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USBメモリの復旧・データ復元方法|症状別の対処法を紹介

USBメモリの復旧・データ復元方法|症状別の対処法を紹介

USBメモリは小型で持ち運びやデータの保存、共有に便利な記録媒体の一つです。しかしながら、小さく持ち運びがしやすい分、衝撃が加わってしまうことも多く、ある日突然、USBメモリが認識しなかったり壊れてしまったり、間違えてデータを消してしまったりと日頃使っている中で、思わぬトラブルに陥ってしまうことも少なくありません。いつも使用しているUSBメモリが使えなくなってしまうと慌ててしまうことも多いものです。ここでは、USBメモリに生じるトラブルや症状例とともにデータ復旧・復元方法や対処法を紹介していきます。

目次

USBメモリの復旧・データ復元が必要になるトラブルとは

USBメモリの復旧やデータの復元が必要になる場合にはUSBメモリに物理障害、もしくは論理障害と呼ばれる2種類の障害が生じてしまっていることが考えられるものです。障害内容によって復旧・復元方法や対処法も変わるため、それぞれの障害の特徴を把握しておくことも重要となります。

  1. USBメモリに物理障害が発生した
  2. USBメモリに論理障害が発生した

1.USBメモリに物理障害が発生した


物理障害とは、USBメモリ本体や内部の部品が機械的・物理的に壊れてしまっている状態のことを指します。USBメモリが認識しない、読み込まない・データにアクセスできない・機器が機能しない・動作しない場合には物理障害が発生してしまっていることが考えられます。

2.USBメモリに論理障害が発生した

論理障害とは、USBメモリの中のデータを間違って消してしまったり、誤動作によって削除されてしまったり、フォーマットした場合やウィルス感染やシステムの異常等によって生じる障害の事を指します。USBメモリ自体は動作可能であっても中に入っているデータにアクセスできない場合やファイルやフォルダを見ることができない場合なども論理障害が発生してしまっていることが推測されるものです。

USBメモリの復旧・データ復元が必要になる症状例(物理障害)


USBメモリに生じる症状は様々なものがあります。症状やトラブルは突然、起きてしまうことが多く、慌てて何度も抜き差しや電源の入り切り、再起動を行うことは状態を悪化させてしまう大変危険な行為であることも認識しておきましょう。下記のような症状が出た場合には慎重な対応が求められます。早く直したい・大事なファイルやフォルダが保存されている・復旧料金が気になる等、一つでも当てはまる場合にはUSBメモリをパソコンから抜いて状態が変わらない様にする事から始めましょう。

  1. USBメモリが認識しない、読み込まない
  2. USBメモリが曲がった・壊れた・破損した・落とした・ぶつけた・端子部分が折れた・ケースや本体が割れた
  3. 安全な取り外しに失敗した・USBメモリを無理やりパソコンから取り外してしまった
  4. 「フォーマットする必要があります。」「フォーマットしますか?」とエラーメッセージが表示される
  5. 「スキャンして修復しますか?」とエラーメッセージが表示される
  6. 「遅延書き込みデータの消失」「データを一部保存できませんでした。データを損失しました。」等のメッセージが出た
  7. USBメモリの使用領域が0バイトと表示される・容量が表示されない
  8. 水没した・濡れてしまった・液体がこぼれた
  9. 停電の後、動かない

1.USBメモリが認識しない、読み込まない

USBメモリを使っている中で多く起こりえるトラブルはUSBメモリが認識しない・読み込めない等の症状が出ることが挙げられます。USBメモリは消耗品です。経年劣化によって症状が生じることもあればUSBメモリに物理障害、論理障害どちらの障害が発生した場合でも起こりえます。前日や、ついさっきまで使用可能だったUSBメモリが認識しない・ランプは点灯していても読み込まない等、ある日突然、トラブルが起きてしまうことも少なくありません。

↓USBメモリが認識しない・読み込まない状況でお困りの方はこちら

2.USBメモリが曲がった・壊れた・破損した・落とした・ぶつけた・端子部分が折れた・ケースや本体が割れた

USBメモリをパソコンにずっと挿したまま使っていた場合や落としたり、机や壁とぶつけてしまったりして、曲がってしまったり端子部分が破損してしまったり折れてしまったりすることも少なくありません。USBメモリをパソコンに挿しっぱなしの状態で持ち運び、鞄から出したらUSBメモリが変形していた・本体が割れていた等、見た目で損傷がわかることも多く起こりえるものです。USBメモリ自体が小さく繊細な記録媒体の一つで衝撃や振動に弱い一面を持っています。USBメモリが機械的に壊れてしまって物理障害が発生した場合には、認識しない・読み込まないといったトラブルが生じることにも繋がります。

