Buffalo(バッファロー)製品のデータ復旧|故障時の復元方法を紹介

Buffalo(バッファロー)製品のデータ復旧|故障時の復元方法を紹介 Buffalo(バッファロー)製品のデータ復旧|故障時の復元方法を紹介

個人使用や業務上でBuffalo(バッファロー)製のHDD(ハードディスク)やNAS(ネットワークHDD)に大事なデータを保存されている方も多いのではないでしょうか。HDDは永久的に使える機器では無く、Buffalo製の外付けHDDが認識しない・エラーのメッセージが表示される・TeraStationやLinkStationなどのNASにアクセスできない・中のデータが見られないなどのトラブルが急に発生してしまうこともありえるものです。ここではBuffalo製のHDDやNASを使っている時に生じる症状やその発生原因とともにデータ復旧の方法について紹介していきます。

Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASに発生する症状やトラブル例


Buffalo(バッファロー)製の外付けHDDやポータブルハードディスク・TeraStationやLinkStationなどのNASを使用している時に生じる症状やトラブルには下記のようなものがあります。

  1. 外付けHDDやポータブルハードディスクが認識しない・読み込みができない
  2. TeraStationやLinkStationなどNASにアクセスできない・認識されない
  3. フォーマットする必要があります等のエラーのメッセージが表示される
  4. ファイルやフォルダにアクセスができない・保存しているデータ内容が確認できない・見られない
  5. TeraStationやLinkStationなどのNASが起動しない・立ち上がらない
  6. 間違ってデータを消してしまった・誤削除した・フォーマットしてしまった
  7. ランプが赤く点灯・点滅していて動かない
  8. 異音が鳴っている・いつもと違う音が聴こえる
  9. 記録メディアは認識するものの中のデータが見られない・見えない
  10. USB端子部分が割れた・曲がった

↓TeraStationが起動しない・立ち上がらないなどのトラブルでお困りの方はこちら

Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASの故障を引き起こす原因とは

Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASが壊れる・症状や不具合が生じる場合には下記の様な障害が発生している事が原因と考えられるものです。

  1. HDDやNASに論理障害が発生している
  2. HDDやNASに物理障害が発生している

1.HDDやNASに論理障害が発生している


論理障害とはHDDやNAS自体は故障していない・問題が無い状態であるものの、データやシステムの破損・プログラム上に発生した問題によって生じる障害の事です。

Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASに起こりえる論理障害例

・ファイルシステムの破損やプログラムファイルの損傷
・誤ってデータを消した/間違って初期化やフォーマットしてしまった場合などのヒューマンエラー
・誤動作によるファイルやデータの削除
・CRCエラーやフォーマットする必要があります等のエラーメッセージの表示
・ウイルス感染、感染によるプログラム破壊
・経年劣化
・パーテーションのサイズを誤って変更した
・RAID崩壊が起きた
・リビルドに失敗した

2.HDDやNASに物理障害が発生している


物理障害とはHDDやNASが物理的に故障した・壊れてしまったことによって起こる障害のことです。

Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASに起こりえる物理障害例

・HDDやNASの故障
・内部部品や基板の破損や故障、傷の発生
・経年劣化
・落下や転倒、衝撃や振動が加わった
・異音が聴こえる/異音が鳴る
・動作音が聴こえない/動いていない
・水没
・停電
・静電気
・熱暴走
・CRCエラーなどエラーが表示される

Buffalo(バッファロー)製品のデータ復旧が必要な場合に注意したいこと


Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASに症状やトラブルが生じている時にデータを取り出したい・復旧したいと考えた場合にはやってはいけないことや注意すべきことがあります。

  1. 電源の入り切りや再起動の繰り返しを行わない
  2. 通電をし続けない
  3. フォーマットや初期化を行わない
  4. クリーンルームなどの専用環境が整っていない場所でHDDを開封・分解をしない
  5. その他、注意したいこと

