TeraStation・LinkStationのE06エラーとは?対処法と注意点を紹介!

TeraStation・LinkStationのE06エラーとは?対処法と注意点を紹介!

TeraStationが起動しない・LinkStationが立ち上がらない等の不具合が発生した際に液晶ディスプレイを見るとE06エラーが表示されていることがあります。TeraStationやLinkStationにE06エラーが表示された場合には保存されているデータを失いかねない重篤な状態であることが多く注意が必要となります。TeraStationやLinkStationには共有で使用するデータを保存していることが多く、Eから始めるエラーが表示されNASが起動しない等のトラブルが生じた時には慌ててしまうことも多いものです。ここでは、TeraStation・LinkStationにE06が表示された場合の原因や対処法とともに注意点を紹介していきます。

TeraStation・LinkStationに表示されるE06とは?


TeraStation・LinkStationに表示されるE06とは

  1. TeraStation・LinkStationが故障している
  2. ファームウェア壊れている・正常に動作していない

ことを示すエラーコードです。TeraStationやLinkStationの液晶ディスプレイに「TFTP MODE E06 Lost Boot Image」と表示された際にはTeraStationやLinkStationが起動しない・立ち上がらない・共有フォルダにアクセスできない・NASに接続できない・繋がらない・いつものように使えないといった症状が出ることがあります。

TeraStation・LinkStationにE06が表示される原因


TeraStation・LinkStationにE06が表示される原因はファームウェアが物理的に破損・壊れてしまった場合の他、内蔵HDDが損傷したことが推測されるものです。

TeraStation・LinkStationにE06が表示された時の対処法

TeraStation・LinkStationにE06が表示された時の対処法を紹介します。

  1. TeraStation・LinkStationにE06が表示される→5分後にE04に切り替わり電源が切れる
  2. TeraStationやLinkStationを再起動する
  3. EMモードで起動される
  4. ファームウェアのアップデートを行う

※1の項目で自動的に電源が切れなかった時には電源スイッチを10秒程度長押しして電源を切りましょう。
※1から3の手順で進めてもTeraStationやLinkStationがEMモードにならない事もあるため注意しましょう。そんな時には余計な操作を行わずにプロのデータ復旧・修理業者に相談すべき事態となります。

問い合わせ

TeraStationやLinkStationがE06表示になった時にファームウェアのアップデートを行うリスク

TeraStationやLinkStationの液晶ディスプレイにE06エラーが出た際にはE04・EM表示にしてからファームウェアのアップデートを行うことで問題が解決できる場合もありますが、復旧ができない事の方が多いため注意が必要です。

  1. TeraStationやLinkStationをE06表示からE04・EMエラー表示に変える際に行う電源の入り切り、再起動の操作自体が状態の重篤化を招くことが多い
  2. EM表示はHDDの故障を示すエラーでもあり、ファームウェアのアップデートを失敗させる要因にもなりえる
  3. ファームウェアのアップデートは失敗することが多い
  4. ファームウェアのアップデートを行っても復旧ができないことの方が多い
  5. ファームウェアのアップデートを実施したことでHDDの状態が悪化し、復元不可能な状況に陥ることもある
  6. ファームウェアが壊れた際にはアップデートをしても修復されない
  7. ファームウェアのアップデートが終わらない・更新ができないことも起こりえる
  8. ファームウェアのアップデートを行った結果、データ消失の危険性が高まる

TeraStationやLinkStationのファームウェアのアップデートを行うには事前準備も多く、時間も手間もかかるものです。また、ファームウェア自体が壊れている時にはファームウェアのアップデートを実施したとしても修復ができない・EMエラー表示になってもTeraStationやLinkStationが起動できない場合には修理作業を行う必要が出てきます。自分でファームウェアのアップデートを安易に進めてしまうと失敗する・途中で止まることが多く、問題を解決したいはずがデータを消失させるリスクも高まるものです。どうしてもファームウェアのアップデートを行いたいと思った時には作業を進める前にプロのデータ復旧・修理業者に相談することを優先しましょう。

