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MacBookの電源がつかない時に試してほしい復旧方法

MacBookの電源がつかない時に試してほしい復旧方法

Apple(アップル)製のパソコン・Macは軽量で薄いモデルが多く、MacBook、MacBook Air、MacBook Proなどのモデルを持ち運んで愛用されている方も多いのではないでしょうか。iPadなどのタブレットやiPhoneなどのスマートフォンの活用範囲も拡大してきましたが、仕事や学生生活、趣味などでパソコンを使用する頻度はまだまだ高い状況でもあります。ここではMacのパソコンを使用中に電源がつかない・起動しない等のトラブルが発生した際の解決方法を紹介していきます。

MacBookとは


MacBook(マックブック)はapple(アップル)が開発、販売しているノートパソコンです。MacBookはiBookの後継機種になります。

MacBookの種類

MacBookの種類はMacBook、MacBook AirとMacBook Proの3種類です。販売されているものはどのモデルもディスプレイにRetinaが搭載されています。

現在、販売されている機種 以前、販売されていた機種
MacBook、MacBook Air、MacBook Pro iBook G3 クラムシェル、iBook (Dual USB)、iBook G4、PowerBook、PowerBookPowerBook Duo(680×0系搭載)、Macintosh PowerBook、Macintosh PowerBook Duo、PowerBook G3・G4

MacBookの電源がつかない時には

MacBookの電源が入らない等のトラブルが発生した時にはまずは下記の3点を確認しましょう。

  1. 電源状態の確認から
  2. 充電されているかどうか
  3. 電源が入っているかどうかの有無にかかわらず、下記の方法を試しましょう

1.電源状態の確認から

MacBookの電源ボタンを押す→電源が入ったかどうかは下記を確認しましょう。
・音が鳴るかどうか(起動音やHDDの動作音、ファンが回っているかどうか)
・ランプの点灯(キーボードのバックライトが光っているか・スリープインジケータランプやcaps lockなどのキーが点灯しているかどうか)
を確かめましょう。

2.充電されているかどうか


MacBookに電源が入っていないようであれば機器に電気が通っているか電力が配給されているかを確認しましょう。電源ケーブルとアダプタが正しいものかを確認した後、5分程度はMacBookに通電を続けて通常の動作に必要なバッテリー量が充電されるまで待ちましょう。外付けのディスプレイを使用している時にはディスプレイの電源が入っていること・MacBookへの接続も確認して外部モニターに問題がないことも確認しておきましょう。

3. 電源が入っているかどうかの有無にかかわらず、下記の方法を試しましょう

・Macの電源ボタンを10秒間長押し→再度押し直す
・SMC(システム管理コントローラー)をリセットする
SMCの正式名称はSystem Management Controllerといって、Macのノートパソコン内で電源関係の管理や制御をしている機能です。SMCをリセットすることでパソコン管理のシステムコントローラーをリセットします。SMCリセットを行う方法は、一度Macの電源を落とす→「shift」キー「control」キー「option」キーを同時に押すと同時に電源ボタンを10秒間押し続ける→すべてのボタン・キーから指を放す流れで完了します。通常、SMCリセットを行うことはあまりありません。MacBookに電源が入らないなど異常がみられたら試してみましょう。
・明るさを挙げるキーを押してディスプレイの明るさが上がるかどうかを確かめる
・外部デバイス・アクセサリー・ケーブル(マウス、外付けHDD、USBハブ、ドライブ、プリンター、外部キーボードなど)をパソコンからすべて取り外す→取り外してから電源ボタンを10秒間長押し→再度押し直す。

MacBookが起動しない時の復旧方法


MacBookを使用中、画面に何も表示されなくなる時があります。1度だけではなく何度も発生することがあるためMacBook画面に何も表示されない・電源がつかない・動かない状態、OSが立ち上がらないときには下記の方法を試しましょう。