3.安全な取り外しに失敗した・USBメモリを無理やりパソコンから取り外してしまった

ハードウェアの安全な取り外しがうまくできなかったり、USBメモリを無理やりパソコンから取り外してしまったりした後に認識できない・アクセスができない状況に陥ってしまうことやファイルやデータが消えていたといった問題が生じてしまう事も少なくありません。端子部分の損傷や読み出し部分のエラーによって症状が起きていることも多いものです。認識できなかったりアクセスができなくなったり、データが無くなってしまった時にはそれ以上、USBメモリを使用する事は止めておきましょう。状態が悪化してしまい、本来早く安く復元可能だったものが復旧不可能な状況になってしまうことも少なくありません。

4.「フォーマットする必要があります。」「フォーマットしますか?」とエラーメッセージが表示される5.「スキャンして修復しますか?」とエラーメッセージが表示される


「フォーマットする必要があります。」「フォーマットしますか?」や「スキャンして修復しますか?」とエラーメッセージが表示された場合にはUSBメモリに物理障害、論理障害どちらの障害が生じた場合でも起こりえる症状です。これらのエラーメッセージが出た時にはコネクタや端子部分の損傷、ファイル構造などデータ部分の破損が起きてしまっていることも考えられます。USBメモリの抜き差しを繰り返すことや電源の入り切り、再起動を繰り返すことは避けましょう。復元の難易度を上げるだけでなく状態の重篤化を進め、復旧自体ができなくなることにも繋がりかねません。

↓「フォーマットする必要があります。」とエラーメッセージが表示された方はこちらも参照ください。

6.「遅延書き込みデータの消失」「データを一部保存できませんでした。データを損失しました。」等のメッセージが出た

USBメモリを使っていたら突然、「遅延書き込みデータの消失」「データを一部保存できませんでした。データを損失しました。」といったメッセージが表示され、USBメモリが認識されない・アイコンが空の状態になっている等の不具合が起きることもあります。このメッセージが表示された時には注意しましょう。基板が損傷してしまっている事が多く、重度な物理障害が生じていることも少なくありません。

7.USBメモリの使用領域が0バイトと表示される・容量が表示されない

パソコンにUSBメモリを接続した際、リムーバブルディスクの表示は出るもののクリックしてもデータにアクセスができない・開くこともできない状況や使用領域を確認すると0バイトで表示されてしまうことも起こりえます。また、デバイスマネージャー上ではUSBメモリは認識されているものの、マイコンピュータ上では表示がされない・容量が表示されない・メディア無しの状態になってしまうこともありえます。このような場合にはUSBメモリの中の部品、記録や制御を行っているチップに破損や物理障害が生じてしまっていることが推測され、正常に動作ができない・データが失われてしまう危険な状態であることが多いものです。パソコンから取り外して触らない様にすることが最優先となります。

8.水没した・濡れてしまった・液体がこぼれた

USBメモリをノートパソコンに接続している際に机上に置いている飲み物がこぼれてしまってPCだけでなくUSBメモリまで水没してしまうケースも起こりえるものです。USBメモリはパソコンに接続する時には端子部分がむき出しになっており、上からコーヒーや水、お酒、スープ、ラーメンの汁などがパソコンにこぼれてしまった場合にはPCだけでなくUSBメモリにも甚大な被害が出てしまうことも少なくありません。万が一、USBメモリに液体がかかってしまった場合には抜き差しや電源の入り切り、再起動を行ってはいけません。ショートしてしまったり状態の悪化を進めたりとデメリットだけが目立つ行為となります。万が一、濡れてしまった時には余計なことをせずにプロの復元会社に相談することを優先させましょう。

↓USBメモリを接続していたパソコンが水没してお困りの方はこちらも参照ください。

9.停電の後、動かない

停電が起きた後にはパソコンやNAS、HDDやUSBメモリなど記録媒体にトラブルが生じてしまうことも多いものです。停電によって突然、通電が切れてしまうと基板がショートしたり部品が破損したりして不具合が起きてしまう事もあります。停電の後に使っていた機器が動かない・動作できない場合には電源の入り切りや再起動、抜き差しを繰り返すなど余計なことは行ってはいけません。状態の重篤化を進めてしまいます。

