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停電後NASに繋がらない?3つの解決方法!

停電後NASに繋がらない?3つの解決方法!

落雷、風雨、台風等天候による停電や地震による突然の停電。ブレーカーが落ちた(作動した)時、法定点検・年次点検での停電。家でも会社でも停電によってNASなど精密機器へのトラブルが起きたことがある方も多いのではないでしょうか。時間をかけて作成した物が消えてしまった。うまく保存されていなかった。共有フォルダに入れなくなった。データが見られなくなった・接続できない等の停電後にNASのトラブルに遭った方へ復旧方法を紹介していきます。

NAS(ネットワーク接続HDD)とは

NASとはネットワーク上に接続することができるHDDのことを言います。正式名称はNetwork Attached Storageと言い、NAS=ナスの略称で呼ばれています。NASはデータ保護のために様々な冗長性の仕組みやバックアップ機能を備えています。

NASと通常のHDDの違い

NASはネットワークに接続するため1対多数の接続ができるもので同時に複数のPCから接続することが可能です。通常のHDDは1対1でPCと直接接続して使用するものです。HDDでは複数のPCで情報共有をしたい場合、その都度PCにHDDの繋ぎ変えが必要になりますが、NASは複数のPCに同時に接続ができるため、繋ぎ変えの手間や時間がかかることが無く共有したいデータをすぐに複数のPCで見ることや編集することができます。

NASを使用中に停電が起きたらどうなるの


落雷、風雨、台風等天候による停電や地震による突然の停電、複数の電化製品を使用した時にブレーカーが落ちた(作動した)際に電源部分にトラブルが発生してしまうと冗長性が生かされることなくシステムが停止してしまいます。システムが停止した場合HDDに損傷が発生してしまったりRAID構成・システムにトラブルが発生してしまったりデータが消えてしまったりすることがあります。NASは複数の機器と繋いでいることが多い装置でトラブルが発生してしまうと影響が大きいものです。NASだからバックアップが十分だと考えている方も多いかと思います。しかしながらバックアップデータから復旧を行う時には多くの時間と手間が発生することもあるため、NASやデータの運用方法についてはトラブルが発生する前に今一度確認や検討を行っていても良いでしょう。

停電後にNASに発生するトラブルとは

停電後に使用している機器に以下のようなトラブルが発生してしまうことがあります。

起動できなくなった
アクセスランプの点灯が異常
アクセスができなくなってしまった
共有フォルダ、ファイルが特定のものしか開けない
エラー音が鳴っている
異音がしている

トラブルが発生してしまう原因としてはショートなどで基盤に障害が発生してしまった・磁気ヘッドに損傷が生じてしまった、固着してしまった・制御システムに異常が生じてしまったなどがあります。

↓NASにアクセスできなくなってしまった時の解決方法はこちら

停電が起きる状況とは

台風の影響
豪雨や暴風雨の影響
落雷の影響
地震の影響
計画停電

計画停電以外の停電の場合は突然の停電で予期しないトラブルに見舞われることになってしまうこともあるでしょう。

停電が起きた後に注意したいこと

法定点検・年次点検での停電ではない限り停電は突然起こることが多いものです。急いで作業をして機器にダメージを与えないように注意しましょう。

突然の停電後は電力が回復した直後に機器に電源を入れない
突然の停電後は停電の原因となる要因(雷など天候不良)が無くなってから機器の状態を確認する
落ちたブレーカーを上げる前に機器のコンセント等を抜く→ブレーカーを上げたのち、機器の電源を入れる

停電した後の機器トラブルは上記の方法で回避できることが多いです。

停電後にNASの中のデータが見られなくなってしまった時に行いたい3つのこと

突然の停電でトラブルが発生してしまっても慌てずに3つのことを確認していきましょう。

1.機器のランプを確認
2.電源の入り切りを1回試してみる
3.HDDを取り出してパソコンに直接繋いでみる

1.機器のランプを確認


いつもと違うランプ点滅やランプ点灯になっていないかを確認→ランプの見た目に異常が見られたらできるだけ触るのをやめておきましょう。復旧できるものができなくなってしまうことを回避できます。

2.電源の入り切りを1回試してみる

電源の入り切りで復旧することがあります。ただし、複数回、試すことはやめましょう。困ったときに1回だけ試してみることは行ってみる価値があります。何度も電源の入り切りや再起動を繰り返してしまうと部品に損傷が発生してしまっている場合には症状が悪化してしまうことがあります。1回だけ試して改善しない場合は復旧の専門業者に相談することがトラブル解決への近道です。

3.HDDを取り出してパソコンに直接繋いでみる


精密機器の扱いに自信がある方はNASの中に入っているHDDを直接、パソコンに繋いでデータを救出する方法があります。RAID構成やパーテーションの復旧に戸惑った際にはデータ復旧の専門会社に相談するとトラブル解決が早まることでしょう。

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停電後、機器に自体に損傷が考えられるときには

起動できない
異音が鳴っている
アクセスができなくなってしまった
共有フォルダ・ファイルが特定のものしか開けない
データが消えてしまった
データ自体が壊れてしまった

