【データ復旧事例・実績】TeraStation

TeraStation(テラステーション)のデータ復旧事例の一部をご紹介します。アドバンスデータ復旧では、起動しない、認識しない等のバッファロー社製品のNAS(ネットワークHDD)から大切なデータを救出しております。

データ復旧事例・実績

TeraStation(TS3400D0404)がファイルコピー中にHDDのエラーが発生して認識しないので復元したい|事例・実績
機種・機器の型番:
バッファロー TeraStation TS3400D0404 TS3400Dシリーズ 4TB ドライブベイ数:HDDx4 RAID 0/1/5/6/10 /内蔵HDD:東芝 DT01ACAシリーズ DT01ACA100 1TB SATA600 7200rpm キャッシュ:32MB アイドル時:3.7W リード/ライト時:6.4W スリープ時:1W スタンバイ時:1W 3.5型
ご申告の症状・障害内容業務で使用しているバッファロー製NAS、TeraStation(TS3400D0404)ですが、従業員から共有フォルダの一部を誤って削除してしまったとの報告が入りました。この問題に対処するために、直ちに従業員全員に対してTeraStation(TS3400D0404)へのアクセスを禁止した上で、削除されていない全てのフォルダのバックアップを取るためにファイルのコピーを開始しました。しかしながら、ファイルのコピーの進行中、約7割まで進んだ段階でTeraStation(TS3400D0404)内のHDDにエラーが発生し、残りのファイルのコピーが不可能となってしまいました。TeraStation(TS3400D0404)を再起動してみましたが、認識しない状況です。ファイルのコピーができなかった、残りの3割のデータは、最新のデータも含まれており、とても困っております。誤って削除された共有フォルダの他、バックアップが取れなかったものを含めてTeraStation内に保存されていたデータを復旧いただきたいと考えております。TeraStationは発送しますので、翌日には届くと思います。診断から進めていただければ幸いです。
復旧作業の結果お送りいただきましたバッファロー製のNAS、TeraStation(TS3400D0404)は、当社のクリーンルーム内で、慎重に診断をしたところ、経年劣化などによりHDDに物理障害が発生している状況でございました。そのため、クリーンルーム内で技術員がHDD内のヘッド交換・調整を繰り返し、01DATAを回収いたしました。その後、回収された01DATAから、お客様よりファイルのコピー時に失敗したと申告がありました3割のデータを復旧いたしました。また、データ領域全体を細かく解析した結果、お客様が誤って削除されたとお申し出があった共有フォルダについても復旧することができました。
TeraStation(TS3210DN0402)の共有フォルダを削除後、復元したい|事例・実績
機種・機器の型番:
BUFFALO(バッファロー) TeraStation TS3210DNシリーズ TS3210DN0402 ドライブベイ数:2 RAID 0/1 HDD:4TB /内蔵HDD:WD Red Plus WD20EFRX-68EUZN0 2TB 5400rpm CMR Serial ATA600 キャッシュ:64MB アイドル時:2.7W リード/ライト時:4.1W スリープ時:0.4W スタンバイ時:0.4W
ご申告の症状・障害内容会社で使用しているバッファロー製のNAS、TeraStation(TS3210DN0402)をNAS Navigator2で確認したところ、共有フォルダの空き容量が不足していることが判明しました。社内では基本的に各々のパソコンにデータを保存することが禁止されているため、共有フォルダにはほぼ全ての業務データが保存されていました。NAS Navigator2で共有フォルダの空き容量が無い、圧迫されていたため共有フォルダの空き容量を確保するために各々の保存データの整理を行うようにと指示をしました。その後、各社員が共有フォルダの削除、整理を行ったことにより空き容量が増加しましたが、ある社員から共有フォルダ内の削除してはならないフォルダを誤って削除してしまったとの報告がありました。直ちに全社員にTeraStationの使用を中止するように通知した上でデータが上書きされるリスクを最小限にするため、NASの電源を切りました。TeraStation内のバックアップはありません。共有フォルダから削除されたデータの復元をお願いしたいので、TeraStationを宅急便で発送いたします。業務への影響を最小限に抑えたい希望があります。データ復旧作業は緊急対応プランでお願いしたいです。
復旧作業の結果バッファロー製のNAS、TeraStation(TS3210DN0402)から大事なデータ、フォルダを削除されたとのことだったため、データ領域全体を詳細に解析することでお客様が希望されていたデータを復旧することができました。また、会社で使用されているTeraStationをお送りいただいたことにより、業務に支障が出ていることもお聞きしていたため、時間外も含めて対応し、最短の納期でデータの復旧作業を行わせていただきました。
