマートフォンやデジカメ、ビデオカメラ、パソコンなどの不具合や故障によってSDカードが読み込まない、認識しない、フォーマットを促されることも起こりえるものです。しかしながら、不具合や故障の発生頻度としてはSDカードの方が圧倒的に多く、1つの機器でSDカードが使えなかったからといって複数の機器に接続する・電源の入り切りや再起動を繰り返す行為はSDカードの状態を悪化させる・データの復元や取り出しが難しくなるケースに繋がるなど、後悔する結果に直結することも多い事を認識しておく必要が出てきます。

4.SDカードの挿入が不十分

スマートフォンやデジカメ、ビデオカメラ、パソコンに接続するためのカードリーダーにSDカードを挿入した際に挿し込みが不十分など正しく接続ができていない場合には「フォーマットする必要があります。」「フォーマットしますか?」などのエラーメッセージが表示されることがあります。microSDカードの接続が不十分である際にも同様のエラーメッセージが出ることもあるため、1回程度は抜き差しを行って正しく挿入されているか確認してみましょう。ただし、このエラーメッセージが表示される際にはSDカード・microSDカード自体がすでに損傷していることが大半で抜き差しを行うだけでも致命傷を与えてしまい、データの復元や取り出しが難しくなるケースに直結することも多く起こりえるため注意しましょう。不安な方・データが無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると少しでも頭によぎった場合には無理に試さない様にした方が良いものです。

5.SDカードのウィルス感染
SDカードがウィルスに感染した場合にはデータやファイルシステムが破損してしまい、フォーマットを促すメッセージが出ることもあります。

6.SDカードの接点不良

SDカードの経年劣化や汚れの付着によって接点不良・接触不良が起きることによってフォーマットを促すメッセージが出る・SDカードが認識しないといったトラブルが発生することもあります。そのような時に接点復活剤などを使ってしまうとSDカード自体の状態が取り返しのつかないくらい悪化する・損傷してしまう事の方が多いため、安易に試さないように注意しましょう。

7.SDカードの容量がいっぱいになった
SDカードの容量の限度に近い状態までデータを保存している場合には、読み取りや書き込みに要する処理能力にも負荷がかかり、SDカードが認識しない・読み込まない・エラーメッセージが表示されるといった不具合が生じることも多く起こりえるものです。SDカードに保存するデータは最大容量の8割程度に留めておきましょう。しかしながら、SDカードが認識しない・読み込まない・エラーメッセージが表示されるなどの症状が出た際には容量の問題ではなく、機器が破損・損傷していることの方が多いため、SDカードが通常のように使えなくなった際には余計な操作を進めることは避けた方が良いものです。抜き差しや電源の入り切り、再起動など簡単にできることを行うだけでも致命傷を与えてしまうことが大半であるため、取り扱いには注意しましょう。

↓SDカードが認識しない・読み込まない時にはこちらの対処法もお試しください。

2.誤ってフォーマット・初期化を行った
SDカードを単純に間違えてフォーマット・初期化してしまうことも多く起こりえるものです。

・誤ってフォーマット、初期化してしまうケース例

  1. スマートフォンやデジカメ、ビデオカメラ上で操作を間違えてSDカードをフォーマットした
  2. フォーマットしたいSDカードとフォーマットしてはいけないSDカードを取り間違えた
  3. パソコンでフォーマットする際、選択するデバイスを間違えた
  4. ファイルやフォルダの整理、削除を行うつもりが間違ってフォーマットしてしまった

・SDカードをフォーマットした後にSDカード内のデータが必要になるケース例
SDカードをフォーマットした後にSDカード内のデータが必要だったと思い出す事も少なくありません。

  1. バックアップが取れていると思ってSDカードをフォーマットしたらバックアップが取れていなかった
  2. 新しい動画や写真を撮る為にSDカードをフォーマットしたらフォーマット前のデータが必要になった
  3. SDカードのデータをパソコンにコピーした後にSDカードをフォーマットしたらパソコン内にデータが無かった
  4. SDカードをフォーマットした後にバックアップを取った機器を使ったらその機器が認識しない

万が一、誤ってSDカードをフォーマットしてしまったとしてもデータを消した・初期化した後に余計な操作や作業を行わなければ比較的、簡単にデータを復元・取り戻せる可能性が高まります。