  1. 電源ボタンを10秒間長押し→macOS復元→起動
  2. macOS復元→ディスクユーティリティ→起動ディスク修復
  3. Time Machineを使用する
  4. セーフモードで起動を試みる
  5. macOSの再インストール
  6. リカバリーモードを試す
  7. PRAMをリセット
  8. 通常使っている起動ディスクとは違うものを使用する
  9. HDD・メモリの互換性
  10. ハードウェア診断を行う
  11. 補足:シングルユーザモード・fsckコマンドを試してみる

1.電源ボタンを10秒間長押し→macOS復元→起動


Macの電源ボタンを10秒間長押してからmacOSを復元→起動を試みましょう。

2. macOS復元→ディスクユーティリティ→起動ディスク修復

macOS復元→ディスクユーティリティでエラーが見つからなかった時・ディスクユーティリティでエラーが見つかったものの修復ができた際には再起動を行います。ここで問題が解決しなかった場合には3に進みましょう。

3. Time Machineを使用する


Time Machine バックアップから復元を試してみましょう。

4.セーフモードで起動を試みる


セーフモードとは最小限のシステムのみで起動させるモードです。Macをセーフモードで起動する方法はMacBookの電源が落ちていることを確認するor電源を落とす→電源ボタンを押す→「shift」を長押し→Appleのロゴマークが表示されたらキーを指から離す→しばらく時間が経つとセーフモードで起動されます。このモードで起動を試みるとOSが立ち上がり、正常にパソコンの起動ができるようになることがあります。セーフモードでパソコンを立ち上げると自動的にシステムの修復も実行されます。この修復によってもトラブルが解決されることがあります。セーフモードで起動ができたら電源を落として通常通りにMacの起動を試しましょう。

5.MacOSの再インストール


1から4を試してもMacのパソコンが動かない状態、OSが立ち上がらないときにはMacOSの再インストールを試しましょう。

6.リカバリーモードを試す

リカバリーモードとはMacのパソコンでHDDの修復や削除・OSの再インストールを行う時に使用するモードです。Macのパソコンが起動しない、立ち上がらない時にはHDDやOSが原因であることが多いです。リカバリーモードを起動するとHDDの修復やOSの再インストールが行うことができます。リカバリーモードの起動方法はMacBookの電源が切れているor電源を切る→電源ボタンを押す→「command」キーと「R」キーと長押し→Appleのロゴマークが出る→2つのキーを指から放す→言語選択画面が出る→MacOSユーティリティ画面が出る→リカバリーモードでの起動が完了します。リカバリーモードを使用する前にはバックアップを取ることも大事です。

7.PRAMをリセット

PRAM(パラメータRAM)とはMacシリーズに内蔵されている半導体メモリの一種でハードウェア情報を保存しています。特別なメモリのPRAMはパソコンがハードウェア情報にアクセスする際にできるだけ早くアクセスすることを役割として持っています。PRAMのリセットもSMCリセットと同様でこの作業が必要になることはあまりありません。Macが起動しない場合に困った際にはリセットを試すことも一つの手段です。PRAMリセットの方法はMacBookの電源が切れていることを確認。or電源を切る→電源を入れ直す時に即座に「option」キー「command」キー「P」キー「R」キーの4つのキーを同時に押し続ける→Macが再起動→起動音(2度目)が鳴るまで4つのキーは押し続ける→2度目の起動音が確認できたらキーを指から放す。この流れでPRAMがリセットされデフォルトの状態になります。

8.通常使っている起動ディスクとは違うものを使用する

起動ディスクとはMacBookなどPCが起動する際に必要なデータが保存されているディスクです。Macを起動した際、起動ディスクからOSファイルが読み込まれOSが立ち上がる流れを踏みます。立ち上がらないMacBookの中に起動ディスクを複数内蔵している場合、通常使っていない別のディスクを指定するとOSが立ち上がることがあります。通常使用しているものとは別の起動ディスクを使用する流れはパソコンの電源を切るor電源が切れていることを確認する→電源ボタンを押して電源を入れる→「option」キーを長押し→Appleロゴが表示されたら指からキーを離す→少し時間が経過するとどの起動ディスクを使用するか選択画面が出ます。ここで別のディスクを選択→別のディスクで起動することになります。この方法を試すとパソコンが問題なく起動できることがあります。