↓TeraStationが起動しない状態でお困りの方はこちら

TeraStation・LinkStationにE06エラーが表示された時に注意したい事のまとめ


TeraStation・LinkStationにE06エラーが表示された時には下記のような注意点が挙げられます。

  1. E06エラーが表示された後、再起動を繰り返してもE04やEM表示にならないことも少なくない。
  2. E06エラーが出た時にはTeraStationやLinkStationに内蔵されているHDDが故障している事も多い
  3. HDDが壊れかけている・故障した際に通電し続ける・電源の入り切りや再起動を行うと状態が重篤化する
  4. E06エラーからE04、EM表示に変えることでHDDの症状が重くなることが多い
  5. HDDが壊れかけている・故障した後にRAIDの再構築(リビルド)がかかるとデータの上書きや損傷が進む
  6. HDDの損傷具合を個人で判別することは難しい
  7. 故障したHDDが特定できた場合にはそのディスクを抜いた上でTeraStationやLinkStationの電源を入れるとEMエラー表示になることもある
  8. E06・E04・EMエラー表示になった際にHDDの入れ換え、交換を行うと自動的にRAIDの再構築(リビルド)がかかり、データの上書きやデータ消失に繋がることが多い
  9. EMはEmergency Mode(エマージェンシーモード)の略で、EMエラーになるとデータが失われるリスクが高まる
  10. EMモードはHDDや基板の故障・ファームウェアの不具合によって生じるエラーでE06からEMエラー表示に変える事自体が危険な行為となりえる
  11. TeraStationやLinkStation内のデータを失いたくない方は操作や作業を進める前にプロのデータ復旧・修理業者に相談することで失敗するリスクを回避できる

↓LinkStationやTeraStationがEMモードになった時にはこちらも参照ください。

問い合わせ

TeraStationやLinkStationの修理とデータ復旧作業の違い


修理とは、不具合や障害が発生したデバイス本体や部品に対して修理作業を行い、再び使えるように戻すことを目的にしています。TeraStationやLinkStationの液晶ディスプレイにE06エラーが出て使えない・起動しないといったトラブルが発生した際にTeraStationやLinkStation内のデータは不要で動作可能な状態だけ戻したい・修理だけ行いたい場合には「メーカーや購入店」へ、機器内のデータを取り出したい方は「データ復旧業者」に連絡することを優先しましょう。

  1. メーカーや購入店に相談する
  2. データ復旧業者に相談する

1.メーカーや購入店に相談する
E06エラーが表示されてTeraStationが起動しない・LinkStationが立ち上がらない等、NAS本体の故障が疑われる時や機器内のデータは不要で動作できるようにだけ戻したい・修理だけ行いたい場合には「メーカーや購入店」に相談することが選択肢として挙げられます。メーカー(Buffalo)や購入店に修理依頼を行った際にはNASに保存されているデータは初期化される、もしくは何もデータが入っていない新品のディスクに交換されるため、データは消えてしまう対応となることを認識しておく必要があります。そのため、E06エラーが出たTeraStationやLinkStationの修理を行いたいと思った時にデータも大事・取り出したいと少しでも考えた場合には先にデータ復旧業者の無料相談を利用した方が良いものです。また、メーカー修理に出した際には修理が終わるまで数週間から数か月単位と長期間かかることがほとんどです。その間は業務が滞ってしまうため、新たな問題が併発してしまうかもしれません。メーカーで修理対応以外にもデータ復旧サービスを行っていることもありますが、軽度な論理障害のみが対象となっている他、E06エラーが出た際にはHDDに物理障害が発生していることが多く、依頼をした後に復旧が難しいと時間が経ってから返されてしまうことが多い・メーカー対応だと高額な修理・復旧金額を提示されるなどのデメリットが目立ちます。TeraStationやLinkStationから早く安く確実にデータを取り出したい・復旧したいと思った時にはプロのデータ復旧業者に相談する方法を先に選択した方が希望する結果に繋がるものです。