USBメモリの復旧・データ復元が必要になる症状例(論理障害)


下記のような症状や不具合が生じることも少なくありません。機器に保存しているファイルやフォルダが大事なもの・取り出せないと困る・復元できないと業務に支障がでてしまう・早く直したい・復旧料金が気になる等、一つでも頭に浮かんだ場合には機器の使用を止めることが最優先となります。使い続けてしまうと状況が悪化してしまい復旧自体が難しくなってしまうケースも多く起こりえます。

  1. USBメモリの中のデータが消えてしまった
  2. 間違ってデータを削除してしまった・上書きしてしまった
  3. 「フォーマットする必要があります」と表示されて、「はい」を押してしまった・フォーマットしてしまった
  4. ファイル名やフォルダ名が文字化けして、「アクセスできません」とエラーが表示される
  5. bitlockerなど暗号化を行っている・セキュリティ機能がついたUSBメモリが使えなくなった
  6. USBメモリがフリーズしてしまう
  7. 必要なデータの上に回復ドライブの設定を行ってしまった
  8. ウィルスに感染してしまった
  9. その他の症状が出たら

1.USBメモリの中のデータが消えてしまった

ハードウェアの安全な取り外しができなかった場合やファイルやフォルダをコピーしたり移動したりしていた時にパソコンの電源が突然、切れてしまって保存していたデータが消えてしまった・無くなった等の症状発生に繋がることも多いものです。データが消えた・見えなくなった場合には、それ以上、USBメモリを使用してはいけません。パソコンに接続している場合にまず、取り外しを行いましょう。パソコンに繋いだまま・通電したままの状態にしているとデータの上書きが進んでしまうことも多く、無くなったデータの復元の難易度が上がる事や復旧自体ができなくなることも起こりえます。消えたデータが大事なものの場合にはUSBメモリを使わないようにすることが最優先となります。

2.間違ってデータを削除してしまった・上書きしてしまった

慌てていたり、疲れていたりした際に間違ってデータを削除してしまう・上書きしてしまう事も多く起こりえるものです。USBメモリの中のデータを間違って削除してしまった・上書きしてしまった時にその消えたデータが重要なもの・復元できないと困ると思った場合には、それ以上、USBメモリを使う事は止めましょう。新たなデータを作って保存したり、他のファイルやフォルダを参照したりする等、いつも通りに使ってしまうことでデータはどんどん上書きされてしまい、削除したデータや上書きしてしまったデータの復元が難しくなってしまいます。間違って操作をしてしまった時には、まずはUSBメモリをパソコンから取り外し、状態が変わらない様に努めることが重要となります。

3.「フォーマットする必要があります」と表示されて、「はい」を押してしまった・フォーマットしてしまった

フォーマットしますか?とエラーメッセージが出てしまった時に「はい」を押してしまったり誤ってフォーマットしてしまったりしてデータが無くなってしまう・消えてしまうことも起こりえます。フォーマットした機器に入っているデータを復元したい・取り戻したいと考えた時には新たなデータを保存したり復元ソフトをダウンロードしたりすることは大変危険です。欲しいデータが上書きされてしまう事も多く、消えてしまったデータを復元したい時には余計な作業や操作をしないことが最重要となります。

4.ファイル名やフォルダ名が文字化けして、「アクセスできません」とエラーが表示される

いつも通りに使っていたはずがUSBメモリを取り外して再度、パソコンに繋いだらファイル名やフォルダ名が文字化けしている・しばらく使用してなかったUSBメモリを久しぶりにパソコンに接続してみたらファイルやフォルダが文字化けしてしまって開けなかった・「アクセスできません」とエラーが表示されてしまうなど、使用時に文字化けしたりエラーメッセージが出てしまったりすることも多いものです。このような場合にはUSBメモリに論理障害、データの構造や管理情報に損傷が起きてしまっていることが推測され、そのままパソコンに接続しているだけでも状態が悪化してしまう危険な状況であることも少なくありません。まずは取り外すことを優先しましょう。使い続けてはいけません。