フォーマット・初期化したSDカードからデータを復元する方法


フォーマット・初期化したSDカードからデータを復元する方法は自分で復元ソフトを使って復旧する方法、もしくは専門の復旧業者に任せる方法の2種類が挙げられます。

  1. 復元ソフトを使ってフォーマットしたSDカードのデータを復旧する方法
  2. 復旧業者に相談してフォーマットしたSDカードのデータを復元する方法

1.復元ソフトを使ってフォーマットしたSDカードのデータを復旧する方法
SDカードをフォーマット・初期化してしまった後に自分でデータを復旧したいと考えた時には復元ソフトを使う方法も選択肢の1つとなります。
・復元ソフトを使ってフォーマットしたSDカードのデータを復旧する方法

  1. SDカードに対応している復元ソフト(無料もしくは有料ソフト)を探す
  2. ソフトをパソコンにインストールする
  3. PCにSDカードを接続する
  4. 画面指示に従ってスキャン作業を進める
  5. 復旧したいファイルを選択し、復元する

SDカードをフォーマット・初期化した際に試せる復元ソフトを使った復旧方法は自分で比較的簡単に試せる復元方法の1つではありますが、安易にデータ復元ソフトをダウンロード・インストールしたり、復元ソフトの機能であるスキャン作業を進めたりする事でデータの上書きが進む、破損の具合が悪化する他、状態が重篤化して取り返しのつかない状況に陥ってしまう事の方が多く起こりえるものです。復元ソフトを使わなければ早く安く確実にSDカードに保存されていたデータを復旧できたものが、復元ソフトを使ったせいで復旧・修復作業の難易度が上がるばかりか、データの復元が難しくなる状態に悪化することがほとんどであることも認識しておく必要があります。SDカードを誤ってフォーマットや初期化してしまった場合にはデータが上書きされないようにすることが最重要となるものです。しかしながら、復元ソフトのスキャン機能はSDカードなど記録メディア全体に干渉するため、データの上書きを促進してしまう事が多い点も懸念点として挙げられます。どうしても復元ソフトを試してみたいと考えた時には操作を進める前にプロの復旧業者の無料相談を利用しましょう。無闇に作業を進めて悲しい結果に繋がることは極力避けた方が良いものです。

問い合わせ

・フォーマットしたSDカードから復元ソフトを使ってデータを復旧したい時に必要になる物

  1. 動作可能なパソコン(Windows/Mac問わず)
  2. データ復元用のソフト(無料の復元ソフト・有料の復元ソフトなど)
  3. データを復元したいSDカード
  4. SDカードやmicroSDカードとパソコンを接続するためのカードリーダーなど

・データ復旧(復元)ソフト例

無料のデータ復旧(復元)ソフト例 有料のデータ復旧(復元)ソフト例
Disk Digger Recoverit、iSkysoft、Photo Rec、Wondershare Recoverit、PC INSPECTOR File Recovery、EaseUS Data Recovery Wizard Free、Mini Tool Photo Recovery Free、 Recuva、testdisk、Disk Drill Media Recovery、Pandora Recovery、Recover Files、ZAR(Zero Assumption Recovery)、4DDIG、Glary UndeleteSFWare Video Repair、Restart Explorer、Stellar Repair for Video、DivFix、WMVConcat、 MMname、VLC Media Player、AviFIXP、AVIPreview、DVDVob2Mpg、iMyFone D-Back for PCなど Disk Drill、iSkysoft有料版、Wondershare Recoverit 有料版、Recoverit Mac版、EaseUS Data Recovery Wizard有料版、restore.media、SFWare Video Repair、ファイナルデータ、データリカバリー、Renee Undeleter、フォトリカバリー9.0plusなど

・データ復旧(復元)ソフトで対象となるOS・機器例

データ復旧(復元)ソフトで対象となるOS例 データ復旧(復元)ソフトで対象となる機器例
Windows 11・10・8・7・XP・Vista、macOS X 10.6から10.15、macOS Big Sur・macOS Monterey、Linuxなど HDD(内蔵・外付け・テレビ接続タイプ)、SSD(内蔵
・外付けタイプ)、SDカード、microSDカード、CFカード、パソコン、USBメモリ、ビデオカメラなど