バッファロー製のNAS(TeraStation TS5400RN0404)にEMが表示されてアクセスできない|事例・実績
機種・機器の型番:
バッファロー TeraStation TS5400RN0404 TS5400RNシリーズ 4TB ドライブベイ数:HDDx4 RAID 0/1/5/6/10 /内蔵HDD:WESTERN DIGITAL WD Redシリーズ WD10EFRX 1TB SATA600 5400rpm NASware 3.0テクノロジー搭載 キャッシュ:64MB
ご申告の症状・障害内容計画停電のために週末に、バッファロー製の計画停電があったため、週末にバッファロー製のNAS(TeraStation TS5400RN0404)の電源を落としました。週明けにNASの電源を入れたところ、液晶ディスプレイに「EM」と表示され、NAS Navigator2でも型番のところに「EM」という文字が追加されている状況です。メーカーのホームページを確認すると、TeraStationがEMモード(エマージェンシーモード)で起動していることがわかり、ファームウェアのアップデートを試すようにと記載がありました。しかしながら、NASのファームウェアのアップデートを試してみたものの状況は改善しませんでした。再起動を数回、試みましたが、依然としてTeraStationはEMモードのままです。メーカーのホームページには、ファームウェアのアップデートで改善しない場合にはTeraStationの修理が必要と記載されていました。会社で使っているNASであり、TeraStationの修理よりもデータの復旧、取り出しが重要です。EM表示になったバッファロー製のNAS(TeraStation TS5400RN0404)には業務で使用する・複数人で使っていたデータが数多く保存されていました。計画停電後からTeraStationが使えず、業務に支障も出ているためできるだけ早めにデータを復旧していただけますと幸いです。
復旧作業の結果お送りいただきましたバッファロー製のNAS(TeraStation TS5400RN0404)を弊社のクリーンルーム内で開封、確認したところ内蔵HDDに物理障害が発生したことが原因でEMモードになっていることが判明いたしました。また、ファームウェアのアップデートも失敗している状況でございました。そのため、物理障害のHDD内のヘッド交換・調整を繰り返し実施した結果、お客様の希望されるデータを復旧することができました。また、お急ぎであることも初回のお問い合わせ時や御見積りの際にお聞きしていたため、最短納期で復旧されたデータもお届けさせていただきました。
TeraStationのERRORランプが赤点灯・エラーコードE04が表示されてアクセスができない|事例・実績
機種・機器の型番:
バッファロー製NAS TeraStation TS-XL/R5シリーズ TS-X2.0TL/R5 ドライブベイ数:4 RAID 0/1/5/10 HDD:2TB /内蔵HDD:WESTERN DIGITAL WD Blue WD5000AAKX-00ERMA0 500GB 7200rpm キャッシュ:16MB Serial ATA600 アイドル時:6.1W リード/ライト時:6.8W スリープ時:0.7W スタンバイ時:0.7W
ご申告の症状・障害内容RAID5を構成しているバッファロー製のNAS、TeraStation(TS-X2.0TL/R5)内の共有フォルダにアクセスができなくなったので、TeraStation本体を確認したところERRORランプが赤く点灯しており、液晶ディスプレイには「SYSTEM Error E04 Can't Load Krnl!」というエラーコードが表示されていました。そのため、TeraStation本体を再起動すればERRORランプが消えるかもと思い、再起動を数回試しましたが、問題は改善せず、ERRORランプは赤く点灯したまま・液晶画面にもE04が表示されたまま・共有フォルダへアクセスはできないままの状態が続いております。TeraStation(TS-X2.0TL/R5)は使用期間が10年以上経過しているため、経年劣化や機器の故障が疑われる状況です。複数の従業員が共有データの保管場所として今回、ERRORランプが赤点灯・E04エラーが出たTeraStationを利用しており、他にバックアップも作っていなかったため、大変困っております。10年以上、TeraStationを使用していたことから蓄積していたデータも膨大です。このままTeraStationからデータが取り出せないと業務に大きな支障が出てしまいますので、できる限り全てのデータを復旧していただけますよう、お願いいたします。
