【データ復旧事例・実績】NAS

機種・機器の型番:
BUFFALO(バッファロー) LinkStation LS220DCシリーズ LS220D0202C ドライブベイ数:2 RAID 0/1 HDD:2TB DTCP-IP DLNA /内蔵HDD:WESTERN DIGITAL(ウエスタンデジタル)WD Green WD10EZRX-00A3KB0 Serial ATA600 1TB キャッシュ:64MB アイドル時:2.1W リード/ライト時:3.6W スリープ時:0.4W スタンバイ時:0.4W
ご申告の症状・障害内容BUFFALO製のNAS、LinkStation(LS220D0202C)にアクセスができないのでLinkStationを確認すると赤点滅状態となっておりました。7回赤点滅している状況でした。電源の入り切りやケーブルの抜き差しを繰り返しましたが状態が改善することはありませんでした。メーカーのサポートに連絡したところ7回の赤点滅ではなく、1.0秒間赤点灯を1回した後、0.3秒おきに0.5秒間赤点灯が6回という状態であることがわかりました。メーカーサポートによるとこれはE16というエラーメッセージで内蔵のHDDが見つからない時に発生するものということでした。内蔵のHDD自体が故障しているので修理するとデータが消えてしまうと言われてしまいました。RAID1で運用していて1台が故障しても、もう1台で運用できると聞いていたのでバックアップを取っていませんでした。LinkStationが動くようになるよりも中のデータが重要なためデータ復旧をお願いしたい。
復旧作業の結果お送りいただきましたBUFFALO製のNAS、LinkStation(LS220D0202C)は内蔵HDDが2台とも物理障害が発生している状態となっておりました。赤点滅は内蔵HDDが故障したサインとしてLinkStationに表示されることが多いものです。今回は経年劣化により内蔵HDDが故障してしまった事からLinkStationのランプが赤点滅表示になっている状況でございました。電源の入り切りやケーブルの抜き差しを繰り返したとお聞きしておりました。重度な物理障害が発生していたものの、弊社の独自技術を用いて費用を抑えた上でデータ復旧作業を行わせていただきました。業務で使用されているデータとのことで最短の納期でデータをご納品させていただくことができました。
機種・機器の型番:
QNAP(キューナップ)TS-419PII Turbo NAS RAID 0/1/5/5+ホットスペア/6/10 ドライブベイ数:4 DLNA /内蔵HDD:WESTERN DIGITAL(ウエスタンデジタル)WD Red Plus WD40EFZX-68AWUN0 4TB 5400rpm CMR Serial ATA600 キャッシュ:128MB アイドル時:3.1W リード/ライト時:4.8W スリープ時:0.4W スタンバイ時:0.4W
ご申告の症状・障害内容QNAP製のNAS(TS-419PII)をRAID5で使用していまして内蔵HDDの1番にエラーが出始めたので重要なデータから外部の外付けHDDへコピーをしていました。容量の大きい動画をコピー中に1番のHDDに続いて2番のHDDもエラーが発生して共有フォルダにアクセスができなくなってしまいました。内蔵HDDの1番と2番が認識していないようです。業務で使用する書類の一部のみコピーできている状況で大半の書類データや動画データがない状況です。時間がかかっても全てのデータを復旧していただけると助かります。
復旧作業の結果お送りいただきましたQNAP製のNAS(TS-419PII Turbo NAS)は、4台のHDDの内、1番と2番のHDDが物理的に損傷しておりました。RAID5のため1番と2番のどちらかのデータが必要な状況となっておりました。大変重度な物理障害が発生しているHDDではありましたが、HDD内のヘッド交換・調整を複数回行うことで、NASに保存されていた全ての書類データや動画データなどを復旧することができました。


↓QNAP製のNASからデータを取り出したいと思った時にはこちらも参照ください。
QNAP製のNASのデータ復旧・復元方法|自分で試せる対処法と注意点も紹介!
