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Windows10が起動しない時の修復・復旧方法とは

Windows10が起動しない時の修復・復旧方法とは

Windowsのパソコンを仕事や業務、趣味や習い事で使っている方も多いのではないでしょうか。Windows10が起動しなくなった際にはパソコンが使えず業務が止まったり作業が進まなかったりと焦ってしまうものです。ここではWindows10が起動しない時の症状や原因と解決・修復方法について紹介していきます。

目次

Windows10とは

Windows10(ウィンドウズ テン)とはMicrosoft(マイクロソフト)社が開発しているパソコン用のOS(オペレーティングシステム)のことです。WindowsシリーズのPC(パーソナルコンピュータ)やタブレット(8インチ以上)に搭載されています。OSはWindows Vista→Windows7→Windows8(Windows8.1)と進化してきましたが、Windows8の後は9ではなくWindows10となりました。

Windows10が起動しない時の主な症状と原因

Window10のパソコンを使用しようとした時に下記のような症状が出ることがあります。ここでは各症状例と主な原因を紹介します。トラブルが生じた際は慌てずに一つ一つ対応していきましょう。

1.Windows10の起動画面でくるくるが終わらない・くるくるした状態から進まない。
2.Windows10のロゴから進まない・ロゴの表示で止まってしまう
3.パソコンが起動しない・立ち上がらない
4.真っ黒の画面でマウスポインタ―のみ表示されている
5. 青い画面(ブルースクリーン)or黒い画面内でメッセージが表示されている
6.「お待ちください」or「自動修復を準備しています」と表示されて起動しない

1.Windows10の起動画面でくるくるが終わらない・くるくるした状態から進まない。

Windows10起動時のトラブルの中でよくある症状は「くるくるが終わらない」「くるくるした状態から進まない」ことがあります。「くるくる」したままでWindows10が起動しない場合、メーカーのロゴの表示から次の画面への読み込みが処理中、作業中の状態です。正常にパソコンが立ち上がる際にはこの「くるくる」は短い時間で終わって次の画面が表示されますが、正常ではない場合にはずっと「くるくる」したままで「くるくる」が終わりません。パソコンの起動時に「くるくるが終わらない」時にはWindows側で不具合やトラブルが発生していることが考えられます。Windowsの更新作業のために通常よりも読み込みを行う時間が長い場合もあるため、更新作業が進んでいる際には気長に待つことも大事です。更新の場合には「くるくる」問題はすぐに解決されます。

2.Windows10のロゴから進まない・ロゴの表示で止まってしまう

Windows10のアップデート作業中の時に生じることの多い状況です。更新作業中に起動が遅くなることは一時的なものです。しばらく様子を見てみましょう。時間が経過してもロゴの状態で止まったままの場合は電源を切りましょう。パソコンに不具合やHDD故障やSSD破損が生じているケースもあるためです。

3.パソコンが起動しない・立ち上がらない

電源を入れてもパソコンが起動しない・立ち上がらない時にはWindows10も起動できません。電源が入らなければ中に入っているデータやソフトウェアを動かすことができないためです。パソコンの電源が入らない・起動しない・動かない・立ち上がらない時にはパソコン自体に問題があることが多く、部品(マザーボードや基盤、バッテリー)などが故障している・損傷していることも考えられます。

↓PCが壊れたかもと思った時の解決方法はこちら

4.真っ黒の画面でマウスポインタ―のみ表示されている

起動途中や作業途中などトラブルが発生していない場合でも起こりえます。電源を入れた直後にWindowsのくるくるが表示されずにマウスポインタ―のみ表示されることもありますが、これはトラブルでは無く部品の誤作動によるもののためパソコンを放電すれば解決されます。また、HDDのアクセスランプが点灯しているパソコンを使用されている方はランプ部分を確認しましょう。ランプが点灯している時は心配しないで大丈夫です。Windowsアップデートなど、作業が終わっていない状態のため気長に待つことが大切です。ランプが確認できない時には時間で判断しましょう。12時間が目安です。この時間以上経過しても改善が見込めない時には障害が発生しているものです。真っ黒の画面でマウスポインタ―のみ表示されている際に起こるトラブルの原因は①Windowsアップデートの失敗②突発的なエラーなどがあります。