9.HDD・メモリの互換性

HDD、メモリには規格があり、規格が合っていないものを使用するとパソコンは起動できなくなってしまいます。見た目は同じであっても対応している規格がバージョンによって違うことがあるため注意が必要です。MacBookを買い替えた際に以前使用していたパソコンから移行した場合に使えなくなっていることもありえます。新しくHDDやメモリを購入するときには互換性のあるものかどうかも確認しましょう。

10.ハードウェア診断を行う

1から9までを実践してみて症状が改善されない時にはハードウェアが壊れてしまっていることが推測されます。Macには「Apple Diagnostics」という機能があり、この機能で故障しているか・Mac本体部分なのか・ハードウェア部分なのか・問題はどこにあるかが診断できます。「Apple Diagnostics」の使用方法はMacBookをシステム終了→電源を入れ直してすぐに「D」キーを長押し→ハードウェア診断画面に切り替わる→診断が開始される流れです。数分で診断されます。この時にエラーが表示された際にはエラーコードをメモしておきましょう。Macの復旧や修理を検討するときにスムーズになります。ハードウェアが壊れてしまっている時には新しい部品を購入・交換を行う方法と修理・復旧業者などプロに相談する方法があります。後者の方がすぐに確実に安くトラブルが解決することも多いものです。

11.補足:シングルユーザモード・fsckコマンドを試してみる

シングルユーザモードは、macOSすべての機能を使用できるものではありません。また、MacOS X 10.4以降を使用している際にはディスクユーティリティの使用が推奨されています。MacOS X 10.4以前のOSを使用されている方でMacの操作・UNIXの操作に慣れている方だけ試しましょう。MacBookをシステム終了→電源を入れ直してすぐに「command+S」キーを押す→画面に白い文字が表示される→シングルユーザモードで起動→コマンドラインに「/sbin/fsck -fy」を入力する→「return(enter)」キーを押す→問題が解決できたら「reboot」と入力→「return(enter)」キーを押す→再起動が行われる流れです。問題がある場合は「FILE SYSTEM WAS MODIFIED」と表示され問題がない場合は「The volume (name_of_volume) appears to be OK」と表示されます。

MacBookが立ち上がらないときに注意したい事


上記でMacBookの電源がつかない・立ち上がらない・起動しない場合の原因と対応方法を紹介してきました。ここでは対応を行う時に注意したい事項についても記載していきます。

  1. 再起動は何度も行わない
  2. 電源はつけっぱなしにしない
  3. OSの再インストールは慎重に

1.再起動は何度も行わない

MacBookなどパソコンを使用中に異常や不具合が起きてしまった際には再起動を行えば解決できると周知されているかと思いますが、何度も再起動や電源の入り切りを行ってしまうとパソコン内の部品に損傷が起きていたりデータ障害が起きてしまっていたりすると症状が悪化してしまうこともあり注意が必要です。何かトラブルが起きてしまった場合には一度だけ再起動を試して、それでも改善がされない場合は復旧のプロに任せてしまった方が症状も軽く安価で復元できることが多いものです。

2.電源はつけっぱなしにしない

パソコンが立ち上がらない・電源がつかないなどトラブルが発生してしまっている時には電源をすぐに切ることが最善の方法です。電源をつけっぱなしにして放電を続けてしまうと中の部品やHDDに障害が出てしまうことやHDDに故障が出ていた場合には症状が悪化してしまい保存されているデータが消えてしまったり読めなくなってしまったり復旧が難しくなってしまうこともあります。頻繁にフリーズしてしまう・虹色のくるくるが終わらない等の不具合が出ている・いつも使っている感じと動作が違う・壊れたかもと感じた時にはパソコンの電源は切りましょう。