復旧作業の結果お送りいただきましたバッファロー製のNAS、TeraStation(TS-X2.0TL/R5)は、経年劣化などで内蔵HDDに物理障害が発生しておりました。そのため、障害の発生しているHDDに対してクリーンルーム内でヘッドを交換・調整を繰り返した結果、お客様の希望される10年以上の蓄積されたデータを復旧することが出来ました。
バッファローのTeraStation(TS-H6.0TGL/R5)にエラーコードE15が表示され、その後アクセスができない|事例・実績
機種・機器の型番
BUFFALO TeraStation TS-HTGL/R5シリーズ TS-H6.0TGL/R5 RAID 0/1/5/10 ドライブベイ数:4 6TB /内蔵HDD Western Digital WD RE4 シリーズ WD2003FYYS-02W0B1 2TB 7200rpm Serial ATA300 キャッシュ:64MB アイドル時:8.1W リード/ライト時:10.7W スリープ時:1.5W スタンバイ時:1.5W
ご申告の症状・障害内容バッファロー製のNAS、TeraStation(TS-H6.0TGL/R5)をRAID5で利用していました。共有フォルダ内のフォルダやファイルを開くのに時間が掛かる問題が発生したため、TeraStation本体を確認したところ、TeraStationの前面の液晶ディスプレイに「HD3 Error E15 Many Bad Sectors」と表示されていました。メーカーのホームページを確認すると、これは「3番のハードディスクの不良セクタが危険な範囲に達しました。」というエラーコードであることが分かりました。新しいハードディスクに交換した後、RAIDの再構築(リビルド)作業を試みましたが、途中で4番のハードディスクにもエラーが発生し、TeraStationへのアクセスが不可能になってしまいました。これまでTeraStation内のハードディスクにエラーが表示されるたびに新しいハードディスクに交換していましたが、3番と4番のハードディスクは記憶を遡ると10年前に交換したのが最後だと思います。RAIDの再構築によって完全にハードディスクが壊れたか、10年も使っていたら経年劣化もあるかなと考えております。TeraStationはこの通り、長い間使用していたため保存されているデータ量も多いものです。今までハードディスクを交換して使えていたことからTeraStation内のデータは他にバックアップを取っていませんでした。E15のエラーコードが表示され使えなくなったTeraStationには研究記録が多く保存されています。TeraStation内の蓄積された研究記録のデータが失われると大変困る事態に陥ってしまうため、エラーコードが表示されアクセスができなくなったTeraStationから全てのデータを復旧していただければ助かります。時間はかかっても大丈夫です。
復旧作業の結果送付いただきましたTeraStation(TS-H6.0TGL/R5)は、3番と4番のハードディスクが故障している状態が確認されました。経年劣化の影響により、ハードディスクのヘッドが損傷しており、比較的障害が浅いと判断された4番のハードディスクに対してヘッド交換や調整を複数回行いました。その後、故障したハードディスクから回収された01DATAと残りの1番と2番のハードディスクで仮想的にRAID5を構築し、お客様の希望に添える形で研究記録のデータを復旧いたしました。
バッファローのTeraStation(TS-H6.0TGL/R5)にエラーコードE22が表示されて起動しない|事例・実績
機種・機器の型番
BUFFALO TeraStation TS-HTGL/R5シリーズ TS-H6.0TGL/R5 RAID 0/1/5/10 ドライブベイ数:4 6TB /内蔵HDD サムスン HD154UI 1.5TB Serial ATA300 キャッシュ:32MB 平均シークタイム:8.9m
ご申告の症状・障害内容バッファローのNAS、TeraStation(TS-H6.0TGL/R5)を使っていました。共有フォルダへアクセスができなくなっているのでTeraStation本体を確認したところ、TeraStation前面の液晶ディスプレイに「HD2 Error E22 HD2 Can't Mount」と表示されていました。メーカーのホームページを確認すると2番目のハードディスクのマウントに失敗していることが判明しました。TeraStation本体を再起動したら共有フォルダにアクセスできるように戻るかもしれないと思ってTeraStationを再起動したところ起動もできなくなってしまいました。再起動したのが良くなかった様です。そもそもこのTeraStationは長い間、使っているものでして経年劣化で壊れたのでは?とも考えています。容量の関係でRAID0で使っていたため1番から4番までの全てのハードディスクがマウントできないと共有フォルダへアクセスができないようです。過去のバックアップデータや動画データなどがこのTeraStation内にしか無く、蓄積されたデータがこのまま失われると業務への影響も大きく困っております。エラーコードE22が表示されて起動ができなくなったTeraStationからできる限りのデータの復旧を希望しています。