5.青い画面(ブルースクリーン)or黒い画面内でメッセージが表示されている

青い画面(ブルースクリーン)や黒い画面上にメッセージが表示されてWindows10が起動しない場合があります。この時、パソコンの画面が青or黒だけで表示されるため慌ててしまうかもしれません。この画面が表示された時にはWindows10が起動しない状況であることが多く、この画面が表示された時には注意も必要です。青い画面(ブルースクリーン)が表示される原因は①ソフトウェアによる問題(OS不良)と②ハードウェアによる問題(機器不良)に分かれます。それぞれ対応方法は異なります。②ハードウェアによる問題(機器不良)が生じている際には個人で対応を行うことが難しいケースも多いものです。この状況で電源の入り切りや再起動の繰り返しなど通電を繰り返してしまうと機器の状態が悪化してしまったり保存しているデータが消えてしまったりするケースもあるため注意しましょう。③電気の帯電が原因の際にはパソコンの電源を切って放電ができれば解決できる時もあります。電源を切ってしばらく経ってからもう一度だけ電源を入れ直すことは試してみましょう。それで解決が難しい場合にはそれ以上、パソコンを触らないことが最善の方法です。

↓青い画面が表示された状態でお困りの方はこちらも参照ください

6.「お待ちください」or「自動修復を準備しています」と表示されて起動しない

停電などが原因で正常にシャットダウンができていなかった際に起こりえます。再起動した後、正常に起動ができた際には心配はありません。

Windows10が起動しない時に試したい解決方法

Windows10が起動しない状況になってしまった際には慌てず一つ一つ対応していきましょう。簡単に対応できる方法もあります。ここではWindows10が起動しない時の解決方法について紹介していきます。

1.パソコンに繋いでいる機器は全て外す→再起動を1回行う
2.放電
3.パソコンの初期化
4.BIOSの初期化
5.自動修復機能・スタートアップ修復を使う

1.パソコンに繋いでいる機器は全て外す→再起動を1回行う

Windows10が起動しない際、パソコンに繋げている周辺機器(外付けHDD・USBメモリ・マウス・プリンターなど)を全て取り外して再起動をおこなうと問題が解決される場合があります。Windows10が起動しない時に周辺機器を外さないまま再起動を複数回行っても起動しない状況であったものが周辺機器を取り外してから再起動を行うと解決できる時があります。1回だけ試してみましょう。何回も再起動を続けてしまうと状態が悪化してしまうことや機器やHDDやSSDなどの故障に繋がってしまうこともあります。この方法を試して改善しない際には、それ以上触らないように努めましょう。新しい周辺機器を初めて接続した時などに起こりやすいトラブルです。新しい周辺機器を接続した際には今までパソコン内に無かった新しいドライバーがインストールされるため、今までの起動してきた環境と異なる状況となり、Windowsが起動しなくなってしまうケースが生じてしまうのです。

2.放電

パソコンが帯電している場合、正常に起動ができない状況が生まれます。放電を適切に行うと問題は解決されるものです。放電方法は①電源ケーブルを抜く②バッテリーを外す③待つ の3工程です。数分程度放電させましょう。電気の通電がされないままで一定の時間待っていると放電されます。周辺機器の取り外しと再起動のように取り掛かりやすい対応方法の1つです。試してみましょう。

3.パソコンの初期化

Windows10が起動しない原因がわからない時もあることでしょう。その際の解決方法としてパソコンの初期化があります。初期化を行うとWindowsの設定やインストールを行ったアプリなどが全て削除され、元の状態に戻ります。パソコンは使えるようになる可能性はありますが、初期化=工場出荷時に戻す作業のため、ほとんどの場合、保存していたデータは消えてしまいます。データの優先度とパソコン使用の優先度を考えて進めましょう。悩んだ場合には専門の復旧会社に相談することも検討した方が失敗しません。

4.BIOSの初期化

BIOSはOS(オペレーティングシステム)の起動やパソコンと周辺機器の接続の制御やデバイスの起動を行っているプログラムのことです。BIOS設定の変更をおこなうとパソコンの動作に支障や多大な影響が出てしまうことがある事も頭に入れておきましょう。BIOSの初期化方法は①パソコンの電源を入れる②メーカーロゴ画面で「F2キー」(ノートパソコンを使用されている方は「Fnキー」を同時に)押すとBIOS設定の画面が確認できます。BIOS設定の変更・BIOSの初期化によってWindowsが起動しないトラブルが解決できることもありますが、リスクも高い方法のため、パソコン等の操作に慣れていない方は無理に進めることは止めておきましょう。

5.自動修復機能・スタートアップ修復を使う

Windows10が起動しない際、不具合の原因を自動的に探して必要な修復を行う機能があります。自動修復画面が表示されたら詳細オプションをクリックして問題解決を進めていきましょう。

Windows10の自動修復機能・オプション機能を使った解決方法

上記、Windows10が起動しない時に試したい解決方法の項目5の「自動修復機能」を使ってパソコンを正常に起動させる方法はオプションそれぞれの内容を理解しながら進めることが大事です。「自動修復」が表示された際の詳細オプション、それぞれの使用方法について紹介します。

1.システムの復元(オプション機能)
2.セーフモードの利用(オプション機能)
3.スタートアップ修復(オプション機能)
4.コマンドプロンプトの使用(オプション機能)