5.bitlockerなど暗号化を行っている・セキュリティ機能がついたUSBメモリが使えなくなった

bitlockerなどの暗号化をかけていたり、セキュリティ設定のソフトを使って暗号化を有効にしていたりしたUSBメモリが突然、使えなくなってしまうことも起こりえる事です。回復キーがわからない・回復キーが分かっているのに入力しても解除されない・セキュリティ設定ソフトが保存されている部分が文字化けしてしまっているなどのトラブルが生じることも少なくありません。暗号化やパスワード設定などを行っている機器で何かしら不具合が起きた時には電源の入り切りや再起動などは行わない様にしましょう。状態が悪化してしまいます。

↓Bitlockerの暗号化がかかっている・回復キーがわからない状態でお困りの方はこちらも参照ください

6.USBメモリがフリーズしてしまう

パソコンに挿しているUSBメモリの動作がフリーズしてしまう・USBメモリを接続したらPCがフリーズしてしまう等のトラブルが生じてしまうこともあるものです。USBメモリを取り外して問題なくパソコンが動くようであればUSBメモリに不具合や論理障害が発生していることが推測されるものです。指紋認証機能が付いている・パスワード設定を行えるUSBメモリの場合にはセキュリティ設定のソフトに問題やリードエラーが起きてしまっていることも少なくありません。特定の機器を使ってフリーズしてしまう等のトラブルが生じる時にはそれ以上、機器の使用は止めておいた方が良いものです。本来、早く安く復元可能だったものが復旧不可能な状況になってしまうことも起こりえます。

7.必要なデータの上に回復ドライブの設定を行ってしまった

回復ドライブとは、パソコンを初期化した時用のデータをUSBメモリに保存してパソコンに不具合が起きた際にすぐに工場出荷時の状態に戻せるようにする・ハードウェアに大きな障害が生じてしまった時にWindows10やWindows11などのOSを再インストールできるよう、リカバリディスクと同様の機能を持たせる設定のことを指します。間違って必要なデータの上に回復ドライブの設定を行ってしまうことも起こりえるトラブルの一つです。誤って設定してしまった場合にはデータの上書きだけでなく、ファイル構造やデータ領域に損傷が生じてしまっていることも多く、気づいた時にはその機器は触らない・操作しないようにしましょう。状態の重篤化を進めてしまいます。

8.ウィルスに感染してしまった

ウィルスに感染してしまった場合にはUSBメモリが突然、読み込めなくなる・動作しなくなるなどの不具合が出る事も起こりえます。機械的には壊れていなくともデータが失われてしまう・パソコンの動作不良に繋がるなど二次被害が起きることも多いため、ウィルス感染が疑われる時には使用を続けることは止めましょう。

9.その他の症状が出たら

USBメモリに生じる症状は様々です。何かしらの不具合が出た時には操作や作業を止めてプロの復元業者に連絡することも検討しましょう。早く相談した方が悩みも症状も解決でき、データも無くならずに済むものです。復旧料金を抑えたい方は症状が出た後、すぐに相談を行った方が早く安い復元が可能となります。少しでも悩んだり困ったりした際には連絡することを優先しましょう。

USBメモリのデータ復旧(復元)方法や対処法


USBメモリに障害や不具合が起きた時には、USBメモリに保存している「データを取り出したい・復元したい」のか「データは不要・機器が使えるように直したい」のかによって対処法が変わりますデータは不要・機器が使えるように戻ったら良い・修理だけ希望される方は「購入店やメーカー」へ。データが大事・無くなると困る方は「データ復旧(復元)の専門業者」に相談することを検討しましょう。

  1. 購入店やメーカーに相談
  2. データ復元ソフトの利用
  3. プロのデータ復旧(復元)業者に相談する

1.購入店やメーカーに相談

USBメモリに保存しているデータは不要でUSBメモリ自体を修理して使えるように戻れば良い・動くように直ったら良い方は購入店やメーカーに相談する方法があります。購入店やメーカーに出した場合には保存されているデータは保証されず、データは消えてしまうものと理解しましょう。修理を依頼した時には初期化されるか他のUSBメモリへの交換される事がほとんどです。修理とは、機器に障害や不具合が生じた場合や故障してしまった時に本体や内部の部品に対して修理作業や部品交換作業を行う事で再び使えるように戻す事を目的にしています。USBメモリが使用可能な状態に戻る事よりも中に入っているデータを取り出したい、復元したい場合には他の方法を考えた方が良いものです。