1.電源の入り切りや再起動の繰り返しを行わない

Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASに不具合や症状が発生している場合には電源のON・OFFを繰り返す事や再起動を繰り返すことは避けましょう。HDDの中にあるヘッドと呼ばれる内部部品は壊れやすく、ヘッドが壊れたり、不具合が生じたりした時にはデータを記録しているプラッターと呼ばれる部品に傷をつけてしまいます。内部の部品が故障している・壊れかけている時に電源の入り切りや再起動を繰り返すことでHDDの状態が悪化したり、データを記録しているプラッター面に傷が入ったり深い傷がついたりすることでデータが無くなってしまう事にも繋がりかねません。電源のON・OFFは機器に大きな負担がかかる行為のため、保存しているデータが大切な方・データが無くなると困る・復旧料金を抑えたいと思った方は行わないように注意しましょう。

2.通電をし続けない

不具合が生じている場合や故障が考えられる際にケーブルをコンセントに繋いだままの状態・通電を続けてしまうとHDDやNASの誤作動に繋がることや故障の状態が悪化してしまうケースも多いものです。何か症状が出ている時には機器の電源を切って電気が流れないようにしましょう。

3.フォーマットや初期化を行わない


HDDをパソコンに繋いだ場合に「フォーマットする必要があります」などのエラーメッセージが表示されることがあります。慌ててフォーマットを行わないように注意しましょう。フォーマット(初期化)を実施してしまうとHDDに保存されているデータは全て消えてしまいます。間違ってフォーマットしてしまった時にはすぐにデータの復旧業者に連絡することを優先しましょう。フォーマット後に機器を使ってしまうと復旧が難しくなってしまいます。

4.クリーンルームなどの専用環境が整っていない場所でHDDを開封・分解をしない


HDDなどの精密機器はとても繊細にできています。万が一、クリーンルームなどの専用の環境以外でハードディスクを開封してしまうと塵やホコリが付着してしまいます。データを記録しているプラッターと呼ばれる磁気ディスクに塵やホコリがついたままの状態でデータを読み取る針のようなヘッドと呼ばれる部品が通るとデータの読み取り書き取りを行わず、傷を付けてしまいます。HDDの開封とデータ復旧作業にはクリーンルームなどの専用設備の他、豊富な専門知識や高度な技術力、互換性のある部品の調達などが必要になります。個人でHDDの開封や復旧作業を行うことはリスクの高い行為です。データ復旧の業者も①専用施設を持っている②高い技術力や専門知識を持っているなど、データの復旧に必要なものを有している・安全に対応が可能な業者は限られています。保存しているデータが大事な方・無くなると困る方はAI技術や独自技術など高い技術力を持ったデータ復旧の業者を選ぶ事が最重要となります。

5.その他、注意したいこと

不具合が起きている時には電源ボタン以外のボタンも押さないようにしましょう。特にリセットボタンは押してはいけません。トラブルが解決できないばかりかデータが失われるリスクが高まってしまいます。少しでも困った時にはデータ復旧の業者に相談してから進めましょう。

Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASにトラブルが起きた時にはデータ復旧や修理を考える


Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASに不具合が生じている時には下記対応を考えましょう。

  1. Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASの修理
  2. Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASのデータ復旧
  3. 復旧相談・診断だけでも早めに
  4. データ復旧ソフトの利用

1.Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASの修理


Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASにトラブルが発生した時には、データの復旧の他に機器の修理を行う事を考えるのではないでしょうか。修理とは、故障したり不具合が出たりした部品や筐体に対して修理作業や部品の交換作業などを行うことにより、再び動作ができる・元通りに使える状態に戻す・機器を直す事を目的にしています。そのため、基本的にはHDDやNASに保存されているデータは初期化され消えてしまいます。データが大事な方は修理の前にデータ復旧の作業を行うことを優先しましょう。

↓NASの修理や復旧について詳しくはこちら

2.Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASのデータ復旧

データ復旧とは認識しない・起動しない・動作しないHDDやNAS、中のデータが読み込みできない・ファイルにアクセスができない・エラーが表示されているなど、トラブルが生じている記録メディアからデータの取り出し・救出を行う作業を指します。