復旧作業の結果ご郵送いただきましたTeraStation(TS-H6.0TGL/R5)は、ご申告通り、2番目のハードディスクが故障している状況でございました。経年劣化により、ハードディスクのヘッドが破損していたためヘッド交換や調整を複数回実施致しました。その後、2番目のハードディスクから回収された01DATAと残りの1番3番4番のハードディスクで仮想的にRAID0を構築し、お客様の希望される動画データやバックアップデータを復旧することができました。
バッファローのNAS(TeraStation TS-X4.0TL/R5)にE23が表示されてアクセスできない|事例・実績
機種・機器の型番:
BUFFALO(バッファロー) TeraStation TS-XL/R5シリーズ TS-X4.0TL/R5 ドライブベイ数:4 RAID 0/1/5/10 HDD:4TB /内蔵HDD:東芝 DT01ACAシリーズ DT01ACA100 1TB SATA600 7200rpm キャッシュ:32MB アイドル時:3.7W リード/ライト時:6.4W スリープ時:1W スタンバイ時:1W 3.5型
ご申告の症状・障害内容バッファロー製のNAS(TeraStation TS-X4.0TL/R5)の共有フォルダへアクセスできないためNASを確認すると液晶ディスプレイに「HD1 Error E23 HD1 Is Faulty」と表示されていました。メーカーのホームページでこのエラーメッセージを調べたところHDD1番にエラーが発生してRAIDアレイからHDDが外されたことがわかりました。メーカーのホームページに書いてある手順を行いました。ファームウェアアップデート、再起動、HDD1番の交換を行いましたが途中で2番のHDDにもエラーランプが点灯してしまいました。RAID5構成で使用しており、4台中2台のHDDが故障した状態となってしまいました。長い間使用しているので経年劣化で他のHDDも故障してしまったのではないかと考えております。業務データがこのNASにしか入っていないのでできるだけ多くのデータが復旧できると助かります。
復旧作業の結果発送いただきましたバッファロー製のNAS(TeraStation TS-X4.0TL/R5)は、経年劣化が原因で複数のHDDに重度の物理障害が発生しておりました。再起動は、HDDに高負荷がかかる行為であり、再起動を行ったことで2番のHDDが故障してしまったと推測されます。重度な障害が発生しているHDDではありましたが、HDD内のヘッドの交換、調整を複数回実施した後、仮想的にRAID5を構成してNAS内の業務データのほぼ全てを復旧することができました。
バッファローのNAS(TeraStation TS5600DN1806)のHDDが複数台故障してアクセスできない|事例・実績
機種・機器の型番:
バッファロー TeraStation TS5600DNシリーズ TS5600DN1806 ドライブベイ数:6 RAID 0/1/5/6/10/50/51 HDD:18TB /内蔵HDD:SEAGATE ST3000VN000 3TB Serial ATA600 キャッシュ:64MB
ご申告の症状・障害内容バッファローのNAS(TeraStation TS5600DN1806)をRAID6で使用していました。TeraStationにはNAS専用のHDDが搭載されており、RAID6は2台のHDDが故障しても運用できるので安心して使用していました。ある日、TeraStation内の1台のHDDにエラーが発生していましたが、RAID6で運用していたことと交換用のHDDの取り寄せに時間が掛かるのでそのまま気にせず使用を続けていました。後日、交換用のHDDが届いたのでTeraStation本体から故障したHDDを交換した後、RAIDを再構築中であっても通常通り使用が可能と認識していた為、そのまま使用していました。しかしながら、急にTeraStationにアクセスができない・共有フォルダに入れなくなったため、NAS本体を確認すると他のHDDにもエラーのランプが点灯しており、RAIDの再構築が失敗したようでした。TeraStationのHDDを交換した後、RAIDを再構築している最中に複数の人がアクセスを繰り返したり、動画ファイルの保存などを行ったりとNASに対して負荷が高くなったことが原因かもしれません。業務に支障が出ている状況で、RAID6でTeraStationを運用していたことから他にバックアップも取っておらず、大変困っています。アクセスができなくなったTeraStation、TS5600DN1806をお送りしますので、データの復旧を行っていただきたいです。