↓Macがフリーズして使用できない時の解決方法はこちら

3.OSの再インストールは慎重に

MacBookが立ち上がらない際の原因の一つにOSが原因のことがありますが、OSの再インストールは慎重に行う必要があります。すぐに実行することはやめておきましょう。OSの再インストールを実行するとHDDに保存されているデータは初期化されてしまいます。初期化とは今まで作成・保存していたすべてのデータ(ファイル・フォルダ・デスクトップ・メール・ダウンロードなど)が消えて工場出荷時のHDDに戻る作業のことを言います。OSの再インストールを行う場合にはデータのバックアップを必ず取っておきましょう。

MacBookを大事に長く使っていくために


MacBookなどのパソコンは使い方によって長い期間、使用することができます。普段からの心がけでMacを大事に使っていきましょう。

  1. 充電をし続けない
  2. スリープモードを活用する
  3. 外的要因から守る

1.充電をし続けない

ノートパソコンを使用中、充電を行いながら使用するとバッテリーの負担が増え老朽化も進むことになります。Macを長く愛用したいのであれば充電状態は25%から90%の状態をキープしましょう。バッテリーの残量が25%程度になったら充電を開始して100%充電ができたら電源ケーブルを抜きましょう。

2.スリープモードを活用する

Macのパソコンを使用する際にはスリープモードを活用しましょう。一般的な電子機器は起動時と電源を切る際に一番負担がかかります。パソコンも同様です。しかしMacの場合はスリープモードを活用すると次にパソコンを使う時に起動が行われず、シャットダウンも行わないためパソコンへの負担が軽減されます。毎日使用している・頻繁に使用される方はスリープモードを活用してパソコンへの負担を軽くすることでMacを長い期間使用できることでしょう。パソコンの使用が毎日ではなく数日ごと等、時間を置いて使用される方はスリープモードの活用はせずにシャットダウンを行った方が良いです。

3.外的要因から守る

Macのノートパソコンは重さが軽く薄い形状のものが多いです。持ち運びがしやすく外で使用される方も多いモデルでパソコンを落としてしまったり、水などの飲み物がこぼれてしまったり、何かとぶつけてしまったりと外的要因での損傷に弱いところもあります。そのような事態からパソコンを守るにはカバーなどをつけることも大事です。

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色々試してもMacBookが起動しない時には

色々と復旧作業を行ってみてもMacBookの電源がつかない・起動しない時にはMacの中の部品に損傷や故障が発生してしまっていることが推測されます。パソコンの中にはHDD、ロジックボード(マザーボード)、電源ユニットなどがあり、それらの故障は原因の特定も難しく使用している部品も多岐にわたります。内部の修理を行うためには部品の調達や技術力も必要になります。むやみに触ってしまうと状態が悪化してしまうこともあるため、MacBookが壊れたかもと思われる場合には復旧会社に相談することも考えましょう。

↓USB-Cポートから充電ができないMacBook Proのロジックボードの修理方法はこちら

復旧業者・修理会社の探し方

通常、パソコンを購入した際には保証期間がついています。保証期間が切れている場合や保証が使えない時にはメーカー修理か復旧会社を探すことになるでしょう。しかしながら不具合の起きたMacBookをアップルストアに持っていくと中に保存されているデータやファイルに関しては保証されません。データが大事な場合、バックアップが無い場合などにはデータの復旧会社へ相談した方がMacの修理とデータの復旧両方の問題解決ができるのでおすすめです。

↓MacのトラブルについてAT公式ページではプロが詳しい情報を解説しています。修理やデータの復旧の無料相談ができます。

まとめ・万が一困った時には

MacBookの電源がつかない時には、本体の故障または電源供給に原因があることが多いものです。起動しない時には、OSなどのソフトウェアの不具合や本体の部品故障が原因となります。改善しない時は一刻でも早くプロの復旧会社に相談すべきです。なぜならばmacOSは安定しており、Mac本体もトラブルが少ないパソコンであるため問題が発生すると原因の特定が難しく、分解などの作業を行う事で別の損傷が生じてしまい、重要なデータが失われてしまいます。アドバンスドテクノロジーはデータ復旧とMacの修理、両方に対応が可能であり独自のAI技術と高い技術力で最短納期で復旧費用も抑えられます。無料相談にて問合せしてみましょう。

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