2.データ復元ソフトの利用

使用しているUSBメモリに不具合や障害が発生してしまった場合に保存しているデータを取り出したい・復旧したいと考えた時には専用の復元ソフトを使う方法もあります。復元ソフトを使用するメリットは①簡単に使える事が多い②安く復元できる事が見込める点にあり、デメリットは①USBメモリに物理障害が発生している場合には使用できない②軽度な論理障害が発生している時にしか使えない③復元ソフトのダウンロードやスキャンを行うことでデータの上書きや状態が悪化してしまう事が少なくない④復元ソフトを使ったがためにかえって復旧が難しくなってしまう事も多い点などが挙げられます。個人でUSBメモリに生じている障害の種類や程度、損傷箇所の把握は難しく、軽い障害だと思って復元ソフトを使ったら実際には障害や症状が重たい・進行してしまっていて使えなかった・状況が悪化してしまったといった結果に繋がってしまう事も少なくありません。早く安く復旧したいと考えたときこそ、復元ソフトの利用は避けた方が良いものです。USBメモリに保存しているデータが大事なもの・取り出せない・復旧できないと困ると少しでも頭によぎった時にはデータ復元ソフトの使用は止めておきましょう。どうしても復元ソフトを使いたい・使ってみたいと考えた時には手を止めて先にデータ復元の専門業者に相談した上で進めた方が後悔する結果に繋がることは回避できるものです。

・データ復元の専用ソフトの使用方法例
USBメモリの中のデータを復旧したい時に復元ソフトを使う方法や手順は下記のようなものになります。
【事前準備】
①パソコン(Mac・Windows問わず/復元ソフトの種類によってはWindows限定で対応しているものもあります)
②データの復元を行いたいUSBメモリなど、記録媒体
この2つを手元に用意する
【データ復元の専用ソフトの使用方法と手順例】
①データ復元の専用ソフトをインターネットの検索で探す
②ソフトのダウンロードとインストールを実施
※インストール時にはUSBメモリなど、復元希望の記録媒体は外した状態で行いましょう。
③ファイルの作成・ファイルの保存先を決定
④インストールの完了後、復元希望のUSBメモリをパソコンに接続して起動させる
※USBメモリのデータを復旧したいと思った時にパソコンに復元ソフトをダウンロードしたり、ソフトのデータを保存したりすること自体が希望するデータの復元が難しくなるリスクの高い行為であることも覚えておいた方が良いものです。ソフトのダウンロードを行うことでデータの上書きや状態の悪化が進んでしまうことも多いためです。
⑤データを復元したいUSBメモリのスキャンを行う(復元したいリムーバブルディスクを選択→次へをクリックしてスキャンを開始させる)
※復元希望のUSBメモリなどの記録媒体がパソコン上に表示されない場合には機器に物理障害・機械的に壊れてしまっていることが多いため、直ちにソフトの使用を中断しましょう。使い続けることで状態の重篤化を進めてしまいます。
※ソフトのダウンロードだけでなく、スキャンは欲しいデータを失ってしまう危険な行為の一つです。データを上書きしてしまうことが多く、復元したい・取り戻したいデータが大事なものの場合にはスキャンはダウンロードよりも避けた方が良い行為でもあります。目に見える形で状態が悪化していることが分かる事も少なくなく、スキャンしたことを後悔してしまうことも多いものです。
⑤スキャン完了後、復元可能なファイルが表示される
※スキャン自体にすごく時間がかかってしまっている場合は、USBメモリ自体が壊れてしまっている・物理障害が発生してしまっていることが多く、危険な状態です。作業を中断することを優先しましょう。
※スキャンが完了した際には、結果はパーティションごと・複数のパーティションで表示される事もあります。
⑥パーティションの内容を見ながら復元したいファイル名やデータの内容、プレビューなどから確認を行う
※復元ソフトによって復旧可能なファイルシステムが異なります。FAT/exFATのみ対応しているものもあればNTS+(Mac形式)、NTFS(Windows形式)に対応可能なものもあります。しかしながら、対応が可能なだけで復元ができるとは限りません。注意しましょう。
⑦復旧したいデータや復元希望のファイルを選択して保存
⑧保存先には空き容量に余裕があるメディアを選択する
※ソフトの利用後、ファイルやフォルダ名が文字化けしていたり、プレビュー画像の表示がおかしかったりした時には危険な状況です。保存したデータやファイルが破損していたり開けなかったりすることも起こりえます。簡単に利用可能なメリットもありますが、大事なデータに対してソフトを使うことは状態の悪化や欲しいデータを取り戻せないデメリットが目立つ行為でもあります。少しでも困ったり悩んだりした際には手を止めてプロのデータ復元業者に相談することを優先させましょう。