・保存しているデータが大事な方はデータの復旧業者へ相談を優先しましょう。

使っているHDDやNASに何かしらの不具合が生じた場合にはまず、データを復旧することを考えましょう。トラブルが起きてから時間が経過してしまうと症状が悪化したり、基板やヘッド、データを保存しているプラッターなど部品の損傷が大きくなってしまったりしてデータの復旧が難しくなってしまうケースもありえます。人間の風邪や病気と一緒で症状が出た時に早めに動かず、放置してしまったり時間を置いてしまったりすることで状態は悪化してしまうものです。症状が出ている原因を個人で特定することは難しいことが多く、記録メディアに大事なデータを保存している方・データが無くなると困ると思った方は手を止めてプロのデータ復旧業者に相談することを優先しましょう。すぐに問題が解決され、不安も解消されるものです。

・データ復旧の専門業者が行う作業の流れ

①クリーンルームでNASやHDDの分解
②HDDに生じている障害の状態を診断
③専門知識・高い技術力を使った障害状況に合わせたデータ復旧作業と部品の交換
④TeraStationやLinkStationなど複数のHDDを使ってRAIDを構成している場合にはRAID環境に準じた復旧作業
⑤復旧・救出されたデータを保存用のHDDに転送

3.復旧相談・診断だけでも早めに

動作が遅い・データが読み込めたり読み込めなかったりする・動作が不安定だ・データにアクセスができる時とできない時がある・機器が動く時と動かない時がある・エラーが時々表示されるなど、Buffalo製のHDDやNASに何かしら不具合が出ている場合には早めに作業を止めてプロのデータ復旧業者に相談だけ・診断だけでも行うことを考えましょう。データ復旧や修理について早い段階で相談だけでもしておいた方が機器の状態の悪化やデータの消失を防ぐことにも繋がります。まずは、無料の診断を行っているデータ復旧の業者に診てもらうことを優先しましょう。

4.データ復旧ソフトの利用

Buffalo製のHDDやNASのデータ復旧が必要かもと思った時にはフリーソフトなどの復旧ソフトの利用を考えるかもしれません。しかしながら、データ復旧ソフトの利用はとてもリスクがある方法のため注意しましょう。

・復旧ソフトは物理障害が生じているメディアに使った場合、データの復旧ができないばかりか状況は悪化する

データ復旧のソフトは軽度の論理障害にしか対応していません。

・論理障害が生じているメディアでも復旧できない・上書きが進んでしまうケースもありえる

機器に発生している障害が論理障害だったとしても中度から重度の障害が発生していた場合には復旧ソフトを使うことで上書きが進んでしまう・状態が悪化してしまうことが多いものです。障害の程度(軽度・中度・重度)や障害の種類(物理障害・論理障害)を個人で特定することは難しく、無闇に作業を進めることでデータが無くなってしまう危険性も高まってしまいます。フリーソフトなどのデータ復旧ソフトは手軽に試せる復旧方法の一つではあるものの、本来、データの復旧が可能だったものが復旧ソフトのダウンロードやスキャンを実施したことによって復旧が難しくなってしまうケースも残念ながらありえます。保存しているデータが大事な方、費用をかけずに復旧したい方・どうしても復旧ソフトを利用したいと思った場合には使う前にプロのデータ復旧業者に相談してから進めましょう。

データ復旧サービスを行っている業者の選び方

HDDやNASに不具合が発生してしまう原因は様々です。個人で原因を特定する事は難しいことが多く、よくわからないまま操作や作業を進めてしまうとすぐに状況は悪化してしまいます。少しでも困った時には専門のデータ復旧業者に連絡を入れましょう。どこの復旧会社に相談したら良いか悩んだ時には下記も参考にして復旧業者を選ぶと失敗がありません。

  1. 技術力の高い復旧会社か(AI技術や独自技術を持っているデータ復旧業者か)
  2. 復旧作業のスピード感や対応時間
  3. 復旧料金例や料金プランなど費用の記載があるか
  4. 情報を扱う上でセキュリティは厳重か

