QNAP製のNAS(TS-453Pro)を起動させた時に短いビープ音が鳴らない|事例・実績

QNAP製のNAS(TS-453Pro)を起動させた時に短いビープ音が鳴らない|事例・実績
機種・機器の型番
QNAP TS-453Pro RAID 0/1/5/5+hot spare/6/10 ドライブベイ数:4 SSD対応 DLNA /内蔵HDD SEAGATE IronWolf ST6000VN001 6TB CMR 5400 rpm Serial ATA600 キャッシュ:256MB ディスク枚数:4枚 アイドル時:3.4W スリープ時:0.25W スタンバイ時:0.25W
ご申告の症状・障害内容QNAP製のNAS、TS-453Proを使っていました。休日明けに出社したらQNAPのNASに繋がらない・データにアクセスができない状態となっていました。休みに入る前の金曜日には問題なく使えていたことを確認しています。今はsystem Bootingの表示になっています。LANランプは点灯できているのでNASはネットワークに接続はできているように見えます。しかしながら、ステータスランプは消灯している状態です。TS-453ProにはHDDを4台、それぞれ6TBのHDDが入っており、RAID5で運用していました。業務で使用しているNASですが、使用容量は未だゆとりがあったように記憶しています。いつもはQNAPのNASを起動させた際に短いビープ音が鳴っていますが、今回はビープ音が鳴りませんでした。電源を一度切って入れ直しましたが、QNAPのNASから短いビープ音が鳴らない状態です。業務で使っているデータがこのNASの中にしか無く、従業員の仕事が滞ってしまっています。なるべく早くデータの復旧対応を行っていただきたいです。
復旧作業の結果ご郵送いただきましたQNAP製のNAS、TS-453Proは4台のHDDのうちの1台がスペアになっており、3台のHDDでRAID5が構築されている状況でございました。弊社のクリーンルーム内で慎重に確認作業を進めさせていただいたところRAIDを構成しているHDD3台のうち、2台のHDDに機械的故障が生じており、重度の物理障害が発生している状態でございました。HDDが機械的に壊れ、物理障害が発生するとRAID情報が正しく読み取れない他、NASは正常に動作ができなくなってしまいます。HDDは消耗品の1つでもあり、NASに搭載されているHDDはある日突然、同時に複数のHDDが故障してしまうことが多いものです。今回、複数のHDDが同時期に故障した結果、system Bootingから進めない状態に陥っていたと推測されます。お預かりしたQNAPのNASは重度の物理障害が発生している状態ではございましたが、HDDのヘッド交換や調整を複数回行わせていただき、お客様の希望されていたデータを復旧することができました。複数の従業員の方の業務が滞ってしまっている事や急ぎでのデータの納品を希望されていることをお聞きしていたため、時間外も対応させていただいて最短の納期でデータを発送させていただきました。


↓QNAP製のNASからデータを取り出したいと思った時にはこちらも参照ください。
QNAP製のNASのデータ復旧・復元方法|自分で試せる対処法と注意点も紹介!
https://www.adte.jp/rec/hdd/post-2770/
QNAP製のNASに接続ができない・起動しない・電源が入らない・ランプが赤く点滅している・ビープ音が鳴らないなど、NASに保存しているデータが使えなくなってしまった場合には困ってしまう事態に陥ってしまうことが多いものです。ここでは、QNAP製のNASのデータ復旧が必要となる症状や障害内容、自分でできる復元方法について紹介していきます。