TeraStation(TS3200DN0402)にI18が表示された後、RAID崩壊が起きて起動しない|事例・実績

機種・機器の型番
BUFFALO TeraStation TS3200DNシリーズ TS3200DN0402 ドライブベイ数:2 RAID 0/1 HDD:4TB /内蔵HDD WESTERN DIGITAL WD Red Plus WD20EFRX-68EUZN0 2TB CMR 5400rpm Serial ATA600 キャッシュ:64MB アイドル時:2.7W リード/ライト時:4.1W スリープ時:0.4W スタンバイ時:0.4W
ご申告の症状・障害内容バッファローのNAS、TeraStation(TS3200DN0402)をRAID1で使用していましたが、最近、反応が遅くなり調子が悪かったため、TeraStation本体を再起動しました。しかしながら、TeraStationを再起動した後、2番のHDDが故障と表示されました。そのため、2番のHDDを交換したところ、TeraStation本体の液晶ディスプレイに「RAID I18 ARRAY1 Rebuilding」とインフォメーションコードが出ました。メーカーのホームページで内容を確認したところ、RAIDアレイを再構成中という意味でした。再構成中は何もしない方が良いと考え半日ほど待ちましたが、今度は1番のHDDが故障したようでRAIDが崩壊し、TeraStation本体が起動しなくなってしまいました。RAIDアレイの再構成作業に時間がかかっていたので、その間に状態が悪化してしまった様です。起動しなくなったTeraStation(TS3200DN0402)はRAID1で使用していたため、バックアップは特に取っていませんでした。I18はインフォメーションコードでエラーコードでは無かったので油断していました。すでにTeraStationは起動しない状態になってしまっており、動作不能なためこのまま中のデータが取り出せないととても困ったことになります。TeraStationには過去のデータの他、直近の業務データも入っていました。TeraStationは発送しますので可能な限り、全てのデータを復旧してほしいです。よろしくお願いします。
復旧作業の結果お送りいただきましたTeraStation(TS3200DN0402)を診断したところ、HDDの1番が故障しておりました。経年劣化とRAIDアレイを再構成中に高負荷がかかり、物理障害が発生したと推測ができる状況でございました。そのため、当社のクリーンルーム内でヘッド交換や調整を複数回実施いたしました。その結果、起動しないTeraStationに保存されていたデータをほぼ全て復旧することができました。
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