・データ復元用のソフト例

フリー(無料)の復元ソフト例 有料の復元ソフト例 復元ソフトで対応可能なファイルシステム例 復元ソフトの対象可能なOS例 復元ソフトでデータの復旧が見込める内容例
Disk Digger/Disk Drill/ Aiseesoft/ Recuva/ Recuva64/ Piriform/ Photo Rec/ iSkysoft/ Glary Undelete/ Best HDD Data Recovery/ Mini Tool Photo Recovery Free/ ZAR( Zero Assumption Recovery Recoverit)/ Pandora Recovery/ Puran File Recovery/ 復旧天使/ MiniTool Power Data Recovery Free/ Recover Files/ EaseUS Data Recovery Wizard Free/ Kickass Undelete/ Data Recovery/ CD Recovery Toolbox Freeなど Wise Data Recovery/ iSkysoft有料版/ Recovery 4.x/ SoftPerfect File Recovery/ Glarysoft File Recovery/ 救出ファイル復元/ Restart Explorer/ ファイナルデータ/ Recuva/ Undelete 360/ AviFIXP/ データ復旧R/ Recover Files/ PC Inspector File Recovery/ testdisk/ Recoverit有料版/ Recoverit Mac版/ AVI Preview/ 4DDIG Mac/ MM name/ Disk Drill有料版/ DivFix/ Stellar Repair for Video/ Renee Undeleter restore. media/ VLC Media Player/ SFWare/ DVDVob2 Mpg/ EaseUS Data Recovery Wizard有料版/ データリカバリー/ Video Repair WMV Concatなど APFS、Btrfs 、ext2、ext3、ext4、FAT、FAT32、exFAT、HFS 、JFS 、NTFS、NFS 、NTS+、 Reiser FS、UFS、UFS2、XFS、ZFS Windows 11・10・8.1・8・7/macOS・iOS/Linuxなど Word/ Excel/ PDF/ 写真/動画/ファイル/フォルダ/音楽/オーディオ/Eメール/画像データ/ゴミ箱から削除したファイルやパーティションなど

自分でどうにかできるかも・無料でできるかも・安く復旧できるかもと復元ソフトを試すことで後悔してしまう結果に繋がってしまう事も少なくありません。復元ソフトは状態の悪化やデータの上書きを進めてしまうことも多く、早く安く復元したいと考えた時こそ手を止めてソフトの利用は控えるようにしましょう。USBメモリに何かしらの症状が出た場合には慌ててしまうことも少なくありません。少しでも悩んだり困ったりした際には操作や作業を止めてプロのデータ復旧業者に相談することを優先しましょう。

3.プロのデータ復旧(復元)業者に相談する


USBメモリに入っているデータを取り出したい・復元したいと考えた方はプロのデータ復旧・復元会社に相談する方法があります。専門の復元業者に相談を行った場合には深い専門知識や高い技術力を持って症状が生じてしまった原因・障害が起きた箇所・障害の種類の特定が可能となり、物理障害、論理障害どちらの障害でも対応ができるものです。しかしながら、データ復旧の業者は数多くあり、どこの会社を選べば良いのかわからないと悩んでしまうかもしれません。少しでも困ったりした時には復旧業者が「独自技術」や「AI技術」を持っているかを確認しましょう。高い技術力を持った会社を選ぶ基準となります。どこの会社に出しても同じように復旧が可能なわけではありません。注意しましょう。復元業者ごとに復旧に関する技術力やサービス内容には大きな差もあります。USBメモリに保存しているデータが大事なもの・消えたり取り出せなくなったりしたら困ると少しでも思った時には最初に相談するデータ復旧業者選びも重要となります。

データ復旧(復元)の業者の選び方


USBメモリに症状やトラブルが生じてしまった時には慌ててしまうことも多いものです。少しでも困った時にはデータ復旧(復元)の専門業者に相談することを優先しましょう。どこの業者に連絡したら良いのかわからない等、悩んでしまった時には下記のような点も確認することでデータ復旧・復元の業者選びがスムーズとなります。