https://www.adte.jp/rec/hdd/post-2770/
QNAP製のNASに接続ができない・起動しない・電源が入らない・ランプが赤く点滅している・ビープ音が鳴らないなど、NASに保存しているデータが使えなくなってしまった場合には困ってしまう事態に陥ってしまうことが多いものです。ここでは、QNAP製のNASのデータ復旧が必要となる症状や障害内容、自分でできる復元方法について紹介していきます。
機種・機器の型番
NETGEAR ReadyNAS 628X RN628X00 RAID 0/1/5/6/10(1+0)/50(5+0)/60(6+0)/X-RAID/Flex-RAID ドライブベイ数:8 SSD対応 DLNA 1GbEポート(RJ-45):2 10GbEポート(RJ-45):2 /内蔵HDD:SEAGATE IronWolf ST10000VN0004 7200 rpm Serial ATA600 10TB キャッシュ:256MB ディスク枚数:7枚 アイドル時:4.42W スリープ時:0.8W スタンバイ時:0.8W
ご申告の症状・障害内容週末にビルで停電が発生したらしく週明けに出社したところNETGEARのReadyNAS(RN628X00)の電源が落ちていました。本体の電源を入れましたがReadyNASが起動しない状況です。HDDにエラーは出ていないようです。RAID5で使用しており、ReadyNASの内部で深夜にフォルダのバックアップを取る設定をしており、外部メディアのバックアップがない状況です。業務のデータが全てこのReadyNASにしかない状況です。同じ名前のファイルが多く、フォルダ名で管理していましたので元のフォルダ階層で復旧されないとファイルの中身を全て確認しないといけなくなりますので元のフォルダ階層での復旧を希望します。
復旧作業の結果お送りいただきましたNETGEARのReadyNAS(RN628X00)は深夜にReadyNAS装置内のバックアップデータ書き込み中に停電が発生したことでReadyNASの管理情報やデータ領域が破損しておりました。管理情報の修復やデータ領域の解析により、元のフォルダ階層でデータを復旧させていただきました。お客様が希望されていた業務データが、全て復旧されて最短の日数でデータを納品させていただきました。


↓NETGEAR製のReadyNASからデータを取り出したいと思った時にはこちらも参照ください。
NETGEAR製、ReadyNASのデータ復旧・復元方法|自分で試せる対処法と注意点も紹介
https://www.adte.jp/rec/hdd/post-2770/
NETGEAR製のReadyNASは採用しているファイルシステムが特殊である事もあり、ReadyNASが故障したりデータに関するトラブルが生じたりした場合には対応に困ってしまうかもしれません。ここでは、NETGEAR製のReadyNASからデータを復旧したいと考えた時に試せる復元方法や注意点を紹介していきます。
機種・機器の型番:
BUFFALO(バッファロー) TeraStation 5400 TS5400DWR0404 RAID 0/1/5/6/10 HDD:4TB ドライブベイ数:4 /内蔵HDD:WESTERN DIGITAL WD Red Plus WD10EFRX-68PJCN0 1TB 5400rpm キャッシュ:64MB Serial ATA600 アイドル時:2.3W リード/ライト時:3.3W スリープ時:0.4W スタンバイ時:0.4W
ご申告の症状・障害内容BUFFALO(バッファロー) 製のNAS(TeraStation TS5400DWR0404)をRAID5で使用中、夕方に突然、RAIDがエラーとなりました。再起動を1回行ったところ10フォルダが見えたので治ったと思って安心しました。しかし10フォルダの中のどのフォルダにもアクセスができなかったので2回目の再起動を行ったところTeraStationにアクセスできなくなりました。TeraStation本体を確認すると1番と2番が赤点灯しており、1番と2番のHDDが故障したようです。セミナーの動画や資料が入っており、1からデータを作り直すには、多大な時間と費用が掛かる状況です。作り直す時間を考えると時間が掛かっても可能な限り全てのデータを復旧していただけると助かります。
復旧作業の結果お送りいただきましたバッファロー製のNAS(TeraStation TS5400DWR0404)は4台のHDDの内、1番と2番のHDDが物理的に損傷しておりました。RAID5のため1番と2番のどちらかのデータが必要な状況となっておりました。大変重度な物理障害が発生しているHDDではありましたが、HDD内のヘッド交換・調整を複数回行うことで、記録されていた全てのセミナーの資料や講義の動画などのデータをすべて復旧することができました。再起動を繰り返すのは、大変負荷の掛かる作業となりますのでギリギリで動いているHDDが完全に故障してしまうリスクがございます。