起動できない・異音が鳴っている場合は機器自体に故障が起こってしまっていることが多いです。中の部品に損傷が起きてしまっていることも推測されるため、できるだけ状態を変えないことが大事です。電源を切ったまま復旧会社に相談することを考えましょう。
アクセスができなくなってしまった・共有フォルダ、ファイルが特定のものしか開けない・データが消えてしまった・データ自体が壊れてしまったなどの場合は論理的な障害が発生してしまっていることも推測されます。
上記の「NASの中のデータが見られなくなってしまった時に行いたい3つのこと」を試して改善が見られない場合は、作業を続けることで状態が悪化してしまうこともあるため早めに復旧の専門業者に相談することを検討しましょう。

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バックアップが取れているかどうかを確認

NASでRAIDを組んでいる場合、外付けHDDにバックアップを取っていた場合、クラウドでバックアップを取っていた場合など、大事なデータについて日頃からバックアップを取っている方も多いかと思います。しかし、突然の停電によってトラブルが発生してしまった時にバックアップ内容を確認してみたらバックアップ作業が数か月前から止まっていた・うまくRAIDが組めていなかった・バックアップを取るのを忘れていた等の新たなトラブルに気づくことも多いです。データを保存していたNAS以外にもトラブルが発生してしまっていた場合は、専門の復旧会社に相談することがストレスも少なく済むでしょう。

日頃行っておきたい対応として

データについて

こまめに保存
同じファイルに上書き保存をするだけではなく、ファイル名に日付を付けて複数保存
マイフォルダと共有フォルダ 両方に保存をしてバックアップを取る
自動バックアップ機能を活用

等で1から作り直しをすることは防げるでしょう。

機器について

法定点検・年次点検での停電前に機器の中のデータのバックアップを取っておく
法定点検・年次点検での停電前に機器の電源は切っておく
法定点検・年次点検での停電前に機器のプラグも抜いておく
天候が大きく崩れそうな時は前もって電源を切ってプラグを抜いておく
UPS(無停電電源装置)を設置

上記の対応で停電後の機器トラブルは回避できることが多いです。前もって停電になる日程がわかっている場合は電源を切ることが大事です。電源を切っている場合でも電気が流れ込むこともあるため、プラグをコンセントから抜くことや電源タップ(対雷サージ付き)を活用することも考えましょう。台風や雷、暴風などは天気予報などで自分の家や会社が影響を受ける時間が報道されていることも多いです。ニュースをこまめに見て、影響を受ける時間にはあらかじめ機器の電源を切ったり、機器のプラグを切ったりすることでトラブルは回避できるでしょう。

UPS(無停電電源装置)とは


UPS(無停電電源装置)の正式名称はUninterruptible Power Supplyと言います。急に停電しても安全にNASなどの装置をシャットダウンできるようにバックアップの電源を配給することによって中のHDD破損やデータの損失を防いでくれる機械です。停電によってNASに損害が発生してしまった場合には復旧に時間がかかってしまうこともあります。時間がかかると業務などにも多大な影響が出てしまうのでUPSを設置することにより電源周りからデータを守ることを考えてもいいかもしれません。

UPSの選び方

UPSの導入を考える場合はご自身の環境に合わせて以下のことを確認しましょう。

1.NAS がUPSに対応しているか確認する
2.給電方式と費用対効果を考える
3.バックアップ電源としての時間を考える
4.バッテリーの寿命を考える
5.出力コンセントの数を考える

1.NAS がUPSに対応しているか確認する
NASの種類によって対応・非対応のものがあります。まずはここを確認しましょう。
2.給電方式と費用対効果を考える
UPSは給電方式によって種類が3種類あります。常時商用方式・ラインインタラクティブ方式・常時インバータ方式です。内部の消費電力の大きさ、停電時の切替時間の必要性などに違いがあり、それぞれにメリットとデメリット、価格も安いものから高いものと種類があるため、ご自身の環境にあったUPSを考える必要があります。
3.バックアップ電源としての時間を考える
緊急のバックアップの電源として機能する時間を確認しましょう。負荷容量によってバックアップ・バッテリー接続時間が異なるため確認が必要です。
4.バッテリーの寿命を考える
UPSに内蔵されているバッテリーの寿命は長いものでも2~5年と言われています。経年劣化が進むとそれだけバッテリーの対応時間が短くなるので注意しましょう。
5.出力コンセントの数を考える
接続する機器の数によって必要になる出力コンセントが変わります。コンセント数も確認しましょう。

バックアップ方法について


・NAS→NASへバックアップを作る
・NAS→外付けHDDでバックアップを作る
・NAS→クラウド上でバックアップを作る
バックアップの方法として取り入れやすいものはデータの容量、予算、設置場所、運用する上で上記の方法が考えられます。ご自身のライフスタイルに合ったバックアップ方法を選んで備えることも大事と言えます。

まとめ・それでも困った時は

停電によって機器が壊れた、いつもと違う動作をしている等のトラブルが発生している場合、中のデータは大切だと思います。NASなどの機器トラブルに悩んだ場合はデータの復旧会社に連絡するとすぐに解決してくれます。万が一困った時は信頼できる復旧会社に相談することを考えましょう。アドバンスドテクノロジーは費用が節約できて技術力も高いのでおすすめです。

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