  1. 独自技術やAI技術などを持っており、高い技術力を有しているか
  2. 復旧・復元作業にかかるスピードや対応時間
  3. 復旧や復元にかかる料金やプランなどがホームページに明記されているか
  4. クリーンルームなど専用の環境で復元・修理作業を行っているか
  5. 情報の守秘義務やセキュリティ管理は徹底しているか
  6. 復旧・復元実績の有無

USBメモリに症状が出た時に注意したい事


USBメモリが壊れたかもと思った場合やトラブルや症状が発生している時にデータを復元したい・取り出したいと思った時には注意したい項目がいくつかあります。保存しているデータが大事なもの・無くなったり消えてしまったりしたら困るもの・復元にかかる料金を抑えたい・早く問題を解決したいなど一つでも当てはまる場合には下記のような点に注意して動きましょう。

  1. 抜き差しの繰り返しは避ける
  2. 電源の入り切りや再起動の繰り返しはNG
  3. 通電し続けない
  4. フォーマットしないように
  5. 作業や操作を続けてデータの上書きをしないように
  6. 分解しない

1.抜き差しの繰り返しは避ける

USBメモリは小さい繊細な記録媒体の一つです。端子がむき出しになっている分、壊れやすい特徴も持っています。使用しているUSBメモリに症状や不具合が何かしら起きてしまった場合には何度も抜き差しを行うことは避けましょう。状態の重篤化を進めてしまいます。

2.電源の入り切りや再起動の繰り返しはNG

記録媒体に障害や症状が生じている時には電源の入り切りや再起動も行いがちの行為ではありますが、簡単にできる操作である一方で、とても大きな負荷がかかり機器に致命傷を与えてしまう事も多く注意が必要です。繰り返し行うことは必ず避けた方が良いものです。

3.通電し続けない

パソコンに挿したままの状態だとUSBメモリに通電がされたままとなってしまいます。症状が出ている・故障が考えられる時には抜いて通電されないようにしましょう。トラブルが起きた時には状態の悪化を防ぐことが重要となります。

4.フォーマットしないように

USBメモリが故障している・障害が発生している時には「フォーマットする必要があります」とエラーメッセージが出ることも多いものです。間違ってフォーマットしないように注意しましょう。フォーマットすると中に入っているデータは消えてしまいます。また、フォーマットしたからといって機器が使えるように戻る保証もありません。注意しましょう。

5.作業や操作を続けてデータの上書きをしないように

不具合や症状が出ている時には操作や作業を止めましょう。ファイルやフォルダを参照したり新たなデータを保存したりコピーや移動を行ったりすることでデータはどんどん上書きされていってしまいます。欲しいデータの取り出しや復元が難しくなる事にも繋がりかねません。復元ソフトもダウンロードやスキャンを行うことでデータの上書きを進めてしまう事も多く、利用は控えた方が良いものです。

6.分解しない

使用しているUSBメモリに不調が出た時にはその原因を突き止めたいと考えるかもしれません。しかしながら、機器を分解してはいけません。記録媒体を分解して修理・復旧を行うためにはクリーンルームなどの専用環境が必須となります。また、個人で分解してしまうとメーカー保証の対象外にもなりえます。分解することは状態の悪化だけを進めるデメリットしかない行為です。分解してしまったことが原因で復元可能だったものが復旧不可能な状況に陥ってしまうことも起こりえます。

まとめ・少しでも困った時には

ここまでUSBメモリに症状や障害が生じてしまった時のデータ復旧・復元方法や対処法を紹介してきました。症状やトラブルが生じた時には慌ててしまうことも多いものです。原因がわからない場合やUSBメモリに保存しているデータが大事な方・無くなると困ると少しでも考えた場合にはデータ復旧(復元)の専門業者に連絡することを優先しましょう。早く問題を解決したい・費用を抑えたい・復旧や復元にかかる料金が気になる・業務への支障を最小限に抑えたいなど、一つでも当てはまった時にはプロに任せてしまった方がデータもすぐに戻ってきて不安も解消されるものです。どこの復元業者に頼んだら良いのか連絡したら良いのか悩んだ時には技術力やサービス内容を確認しましょう。アドバンスドテクノロジーは独自技術やAI技術を持っており高い技術力を持ってデータ復旧を行っているため費用を抑えた・早い対応が可能となります。復旧実績も多く安心です。まずは無料の相談から始めてはいかがでしょうか。

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