↓CFカードからデータを復旧したいと思った時にはこちらも参照ください。

2.復旧業者に相談してフォーマットしたSDカードのデータを復元する方法
誤ってSDカードをフォーマット・初期化してしまった場合に早く安く確実にデータを復元したいと少しでも考えた場合には専門のデータ復旧業者に相談する方法を選択しましょう。SDカードに保存していたデータが復元できなくても良い・失敗しても良いと思った時には自分でできる復元方法を進める事も選択肢の1つとして挙げられますが、SDカードの抜き差しやSDカードを機器に入れた状態で電源の入り切りや再起動など簡単にできることを試すだけでもデータの上書きが進み、データを復元できなくなるリスクが高まるものです。余計な操作や作業を進めることはデータを消失させる・データの復元が困難となる状況に陥るなど後悔する直結するため、少しでも困ったり悩んだりした際には手を止めてプロのデータ復旧業者の無料相談を利用することを優先しましょう。

・データ復旧業者の選び方
SDカードを誤ってフォーマットした・初期化した後に早く安く確実にデータを復元したい・取り戻したいと思った時には最初に相談する復旧業者の選別が重要となります。どこのデータ復旧業者を選べば良いのか悩んだ時には下記の様な項目を確認しましょう。困らずに済みます。

  1. 高度な技術力を持っている(独自技術やAI技術の有無)
  2. データ復旧・復元に要するスピードや対応が早い
  3. データ復旧料金プランや復元費用例がホームページに記載されている
  4. クリーンルームなど専用環境下で復旧・復元作業を行っている
  5. 情報の守秘義務・セキュリティ管理が万全
  6. 復旧実績・復元事例の有無

データ復旧業者は数多く存在しており、データ復旧のサービス内容や復元技術には大きな差もあるものです。どこの復旧業者を選んでも同じように早く安く確実にデータの復元や取り出しができるわけではないため注意しましょう。アドバンスデータ復旧は1から6の項目、全てを満たしているおすすめのデータ復旧業者です。独自技術やAI技術を持っており、高度な技術力で復旧・復元作業を行うからこそ、早い対応と費用を抑えたデータ復旧サービスを提供しています。外付けHDDやSSD、SDカードやmicroSDカード、CFカード、USBメモリ、パソコン(Windows・Mac・自作)、NASやRAIDサーバーなど、様々な機種に対して復旧・復元実績も多くあり、安心です。

問い合わせ

SDカードをフォーマット・初期化した後にデータの復元を希望する際に注意したいこと


SDカードをフォーマット・初期化した後にデータを復元したいと思った時には下記のようなことを行わない様にしましょう。データが上書きされ、復元が困難となる事態に直結することも多く起こりえるものです。

  1. SDカードの抜き差しや複数の端末に接続する事を試す
  2. 電源の入り切り、再起動を繰り返す
  3. 操作や作業を続ける
  4. 復元ソフトのダウンロードやスキャン機能を使う
  5. 自分でどうにかできないかと作業を進める

1.SDカードの抜き差しや複数の端末に接続する事を試す
SDカードをフォーマット・初期化した後にフォーマット前のデータを復元したいと思った時にはスマートフォンやデジカメ、ビデオカメラ、カードリーダーなどを使って複数のパソコンや複数の端末に挿すこと、抜き差しを繰り返すことは避けましょう。SDカードを抜き差しするたびにデータにアクセスが行われるため、その際にデータの上書きや損傷が進む事が大半で、復元が困難となる状況に繋がることも多く起こりえるものです。また、SDカードやmicroSDカードは小さい記録メディアの1つで衝撃や摩擦に弱い性質を持っています。抜き差しを繰り返してしまうと接触部分の傷が増える・損傷具合が悪化するなど物理障害を引き起こす事もありえます。物理障害が少しでも生じた場合には個人での対応は難しくなるため、即座にプロのデータ復旧業者に連絡すべき事態となります。

↓SDカードの損傷・破損が疑われる時にはこちらも参照ください。

2.電源の入り切り、再起動を繰り返す
SDカードを誤ってフォーマットした・初期化した後にデータを復元したいと考えた場合には状態を悪化させない・データの上書きが進まないようにすることが最善の対処方法となります。SDカードをスマートフォンやデジカメ、ビデオカメラに挿入したまま、パソコンに接続したまま電源の入り切りや再起動を繰り返すことは避けましょう。簡単にできることを試すだけでもファイルシステムが損傷する・データの上書きが進むことが多くあり、特に動画ファイルの場合にはファイルシステムが一部でも損傷、上書きが行われると再生ができなくなる他、取り返しのつかない状況に陥ってしまう事態に直結するため、SDカードからデータを復元したい場合にはカードを触らない様にすることが重要となります。