↓LinkStationの修理を希望される方はこちらも参照ください。

↓TeraStationの修理を行いたいと思った時はこちら

2.データ復旧業者に相談する

TeraStationやLinkStationが起動しない・立ち上がらない・共有フォルダにアクセスができない・E06、E04、EMなどのエラーが表示された際にNASに保存しているデータが大事・無くなったり取り出せなくなったりしたら困る・復旧費用を抑えたい・失敗したくないと少しでも頭によぎった時にはデータ復旧業者の無料相談を利用することが問題解決の近道となります。E06などのエラーが液晶ディスプレイに出る時にはTeraStationやLinkStation内のHDDが物理的に損傷していることがほとんどで、ファームウェアのアップデートを行ったとしても元の様に使えるように戻らない・自分で修理できない・エラーが修復されないばかりかファームウェアのアップデートを試したせいでデータ消失に繋がることも多いため注意が必要となります。HDDが物理的に故障した際にデータの取り出しや復旧を希望される場合には個人で対応することは難しい状態となるため、一刻も早くまずはプロのデータ復旧会社に相談することが重要となります。自分でどうにかできるのではないか・もう少しできることを試したいと安易に操作や作業を進めてしまうとデータ消失の危険性が高まるだけでなく、E06やE04、EMなどのエラーが表示された後、何もしなければ早く安く復旧できたものが復元不可能な状況に陥ってしまうことも起こりえるものです。

・データ復旧業者の選び方
TeraStationやLinkStationにE06のエラーが表示された際にデータの取り出しを優先したい場合にはデータ復旧業者に相談することから始めましょう。業者選びで悩んだ時には下記の様な項目を確認することで困らずに済みます。

  1. 高度な技術力を持っている(独自技術やAI技術の有無)
  2. 復旧、修理に要するスピードや対応が早い
  3. 料金プランや復旧費用例がホームページに記載されている
  4. クリーンルームなど専用環境下で修理・復旧作業を行っている
  5. 情報の守秘義務・セキュリティ管理が万全
  6. 復旧実績・復旧事例の有無

TeraStationやLinkStationにE06・E04・EMなどのエラーが出て、いつも通りに使えない・起動しない状態になると慌ててしまうことも多いものです。データ復旧業者に相談した場合には深い専門知識や高度な技術力を持って問題が生じた原因や損傷箇所の特定、障害の種類などを的確に判断した上で適切な対応が可能となります。アドバンスドテクノロジーは1から6の項目、全てを満たしているおすすめのデータ復旧会社です。独自技術やAI技術を持っており、高度な技術力で復旧作業を行うからこそ、早い対応と費用を抑えたデータ復旧および修理を可能としています。TeraStationやLinkStationを始めNASの様々なトラブルに対して復旧・修理実績も多く、安心です。

問い合わせ

ファームウェアのアップデートを進めたい時には

TeraStationやLinkStationにE06・E04・EMなどのエラーが出た際にNAS内のデータが大事・無くなったり取り出せなくなったりしたら困ると考えた方にはおすすめはできないものの、自分でファームウェアのアップデートを進めたい場合には下記のような手順になります。

  1. TeraStationやLinkStationの液晶ディスプレイがE06→E04→EMになるまで電源の入り切りを繰り返す
  2. EM表示になったらNAS Navigator2を起動させる
  3. 専用のアプリをダウンロードする
  4. 圧縮ファイルを展開→ファームウェアの更新を進める
  5. ファームウェアの更新が進めば、自動的に製品の再起動とシャットダウンが行われる
  6. 製品の電源を入れる→起動ができれば新しいファームウェアが適応される
  7. 自動的に再起動が行われる→作業完了

TeraStationやLinkStationがE06エラー表示になった際にE04、EMエラー表示にするために電源の入り切りを繰り返してしまうとそれだけで修理・復旧作業の難易度を上げる他、データの救出が難しくなる事も多く起こりえるため注意しましょう。また、ここではファームウェアのアップデートの手順を簡単に紹介しましたが、実際にファームウェアの更新手続きを進めるためには手間も時間もかかります。TeraStationやLinkStationが通常通り使えなくなった・起動しない場合には内蔵HDDに損傷が起きていることがほとんどでファームウェアのアップデートを行っても失敗することの方が多いものです。ファームウェアの更新に失敗した際にはデータが取り出せなくなるリスクも高まります。TeraStationやLinkStationの中に大事なデータが入っている・ファイルやフォルダが消えたら困る・業務への支障を最小限に留めたい・早く安く問題を解決したいと思った時にはファームウェアのアップデート作業を進める前にプロのデータ復旧・修理業者に相談することを優先しましょう。後悔する結果になることを防げます。

↓TeraStationからデータを復旧したい方・料金を抑えたい方はこちらも参照ください。AT公式ページにて復旧のプロが詳しく解説しています。相談も無料です。

TeraStationやLinkStationに不具合が出る原因の多くはHDDに生じる障害!