1.システムの復元(オプション機能)

システム復元をおこなうとパソコンが起動できるようになる可能性が高まります。PC購入時の状態に戻す作業のためです。システム復元の実行は①「自動修復の画面」→「詳細オプション」をクリック②「システムの復元」を選択③対象アカウントを選択④「システムファイルの設定の復元」の画面が表示される⑤「次へ」をクリック⑥日付・説明等を読んで復元したい項目を選択⑥「次へ」をクリック⑦「復元ポイントの確認画面」が表示される⑧「完了」を押す⑨「いったんシステムの復元を開始したら」といったメッセージが表示⑩「はい」を選択⑪システムの復元が開始されます。

2.セーフモードの利用(オプション機能)

セーフモードとは必要最低限の機能を使ってPCを起動するモードのことです。また、不具合の原因を調査・診断をおこなう機能もあります。セーフモードの利用は①「自動修復の画面」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」を選択②「スタートアップ設定の画面」→「再起動」を行う③「セーフモードを有効にする」or「セーフモードとネットワークを有効にする」どちらかを選択④セーフモードが起動されます。⑤セーフモードの起動後はアプリケーションやドライバー等、不具合の原因の特定がおこなわれる為、削除の実行によってPCが正常に起動できることがあります。

3.スタートアップ修復(オプション機能)

自動的にPC内の不具合などの原因を調査して必要な修復が行われる機能のことを「スタートアップ修復」と言います。スタートアップ機能を使うメリットは自分で問題に対しての原因を探す事や特定、手動で対応をしなくても自動で修復できる点です。デメリットは処理が終わるまでに相当な時間の経過を待つ必要が出てくる点です。スタートアップ修復の使用方法は①「自動修復の画面」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ修復」を選択②「Windows10」をクリック③対象アカウントを選択③アカウントのパスワードを入力④「続行」を選択⑤診断がスタート⑥診断がスタートされたら問題の検出および自動修復を待つだけです。対応してみましょう。

4.コマンドプロンプトの使用(オプション機能)

コマンドプロンプトの利用によってPCの修復がおこなわれ、起動できる可能性が向上します。コマンドプロンプトとはプログラム自体に命令してPCの設定を行う機能です。コマンドプロンプトの利用方法は①「自動修復の画面」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」を選択②命令文「sfc/scannow」を入力③修復作業が始まります。コマンドプロンプト作業に抵抗が無い方は試してみましょう。コマンドプロンプトや命令文の入力の知識ややり方に不安を感じる方は無理に進めることは止めておきましょう。

パソコン自体が起動しない時に試したい解決方法

PC自体に電源が入らない・起動しない場合でWindows10が起動しない時には下記の原因が推測されるため対応方法を紹介します。

1.ケーブル等が接続不良を起こしている
2.電気部分の故障
3.HDDの故障

1.ケーブル等が接続不良を起こしている

パソコンが起動しない時に実は電源が来ていない・ケーブルが外れているだけということはあります。特にデスクトップ型の機器はケーブルが外れてしまうと動きません。ケーブルは緩みやすいものでもあるため、しっかり固定しましょう。

2.電気部分の故障

経年劣化等によって電源ユニットが壊れることやマザーボード自体の電池が切れてしまうとBIOSが機能しなくなってしまいます。電源ユニットの故障ではなく電力の問題や環境によることも推測されるため、上部でも紹介した周辺機器の取り外しと放電を行って様子をみましょう。

3.HDDの故障

1.2を試してもトラブルが解決できない時には機器内のHDDや部品に破損や損傷が生じていることが推測されます。経年劣化等でHDDが故障してしまうことはありえる事のため、数年単位で使用している端末で不具合が出た際には電源を切ってそれ以上触らないことで状況の悪化をくい止めることができます。

Windows10が起動しない時に注意したいこと

Windows10が起動しない時には慌てないことが一番大事です。慌てて誤った対応や間違った作業をしないようにまずは落ち着きましょう。ここからはWindows10が起動しない時に注意したいことについて紹介していきます。

1.何度も電源の入り切りや再起動を行わない
2.初期化作業は慎重に
3.インストールメディアでの起動にはインストールメディアの作成が必要
4.改善策を試して解決されない時には
5.別の端末等で不測の事態に備える
6.個人での対応はリスクが生じることも
7.修理業者や復旧会社に依頼するときの注意点

1.何度も電源の入り切りや再起動を行わない

パソコンが正常に起動しない時には何度も電源の入り切りや再起動の繰り返しをおこなうことは避けましょう。エラーや不具合が出ている時に通電を続けてしまうと状態が悪化してしまうこともあります。また、機器内のHDD、SSDや部品に損傷や破損が生じてしまっている時やHDDから異音がしている時に通電を続けてしまうとデータを記録しているプラッター面に傷が入ってしまいデータの復旧が難しくなってしまうケースもあるためです。