復旧作業の結果発送いただいたバッファローのNAS(TeraStation TS5600DN1806)を確認したところ、RAID6を構築していたHDD6台中の3台のHDDに障害が発生している状況でございました。以前より、故障していたHDD1台を除くHDD2台の中から比較的障害の浅いHDD1台のヘッド交換・調整を繰り返し実施し、RAIDを構築し直し、お客様の希望される動画ファイルや書類など復旧させていただきました。
バッファローのNAS(TeraStation TS3400D0404)にアクセスできずI54表示でバックアップがない|事例・実績
機種・機器の型番:
バッファロー TeraStation TS3400D0404 TS3400Dシリーズ 4TB ドライブベイ数:HDDx4 RAID 0/1/5/6/10 内蔵HDD:東芝 DT01ACAシリーズ DT01ACA100 1TB SATA600 7200rpm キャッシュ:32MB アイドル時:3.7W リード/ライト時:6.4W スリープ時:1W スタンバイ時:1W 3.5型
ご申告の症状・障害内容週明けに出社したところバッファローのNAS(TeraStation TS3400D0404)にアクセスができませんでした。NAS Navigator2を確認したところ「E14」と「I54」が表示されていました。TeraStation TS3400の液晶が赤くなっており、NAS Navigator2だけでなく、液晶画面にも「E14」と「I54」が表示されている状況でした。テラステーションのエラーコードを調べると「E14」は、RAIDアレイがマウントできなかったエラー表示で、「I54」は、バックアップが失敗した時のメッセージ、インフォメーションコードであることがわかりました。TeraStation TS3400もバックアップ用の外付けHDDも認識しない状態となっています。TeraStation TS3400はRAID5の設定でHDDが1台故障してもアクセスができて毎週末に自動でバックアップが実行される設定にしていたので安心して使っていたので他のHDDなどにデータを退避していませんでした。TeraStation TS3400が「E14」、「I54」表示になって使えなくなったことから部署内のデータが全て消失した状況となっており、業務への影響が大変大きいので早急に全てのデータを復旧していただきたいです。
復旧作業の結果発送いただいたバッファローのNAS(TeraStation TS3400D0404)を確認したところ、RAID5を構築していたHDD4台中の2台のHDDに障害が発生していました。そのため、比較的障害の浅い1台のHDD内のヘッド交換・調整を繰り返し実施しました。お客様が大変お急ぎでしたので時間外も解析を続けた結果、翌日には、全てのデータを復旧することができ、お客様の業務への影響を最小限に留めることができました。
バッファローのNAS(TeraStation TS-X4.0TL/R5)にE22が表示されて動作しない|事例・実績
機種・機器の型番:
BUFFALO(バッファロー) TeraStation TS-XL/R5シリーズ TS-X4.0TL/R5 ドライブベイ数:4 RAID 0/1/5/10 HDD:4TB /内蔵HDD:HGST Deskstar 7K1000.B HDT721010SLA360 Serial ATA300 1TB 7200rpm キャッシュ:16MB
ご申告の症状・障害内容事務所で使用しているBUFFALO製のNAS(TeraStation TS-X4.0TL/R5)の共有フォルダへアクセスができないのでNASを確認したところ液晶ディスプレイに「HD2 Error E22 HDx Can't Mount」が表示されていました。メーカーのホームページを確認すると、このエラーメッセージは、HDD2番がマウントされていないと出るメッセージのようでした。正常にTeraStationが動作しない場合には、再起動を行うと改善できると書いてあったのでNAS本体を再起動したところHDD2番以外のHDDも経年劣化で故障したらしくNASが立ち上がらなくなりました。E22が表示されたTeraStationは10年以上使用しており、RAID5で運用していました。RAID5だとHDDが1台壊れても大丈夫だと思っていたので他にデータの保存を行う等の対応もしておらず、TeraStationが使えないとデータが無い状態になります。事務所の数人で使用している業務データ、経理データがこのバッファロー製のNASの中にしかないので、できるだけ多くのデータの復旧を希望します。
復旧作業の結果発送いただきましたBUFFALO製のNAS(TeraStation TS-X4.0TL/R5)は、経年劣化が原因で複数のHDDに重度の物理障害が発生しておりました。再起動は、HDDに高負荷がかかる行為であり、再起動を行ったことで2番以外のHDDの状態が悪化してしまったようございました。重度な障害が発生しているRAIDを構築しているHDDではありましたが、HDD内のヘッドの交換、調整を複数回実施することでNAS内の業務データ、経理データ等、ほぼすべてのデータを復旧することができました。