TeraStationやLinkStationにE06・E04・EMエラーが出る・NASが起動できない等のトラブルが発生した際には機器が故障している事が多く、その原因は内蔵HDDの損傷によって引き起こされていることが推測されるものです。HDDに生じる障害は大きく分けて「論理障害」と「物理障害」に分類されます。

・論理障害とは
論理障害とは、記録媒体のデータやシステムの破損・プログラム上に問題が生じたことによって発生する障害のことを指します。論理障害が生じた際に電源の入り切りや再起動を繰り返す・通電し続ける・ファイルやフォルダなどデータの確認や新規データの作成など、機器を使い続けようとするだけでデータの上書きやデータの破損、新たな障害の併発などデータ消失のリスクが高まります。修理・復旧作業の難易度を上げるばかりか対応不可能な症状発生に繋がることもありえるため、早く安くTeraStationやLinkStationを修理したい・データを復元したいと考えた方はEから始まるエラーが出た時点で機器の電源を切ることを優先した方が良いものです。
・物理障害とは

物理障害とは、TeraStationやLinkStationの本体(筐体)や内蔵HDD等のストレージに物理的な損傷や故障が起きた事によって生じる障害の事を指します。振動や衝撃が加わった等、明らかな外的要因によって物理障害が発生する以外にも経年劣化や停電・落雷・豪雨・大雪など自然災害の影響などでも障害が生じることもあります。TeraStationやLinkStation にE06やE04、EMなどEから始まるエラーが出た時にはHDDが物理的に壊れかけている・すでに故障していることが多いため、電源の入り切りや再起動など簡単にできることを行った結果、取り返しのつかない状況に陥ってしまう事も起こりえるものです。HDDに物理障害が発生した際には個人での対応は難しく、データが大事・無くなったり取り出せなくなったりしたら困ると少しでも考えた場合にはプロのデータ復旧・修理業者の無料相談を利用することを優先しましょう。物理障害が発生したNASからデータを復旧するには1.高度な技術力2.深い専門知識3.互換性のある部品の調達と調整4.クリーンルームなど専用環境下での作業の4つに加え、経験値や判断力も必須となるものです。

↓TeraStationやLinkStationにエラーコードが表示される場合にはこちらの対処方法もお試しください。

・論理障害もしくは物理障害を判別するには
TeraStationやLinkStationにE06・E04・EMなどのエラーが出て使用ができない・起動しないといったトラブルが生じた場合には内蔵HDDの故障を疑う必要が出てきます。しかしながら、機器の不具合を引き起こしている障害が論理なのか物理なのかを個人で判別することは難しいものです。TeraStationやLinkStationに論理障害だけが起きていると思って安易に復旧ソフト使ってみる・データの確認だけできないかと操作を続ける・自分でどうにかできないかと作業を進めるだけで状況は重篤化してしまいます。また、物理的な損傷が少しでも発生している時に電源の入り切りや再起動を行ったり通電し続けたりすることでデータ消失のリスクが高まる他、すぐに電源を切っていれば早く安くTeraStationやLinkStationの修理やデータの復旧ができたものが対応不可能な状況に陥ってしまうことも起こりえるものです。TeraStationやLinkStationにEから始まるエラーが出る・いつものように使用ができない・NASが起動しないといったトラブルが生じた時には論理障害・物理障害のいずれか、もしくは両方が発生していることも多いものです。データが大事・取り出せなくなったりしたら困ると少しでも頭によぎった場合には手を止めてまずはプロのデータ復旧・修理業者の無料相談を利用することを優先しましょう。