機種・機器の型番:
BUFFALO(バッファロー) LinkStation LS210D0101 HDD:1TB ドライブベイ数:1 DTCP-IP DLNA /内蔵HDD TOSHIBA DT01ACA100 1TB CMR 7200rpm Serial ATA600 キャッシュ:32MB アイドル時:3.7W リード/ライト時:6.4W スリープ時:1W スタンバイ時:1W
ご申告の症状・障害内容BUFFALO(バッファロー) 製のNAS(LinkStation・LS210D0101)を現場事務所で使用していましたが停電が発生してLinkStationに接続ができない・NASが認識できない状態になりました。LinkStation・LS210D0101の中には工事着手前の写真や工事中の写真、日々の記録などが入っており、これらの資料が無いと工事完了の手続きに移行できないので困っています。現場事務所から支社へ故障したLinkStationを持ち帰り、LinkStationが使用できなくなることを承知の上で外側のケース部分を割って中身のHDDを取り出しました。別のパソコンに繋いだところWindowsのディスク管理画面でパーティションフォーマットがRAWと表示されていてフォルダが見えない状況です。何度かパソコンにHDDを繋いだ状態で色々確認していたら突然異音がしてHDDも認識しなくなってしまいました。LinkStation・LS210D0101には今回の現場事務所のデータや過去の別の現場事務所のデータも入っており、過去の資料を元に報告書を作成することもあるため可能な限り全てのデータを救出していただけると助かります。
復旧作業の結果お送りいただきましたバッファロー製のNAS(LinkStation・LS210D0101)は内部部品が物理的に損傷しておりました。大変重度な物理障害が発生しているHDDではありましたが、HDD内のヘッド交換・調整を複数回行うことで、記録されていた全ての写真データや報告書などの書類データを抽出することができました。障害の発生しているHDDに対してアクセスを繰り返すと深刻な状態になってしまうことがございます。
機種・機器の型番
ELECOM Linuxネットワークアタッチドストレージ NSR-MS2BLBシリーズ NSR-MS6T2BLB ドライブベイ数:2 RAID 0/1 HDD:6TB /内蔵HDD WESTERN DIGITAL WD Red Plus WD30EFRX-68EUZN0 3TB CMR 5400 rpm Serial ATA600 キャッシュ:64MB アイドル時:2.7W リード/ライト時:4.1W スリープ時:0.4W スタンバイ時:0.4W
ご申告の症状・障害内容ELECOMのNAS(NSR-MS6T2BLB)をRAID1で使用していました。出社するとELECOMのNASの電源が落ちていたので電源を入れましたが認識しませんでした。深夜に停電があったことが原因と推測されます。Western Digital社のNASシステム向けHDDを採用しており、耐久性に優れていてRAID1なので安心して使っており、バックアップを取っていませんでした。全ての業務データがこのELECOMのNASに保存されており、紙でデータも残っていないため部署全員の業務に支障が発生しているので早急にELECOMのNASに入っている全てのデータを復旧いただけますと助かります。
復旧作業の結果突然の停電により、ELECOMのNAS(NSR-MS6T2BLB)のHDDの管理情報が破損している状況でございました。RAID1で設定されておりましたため、1番のHDDのデータ領域を細かく解析することでデータの復旧が可能となりました。業務に支障が発生しているとお伺いしておりましたので時間外も対応させていただき最短の納期で部署内のメンバー全員の急ぎのデータを含む全てのデータを復旧させていただきました。
機種・機器の型番:
NETGEAR ReadyNAS 102 RN10200 ドライブベイ数:2 RAID 0/1/X-RAID2 DLNA SSD対応 /内蔵HDD WESTERN DIGITAL WD Blue WD10EZEX-00RKKA0 1TB CMR 7200rpm Serial ATA600 キャッシュ:64MB アイドル時:6.1W リード/ライト時:6.8W スリープ時:1.2W スタンバイ時:1.2W