3.操作や作業を続ける
SDカードをフォーマット・初期化した後にデータを復元したいと考えた場合にはSDカードを使った操作や作業を続けることは避けましょう。SDカードの中にデータが残っていないか探す・アクセスを試みる・新たなファイルやフォルダを保存する・他の媒体からデータのコピーや移動、整理を行うなど、使用を続けるとデータの上書きが進み、データの復元が困難となる状況に直結するため注意が必要となります。困った時こそ、プロのデータ復旧業者の無料相談を利用することを優先しましょう。

4.復元ソフトのダウンロードやスキャン機能を使う
SDカードをフォーマット・初期化した後にはデータ復元ソフトを使って復旧を試みたいと考えるかもしれません。しかしながら、早く安く確実にSDカードからデータを復元したいと思った時には安易に復元ソフトをダウンロードしたり復元ソフトのスキャン機能を使ったりすることは避けた方が良いものです。データ復元ソフトは無料版・有料版と多くの製品が流通していますが、データの復元ソフトで復旧が可能となるのは機器に軽度の論理障害が発生している場合に限られます。SDカードをフォーマット・初期化した後には中度以上の論理障害、もしくは物理障害が併発していることが大半です。個人で障害の程度(軽度・中度・重度)を正しく把握することは困難であり、また、SDカードの抜き差しや機器に入れた状態での電源の入り切り、再起動など簡単にできることを試すだけでもデータの上書きが進むのに対し、データ復元ソフトの機能、スキャンを行うことは取り返しのつかないくらいデータを上書きしてしまうことがほとんどです。特にSDカードに保存していたデータが動画ファイルだった場合には復元ソフトを使うとファイルシステムが破損し、拡張子が変わってしまう・文字化けする・動画が再生できない状態で上書きされて復元されるなど、希望しない結果に直結することが大半であるため注意しましょう。データ復元ソフトのスキャン機能はデータ領域すべてに対してソフトが干渉する為、データの上書きを進める他、状態を重篤化させてしまうことが多く起こりえるものです。SDカードに保存していたデータが大事なものだった、無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると少しでも頭によぎった場合にはデータ復元ソフトは使わないようにしましょう。万が一、途中まで操作を進めてしまった場合でもその場でプロのデータ復旧業者に連絡すべき事態となります。

問い合わせ

5.自分でどうにかできないかと作業を進める
SDカードに保存していたデータが無い・間違ってフォーマット、初期化した等のトラブルが起きた時には慌ててしまうものです。自分でどうにかできないか・復元方法は何かないかと思った時こそ、まずは手を止めることから始めましょう。フォーマット・初期化してしまった場合にはSDカードに中度以上の論理障害もしくは物理障害が併発していることがほとんどでデータ復元ソフトを安易に使うとデータの復旧ができないばかりか状況が重篤化してしまい、データが取り戻せなくリスクが高まるため、おすすめはできないものです。SDカードの抜き差しを繰り返したり、スマートフォンやデジカメ、ビデオカメラ、パソコンなど複数の端末に接続したりするだけでもデータの上書きが進み、何もしなければ早く安く確実に復旧できたものが復元不可能な状況に陥ってしまうこともありえます。SDカード内のデータを取り戻したい・復元したいと思った時にはプロのデータ復旧業者の無料相談を利用することを優先しましょう。後悔する結果に繋がることを防げます。

↓ビデオカメラ内のデータや削除した動画を復旧したいと思った時にはこちらの対処法もお試しください。

SDカードを使ってデータを保存する機器例

SDカードは松下電器産業(パナソニック)・東芝(キオクシア)・サンディスク(ウエスタン・デジタル)によって共同開発されたポータブルデバイス向けのメモリカードの事を指します。正式名称はSecure Digital Cardです。SDカードやmicroSDカードは一般ユーザーに利用されている機器でもあり、デジタルカメラ(デジカメ)・ビデオカメラ・スマートフォン・携帯電話・デジタルオーディオプレーヤー・ボイスレコーダー・ドライブレコーダー・ビデオゲーム機・GPS受信機・ノートパソコン・PDA・テレビ・家電機器など幅広いデバイスで使用されている記録メディアでもあります。