問い合わせ

TeraStationやLinkStationにE06が表示された時にやってはいけない事


TeraStationやLinkStationの液晶ディスプレイにE06が出た際に中のデータが大事な方は下記のような事を進めない様にしましょう。

  1. 通電し続ける
  2. 電源の入り切りや再起動を繰り返す
  3. HDDの交換や抜き差し・順番の入れ換えを実施する
  4. RAIDの再構築(リビルド)をかける
  5. 内蔵HDDを単体でパソコンに繋ぐ
  6. 復旧ソフトを試す

1.通電し続ける
TeraStationやLinkStationの液晶ディスプレイにE06・E04・EMなどのエラーが出る・NASが起動しない・通常通りに動作しないといったトラブルが発生した際には機器の電源を切ることを優先した方が良いものです。通電し続けるだけでもデータが保存されている内蔵HDDに大きな負荷がかかり、復旧や修理の難易度が上がるばかりか復元不可能な状況に陥ってしまうことも起こりえます。TeraStationやLinkStation本体や中に入っているデータが大事・早く安く修理したい・費用を抑えてデータを救出したいと思った時には電源ケーブルやLANケーブルなどは取り外し、早めにプロのデータ復旧・修理業者の無料相談を利用することから始めましょう。
2.電源の入り切りや再起動を繰り返す

TeraStationやLinkStationの液晶ディスプレイにE06が出た際の対処法の中に電源の入り切り・再起動を行う手順がありますが、データを消失させるリスクが高い操作であることも認識しておく必要があります。電源の入り切りや再起動を繰り返すたびに内蔵HDDが動作してしまい、データが記録されているプラッタと呼ばれる部品に傷や溝が増える・症状が重篤化する・操作を行わなければ早く安くTeraStationやLinkStationの修理や復旧が可能だった状態が対応不可能な状況に陥ってしまう事も多く起こりえるものです。TeraStationやLinkStationにE06、E04が表示された後に出るEMモードは内蔵HDDが故障した合図であることも多いもので、E06エラーを解消するためにファームウェアのアップデートを行いたいはずが、その前の手順でHDDに致命傷を与えてしまうこともありえます。データを失いたくない・早く安く確実にTeraStationやLinkStationの中からデータを取り出したい・費用を抑えて修理したいと考えた時には電源の入り切りや再起動は繰り返さない様にしましょう。1回試すだけでも致命傷を与えてしまうこともあるため、操作や作業を進めたいと思った時には試す前にプロのデータ復旧・修理業者に相談することを優先した方が良いものです。

↓LinkStationからデータ復旧を行いたいと思った時にはこちらも参照ください。

3.HDDの交換や抜き差し・順番の入れ換えを実施する

TeraStationやLinkStationなどのNASは複数台のHDDを使ってRAIDを構築しています。そのため、HDDの交換・抜き差し・順番の入れ替えなどを行うとRAID情報のアルゴリズムが崩れてしまい、データの読み書きができなくなるばかりか、データの上書きやシステム損傷、データを消失させてしまうこともあるため注意が必要です。また、E06・E04・EMなどのエラーがTeraStationやLinkStationに出ている時にHDDの交換や取り出しを行ってしまうとRAIDの再構築(リビルド)が自動的にかかることがほとんどで、HDDが完全に壊れてしまい、データの取り出しができなくなってしまう事態に繋がることもあります。RAIDを構成しているHDDの交換や抜き差し、順番の入れ換えは大きなリスクを伴う操作となります。TeraStationやLinkStationに不具合が生じた時にどうしても自分で何かできないか試してみたいと思った時には作業を進める前にプロのデータ復旧・修理業者に連絡しましょう。

問い合わせ

4.RAIDの再構築(リビルド)をかける
TeraStationやLinkStation にトラブルが生じた時の修復・修理方法としてHDDの交換や抜き差し・順番の入れ換えを行う方法以外にも意図的にRAIDの再構築(リビルド)をかける選択肢も挙げられますが、RAIDのリビルドを実施する方法自体がHDDに大きな負荷をかける行為であり、壊れかけているディスクが完全に壊れる・損傷具合が悪化する・別の障害を併発させる・ディスクの故障本数が増える・データが上書きされるなど取り返しのつかない状況に繋がる危険な操作であることも認識しておきましょう。RAIDのリビルド自体が失敗したり途中で止まってしまったりすることが多く、RAIDのリビルドを行わなければ早く安く確実にTeraStationやLinkStationからデータの復旧および修理が可能になったはずが対応不可能な状況になってしまうこともありえます。試せることを行ってみる事が最善の対処方法ではありません。何かしらTeraStationやLinkStationにトラブルが生じた時にはまずは、手を止めることが最重要となります。
5.内蔵HDDを単体でパソコンに繋ぐ