2.初期化作業は慎重に

PCの初期化をおこなえば、起動ができなくなった前の状態に戻すことができ、正常に起動ができる可能性が高まります。しかしながら、この作業を行ってしまうとWindows10設定(カスタマイズ設定やインストールしたアプリなど)は全て消されてしまいます。ご自身で作ったファイルやデータも消えてしまうリスクもあります。作業を行う前には必ずデータのバックアップを取りましょう。また、必要なアプリケーションは再インストールができるようにあらかじめ準備も必要です。設定情報もメモを取って後で戻せるようにしましょう。初期化の作業は手間も多く、リスキーな点も多いものです。先に他の作業を優先して正常起動ができるように行い、初期化は最後の手段として認識しておきましょう。

3.インストールメディアでの起動には別途インストールメディアの作成が必要

Windows10が起動しない際には自動修復機能も起動しない状況であることも推測されます。この状況ではインストールメディアでの起動方法が有効な手段です。この方法を試すには起動可能なPCで別途、インストールメディアを作る必要があります。手元に起動しない機器しか無い・インストールメディアを別途持っていない場合のときは使用できない方法です。複数端末をお持ちの方や社内でWindows10が起動しないトラブルに遭った際には社内の別の端末でインストールメディアを作成しましょう。インストールメディアを以前作成済みであれば使いたい時にすぐに使えるように保存場所の共有や無くさないように保存をしておくことも大事なことです。

4.改善策を試して解決されない時には

自分でできることを全部行っても必ずしも改善ができる・正常に起動できるように戻るものではありません。自動修復機能の色々なオプション等の利用によって正常に起動できるようになる時と起動ができない・改善できない・原因がわからないといった状況になることも想定されます。HDDなど内部の部品の故障が原因の際には「1.何度も電源の入り切りや再起動を行わない」ことが大事です。

5.別の端末等で不測の事態に備える

社内で個別の端末のみで業務にあたっていると特定のPCが起動しない状況に陥ってしまった際には業務が進まなくなってしまいます。不測の事態は急にやってくるものです。特定の端末のみで作業をおこなうのではなく日頃から複数のPCや別の端末でも業務がまわるように環境を整えることも大事なことです。

6.個人での対応はリスクが生じることも

Windowsの自動修復機能やエラーチェックは便利なものですが、この自動修復機能で解決できる障害は軽度の論理障害(ソフトウェアによる障害)のみです。自動修復の機能を使って不具合やエラーが改善しない状況であれば重度の物理障害(ハードウェアの障害)や重度の論理障害が生じていることも推測されます。この状況や原因がわからないまま作業を進めてしまうと機器や部品の破損や状態の悪化、データが消えてしまったり無くなってしまったりといったリスクもありえます。Windows10が起動しない原因と対応には停止コードやエラーメッセージが表示された時以外は自己判断で進めることはリスクがあることも頭に入れておきましょう。悩んだ際には専門の復旧業者の指示や無料診断を受けることも解決への近道です。

7.修理業者や復旧会社に依頼するときの注意点

Windows10が入っているパソコンの修復やデータの復旧を専門業者に依頼する際にはご自身の必要なものと優先度を考えて探しましょう。
①機器の起動を優先したい方→機器を使えるようにしたい・修理したい方はメーカー修理や専門の修理業者に相談しましょう。
②保存しているデータを優先したい方→データの復旧や復元が最優先のときには信頼のできるデータ復旧会社を選びましょう。
信頼のできる・技術力のある復旧業者を数ある会社の中から探すことは難しいと感じるかもしれません。そのような際には「AI技術」を持っているかどうかを確認してみましょう。信頼ができて技術力のある復旧業者が探しやすいものです。復旧業者の中には①機器の修理と②データの復旧、両方を行っている会社もあります。「AI技術」を持っている復旧会社は修理も行っています。

まとめ・パソコンの不具合などで困った時には

ここまでWindows10が起動しない時の症状例や原因・困った時の対応方法を紹介してきました。ここで紹介してきた内容を試してみて解決が難しい時や悩んでしまった際には無理せずに専門業者に相談してみましょう。Windows10が起動しない時の原因の特定は難しい時もあります。保存している「データ」とPCの「起動」どちらの優先度がより高いものかも考えましょう。「データ」を優先したい方は信頼できるプロのデータ復旧会社を探しましょう。アドバンスドテクノロジーはAI技術を持っており、信頼ができておすすめです。また、修理も行っているので「起動」と「データ」両方対応されたい方もまずは無料相談することから始めてはいかがでしょうか。

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