Buffalo(バッファロー)製のHDDやNASなどの種類一覧


Buffalo製の記録メディアには下記のような種類があります。

種類 シリーズ・ブランド名 特徴 モデル・機種
外付けハードディスク DriveStation(ドライブステーション)・DriveStation Pro・CANVIO DESKTOPシリーズ 据え置きハードディスク・パソコンの中のデータのバックアップやテレビ番組の録画用として使用されることが多い HD-WHA4U3/R1・HD-SH2TU3・HD-GD8.0U3D・HD-QHA8U3/R5・HD-SH18TU3・HD-WHA2U3/R1・HD-SH4TU3・HD-WL6TU3/R1J・HD-WHA8U3/R1・HD-GD2.0U3D・HD-QHA16U3/R5・HD-SH1TU3・HD-GD3.0U3D・HD-GD4.0U3D・HD-SH6TU3・HD-WHA6U3/R1・HD-QL4TU3/R5J・HD-WL8TU3/R1J・HD-SH12TU3・HD-QL12TU3/R5J・HD-QL16TU3/R5J・HD-SH16TU3・HD-SH3TU3・HD-GD6.0U3D・HD-SH8TU3・HD-WH6TU3/R1・HD-QL8TU3/R5J・HD-WH8TU3/R1・HD-WHA16U3/R1・HD-QH8TU3/R5・HD-QH12TU3/R5・HD-QH16TU3/R5・HD-QHA32U3/R5・HD-WHA36U3/R1・HD-QHA48U3/R5・HD-QHA72U3/R5・HD-TDA4U3-B・HD-TDA6U3-B・HD-TDA2U3-Bなど
外付けハードディスク MiniStation(ミニステーション) ポータブルハードディスク・用途は外付けHDDと同様。コンパクトサイズ。電源コンセントからの通電が無くとも動作可能。持ち運びに適している。 HD-PCG1.0U3-BBA・HD-PCFS2.0U3-BBA・HD-PCG2.0U3-GBA・HD-PCFS5.0U3-GBA・HD-PCG1.0U3-BWA・HD-PCG500U3-BA・HD-PCFS1.0U3-BBA・HD-PCFS4.0U3-GBA・HD-PCG2.0U3-GWA・HD-PCG500U3-WA・HD-PNF500U3-B・HD-PZN2.0U3-S・HD-PCF500U3-BE・HD-PNF500U3-WE・HD-PCF1.0U3-BWE・HD-PZN1.0U3-B・HD-PZN1.0U3-R・HD-PZN1.0U3-S・HD-PZN2.0U3-B・HD-PZN2.0U3-R
内蔵ハードディスク 3.5インチハードディスク パソコンやNAS・RAIDサーバーなどに内蔵されている OP-HDシリーズやHD-IDシリーズ(3.5インチ)・HD-IN500S(2.5インチ)

NAS(ネットワークHDD) TeraStation(テラステーション)・LinkStation(リンクステーション) 法人・個人問わず幅広く使用されているサーバー機種・データの共有に使用されている TS3220DN・TS3420DN・TS5410DN・TS3400R・TS3410DN・TS6400DN・WSS WS5400DN・WS5220DN・TS5210DN・TS3420RN・WS5220DN・WS5420DN・TS3420RN・TS5410RN・TS5400R・TS3210DN・TS6200DN・TS5210DF・TS5610DN・WSH5420DN・WS5420RN・TS6400RN・TS6600DNなど
LS210D・LS720D・LS220D・LS710D・LS520D・LS720DN・LS510D・LS220DN・MyBox LS411Dなど

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↓外付けHDDの復旧や対処方法を詳しく知りたい方はこちら

まとめ・少しでも困った時には余計な事をしないでプロの復旧業者へ相談を

HDDは壊れやすい精密機器の一つです。万が一、Buffalo製のHDDやハードディスクを使ってRAIDを構築しているNASに不具合が生じた場合には操作や作業を続けることは避け、データ復旧の業者に相談することを優先しましょう。何かしら症状が出ている時に記録メディアを使い続けることは大変危険な行為です。状態が悪化してしまいデータの復旧が難しくなってしまうケースもありえます。機器に入っているデータが大事な方は復旧相談・診断だけでも早めに行えるように動きましょう。アドバンスデータ復旧はBuffalo製のHDDやNASのデータ復旧・修理の両方に対応が可能です。AI技術も持っており、多くの復旧実績があって安心です。独自技術によって復旧費用も抑えられるため、データの復旧料金が気になる方はまずは無料の相談から始めてはいかがでしょうか。

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