TeraStationやLinkStationにE06エラーが出て、正常に使えない・起動できない等の不具合が生じた際に内蔵HDDを取り出してパソコンに直接、接続することは避けましょう。TeraStationやLinkStationに搭載されているHDDはRAIDを構成しており、単体でディスクをパソコンに繋いだとしても外付けHDDのように使用はできない・中のデータを確認することができないものです。そればかりかRAIDを構成していたHDDを単体でパソコンに繋ぐとデータの上書きが進む・HDDの状態が悪化する・システムファイルが破損する・「フォーマットする必要があります」等のエラーメッセージが表示されるなど、問題を解決できないばかりか修理やデータの復元などの対応が不可能な状況に陥ってしまうことも多く起こりえます。また、取り出したHDDを筐体に戻した際にはRAIDのリビルドがかかることも多いため、データを確認したいと安易に考えてディスクを筐体から取り出した結果がデータを消失させることに繋がることもありえます。RAIDを構成しているHDDのデータを確認したい・ファイルやフォルダを救出したいと思った時にはデータ復旧・修理業者の無料相談を利用することを優先しましょう。
※「フォーマットする必要があります。フォーマットしますか?」とエラーが出た際に慌てて「はい」を押してしまうとNASに保存していた全てのデータが消去されてしまいます。注意しましょう。万が一、フォーマットしてしまった際にはすぐにデータ復旧会社に相談すべき事態となります。
6.復旧ソフトを試す
TeraStationやLinkStationにE06・E04・EMなどEから始めるエラーが出て正常に動作ができない・NASが起動しないといったトラブルが生じた際に自分でどうにかしようと復旧ソフトをダウンロードしたりスキャンをかけてみたりすることは避けた方が良いものです。復旧ソフトの機能を少しだけ使っただけでもデータが上書きされる・状態が重篤化することも多く起こりえます。復旧ソフトを使わなければ早く安く修理・データの復元ができたものが対応不可能な状況に陥ってしまうこともありえます。NASのトラブルに対応しているソフト自体も数が少なく、修復が可能となるのは軽度な論理障害が発生している場合に限られます。TeraStationやLinkStationにEから始まるエラーが出た際には中度以上の論理障害、もしくは物理障害が生じていることがほとんどで復旧ソフトでの修復はできない事が大半です。TeraStationやLinkStationにトラブルが発生した際にどうしても復旧ソフトを試してみたいと思った時には作業を進める前にプロのデータ復旧・修理会社に相談することを優先しましょう。途中まで作業を進めてしまっていたとしても中断してその場で連絡を入れた方が後悔する結果になることを防げます。

問い合わせ

まとめ・万が一、困った時には

TeraStationやLinkStationにE06などのエラーが表示されて機器の使用ができなくなった時には慌ててしまうことも多いものです。万が一、大事なデータを保存しているTeraStationやLinkStationにE06・E04・EMなどEから始まるエラーが出て通常の動作ができない・NASが起動しないといった不具合が生じた際には機器の電源を切ることから始めましょう。電源の入り切りや再起動など簡単にできることを行っただけでもデータが無くなるリスクが高まる他、安易にファームウェアのアップデートを行ってしまうとデータの救出や修理作業が困難となる事態に繋がることも多く起こりえるものです。早く安く確実に問題を解決したいと思った時には、プロのデータ復旧業者の無料相談を利用することを優先しましょう。アドバンスドテクノロジーは独自技術やAI技術を持っており、高度な技術力で復旧作業を行うからこそ最短の復旧スピードと費用を抑えたTeraStationやLinkStationのデータ復旧および修理を可能にしています。TeraStationやLinkStationの様々なエラー、NASのトラブルに対して多くの実績もあり安心です。

NAS、サーバカテゴリの最新記事

データ復旧のアドバンスドテクノロジー