・SDカードの種類と主な用途

種類 主な用途 容量の大きさによる規格
SDカード デジタルカメラ・デジタルビデオカメラ・パソコン・テレビ・デジタルフォトフレーム・プリンタなど SD/SDHC/SDXC
microSDカード(SDカードの1/4の大きさの小さいメディア) スマートフォン(android、iPhone)・携帯電話・タブレット・オーディオプレーヤー・ポータブルゲーム機・ボイスレコーダー・ドライブレコーダーなど microSD/microSDHC/microSDXC

SDカードのフォーマット・初期化が必要となる状況は

SDカードのフォーマット・初期化が必要となる場面もあります。下記は一例です。

  1. 新しいデジカメやゲーム機で使うためにSDカードを機器に適したファイルシステムにフォーマットする
  2. SDカードを他人に譲渡する場合など個人情報を守る為にSDカードをフォーマットする
  3. レンタル会社に返却する前にSDカードをフォーマット・初期化して中のデータを消す必要があった
  4. SDカードにエラーが生じて使用ができなくなった際にフォーマットを行って修復する

※SDカードとSDカードを挿して使用する機器のファイルシステムの形式が異なる場合にはSDカードでのデータの読み書きができなくなるため、フォーマットを行い、ファイルシステムを書き換えることでデータの読み書きが可能となるものです。
※SDカードが認識しない・エラーメッセージが出て使えないなどのトラブルが生じた際にSDカードをフォーマットして修復する方法が解決策の1つとして挙げられるものの、フォーマットしたからといって使用可能な状態に戻らない事が多い事が注意点として挙げられます。また、フォーマットは機器をデータが何も入っていない工場出荷時の状態に戻す操作となるため、SDカード内のデータが無くなったり取り出しができなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合にはフォーマット作業は進めないように注意しましょう。

・SDカードをフォーマット、初期化したい場合には
SDカードをフォーマット・初期化する方法は1.使用しているデバイス内でフォーマットする2.SDカードをパソコンに接続してフォーマットする場合の2通りが挙げられるものです。どちらの方法でも簡単にSDカードをフォーマット・初期化ができるため、不注意で誤ってフォーマットしたくないSDカードをフォーマット・初期化してしまうトラブルは頻発している傾向にあります。SDカードをフォーマット・初期化した際には機器に保存されているデータは全て消されて無くなってしまうものです。誤フォーマット・誤初期化によるトラブルは誤削除に次いで2番目に発生することが多いデータ消失の原因ともなっています。

バックアップの重要性

SDカードからデータが消失する原因として、間違ってファイルやフォルダを消してしまう・誤削除を行ってしまうトラブルと同様に間違ってフォーマットしてしまうことは多く起こりえるものです。データが無くなった・見えなくなった時に慌てないためには日ごろからこまめにバックアップを行うことも重要となります。SDカードを誤フォーマットしてしまった際にはSDカード以外、例えばパソコン・外付けHDDやSSDなどの他のデバイスやクラウド上にデータのバックアップが取れていないかも今一度、確認しておきましょう。手動でバックアップ操作を行っていなくても設定が行われていれば自動でクラウド上にデータがアップデートされていることもありえます。

まとめ・万が一、困った時には

SDカードを誤ってフォーマットした、初期化してしまった等、SDカード内のデータが消えて慌ててしまうトラブルは誰にでも起こりえるものです。SDカード内のデータが無くなって困ったり悩んだりした際には、まずは手を止める・作業や操作を進めないことが最重要となります。SDカードを誤フォーマット、初期化した後にはSDカード自体の抜き差し、SDカードを挿入したままで機器の電源の入り切りや再起動を繰り返すだけでもデータの上書きが進み、取り返しのつかない状況に陥ってしまうことも多く起こりえるものです。データ復元ソフトを使うことも避けましょう。復元ソフトをインストールする・復元ソフトのスキャン機能を使うだけでも状態が重篤化し、データ復元・修復作業の難易度を上げる他、データの復旧自体が困難な状況に陥って、後悔する結果に繋がってしまいます。SDカード内に保存していたデータを早く安く確実に復元したいと少しでも考えた場合には余計な操作を進める前にプロの復旧業者の無料相談を利用することを優先しましょう。アドバンスデータ復旧は独自技術やAI技術を持っており高度な技術力で復元・修復作業を行うからこそ短時間での対応・費用を抑えたデータ復旧を実現しています。万が一、困った時には無料の相談から始めてはいかがでしょうか。

フラッシュメモリカテゴリの最新記事

アドバンスデータ復旧
/* Schema.org追加 */