NETGEAR製ReadyNAS(RN10400、RAID5)がリビルド途中のエラーでアクセスができない|事例・実績

NETGEAR製ReadyNAS(RN10400、RAID5)がリビルド途中のエラーでアクセスができない|事例・実績
機種・機器の型番:
NETGEAR ReadyNAS RN10400 RAID 0/1/5/6/10/X-RAID2 ドライブベイ数:4 SSD対応 DLNA /内蔵HDD SEAGATE ST4000DM000 Serial ATA600 4TB キャッシュ:64MB スリープ時:0.75W スタンバイ時:0.75W
ご申告の症状・障害内容NETGEAR製のNAS、ReadyNASを使っていましたが、アクセスができなくなりました。HDDは4本それぞれ4TBのHDDを使ってRAID5のレベルで設定しました。ReadyNAS本体を確認したところHDDのエラーが出ていたのでエラーが出ていたHDDを新しいHDDに交換してみましたが、RAIDのリビルド途中でエラーが出てリビルドが終了しませんでした。その後、ReadyNASを見たら他にもエラーが出てしまっていました。他のHDDも壊れてしまったようです。これ以上、個人で操作を続けることは良くない・専門の復旧業者に任せた方が良いと考えて、電源を切り、何もしていない状態です。部署内で管理しているNETGEAR製のNASでして、チーム内の人間が色々なデータを保存していました。フォルダも個人フォルダがある他、その下にたくさんフォルダが格納されているかと思います。ファイル数は数えきれないくらい保存されているNASになります。RAIDのリビルドが失敗・途中で止まってしまったのが気がかりです。大事なデータがたくさん入っています。発送しますので、NETGEAR製のNAS、RN10400からデータの復旧をお願いしたいです。
復旧作業の結果ご郵送いただきましたNETGEAR製のNAS、ReadyNAS(RN10400)はご申告どおり、RAID5で構築されておりまして、4台中2台のHDDが物理的に故障し、重度の物理障害が発生している状況でございました。また、RAIDのリビルド(再構築)が途中で止まってしまった、正常に終了しなかったことからデータ構成が乱れてしまい、論理障害も生じてしまっている状態でした。そのため、物理障害の部分から対応をさせていただき、HDDのヘッド交換や調整を複数行った上で論理障害部分の解析作業を進めさせていただきました。結果、お客様が希望されていたデータを復旧することができました。事前にデータ復旧可能リスト(フォルダ・ファイルリスト)も提出させていただき、お客様が復旧を希望されているファイルやフォルダ内容を確認いただいた上で納品させていただきました。


↓NETGEAR製のReadyNASからデータを取り出したいと思った時にはこちらも参照ください。
NETGEAR製、ReadyNASのデータ復旧・復元方法|自分で試せる対処法と注意点も紹介
https://www.adte.jp/rec/hdd/post-2770/
NETGEAR製のReadyNASは採用しているファイルシステムが特殊である事もあり、ReadyNASが故障したりデータに関するトラブルが生じたりした場合には対応に困ってしまうかもしれません。ここでは、NETGEAR製のReadyNASからデータを復旧したいと考えた時に試せる復元方法や注意点を紹介していきます。
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