ご申告の症状・障害内容NETGEARのReadyNAS(RN10200)を2台のHDDを使ってRAID1を構築していました。ディスクLED、NAS本体のランプが点灯しているなと思って再起動を行ったところ、NASが認識しない状態になってしまいました。ReadyNASのUSB リカバリーツールを使用してみましたが、状態は改善されませんでした。ReadyNAS(RN10200)には、業務上のデータを多数保存しており、データが使えなくなって大変困っております。RAID1で運用していたため、バックアップも取っていない状況です。紙ベースで取っている資料もありますが、業務上で必要なデータはほとんど、この認識しなくなってしまったReadyNAS(RN10200)に入っている状態です。ReadyNAS(RN10200)は1TBのHDDを2台使ってRAID1を構築していました。必要なデータの8割がjpgデータです。主に写真のデータを保存しており、それぞれのファイルの容量も大きかったと記憶しています。その他、Excelファイルやテキストファイルを保存していました。ReadyNAS内のデータが使えなくなっているため、このままだと取引先にも迷惑がかかりそうで困っています。そこまで急いではいませんが、NETGEARのReadyNAS(RN10200)内に保存されていたデータの復旧をお願いしたいです。
復旧作業の結果お送りいただいたNETGEARのReadyNAS(RN10200)を確認したところ、RAID1を構築していた2台のHDD内のヘッドとプラッターが接触したことにより物理的、機械的に故障してしまっている状況でございました。そのため、ヘッドの交換および調整を複数回行った上で機械的部分の故障の対応を行い、その上でNETGEAR社特有のファイルシステムの解析作業を複数回行わせていただきました。結果、写真データやExcel、テキストファイルなどお客様が希望されていたデータを復旧することができました。


↓NETGEAR製のReadyNASからデータを取り出したいと思った時にはこちらも参照ください。
NETGEAR製、ReadyNASのデータ復旧・復元方法|自分で試せる対処法と注意点も紹介
https://www.adte.jp/rec/hdd/post-2770/
NETGEAR製のReadyNASは採用しているファイルシステムが特殊である事もあり、ReadyNASが故障したりデータに関するトラブルが生じたりした場合には対応に困ってしまうかもしれません。ここでは、NETGEAR製のReadyNASからデータを復旧したいと考えた時に試せる復元方法や注意点を紹介していきます。
機種・機器の型番:
IODATA LAN DISK HDL-AAシリーズ HDL-AA6 HDD:6TB ドライブベイ数:1 1GbEポート(RJ-45):1 DLNA デュアルコアCPU /内蔵HDD WESTERN DIGITAL WD Blue WD60EZRZ-22GZ5B1 6TB 5400rpm Serial ATA600 キャッシュ:64MB アイドル時:3.4W リード/ライト時:5.3W スリープ時:0.4W スタンバイ時:0.4W
ご申告の症状・障害内容IODATAのNAS、LAN DISK HDL-AA6にMacのデータ随時保存していました。ある日、突然、いつものようにMacを使っていたところ、Time Machineのバックアップが取れない状態になりました。おかしいなと思ってLANDISKのファイルを開こうとするとフォルダも開かず、ファイルも開かず、保存していたデータの中身を見れなくなってしまいました。心当たりとしては、ちょっと前にLANDISKの電源を落とそうとしたのですが、電源が切れなかったので電源ケーブル・コンセントを直に抜きました。ただ、その直後はケーブル類を再度、接続し直したらLANDISK HDL-AA6に接続はできていたので安心していました。フォルダの一覧もファイル内容も見れていました。しかしながら、今日、突然、Time Machineのバックアップが取れないと思った後、LANDISK内のデータを見ようとしたらフォルダの中身が「オリジナルの項目が見つからないため、操作を完了できません」と表示され、見れない状態になっていました。LANDISKに繋がらない・アクセスができない状態が続いています。電源の入り切りを2回とケーブルの抜き差しを1回試しましたが状況は改善されませんでした。復旧ソフトとかは怖くて試していません。中身が見れ無くなった・エラーメッセージも表示されるLANDISK HDL-AA6からデータの復旧を行っていただきたいです。特別なソフトを使って作成しているデータもあり、それらを優先して復旧していただけたら助かります。拡張子はclip、png、json、cmo3、moc3などで特にjsonとpngが多いと記憶しています。
復旧作業の結果お持ち込みいただきましたIODATAのNAS、LAN DISK HDL-AA6は経年劣化によって内蔵HDDが物理的に損傷したことからLANDISKに接続ができない・ファイルやフォルダの中身を見ることができない・エラーメッセージが表示される等の症状を引き起こしている状況でございました。物理障害が発生しているLANDISKではございましたが、ヘッドの交換、調整を複数回行わせていただいた結果、お客様が希望されていたデータをほぼ全て復旧することができました。
機種・機器の型番
BUFFALO TeraStation TS-XHL/R6シリーズ TS-XH6.0TL/R6 RAID 0/1/5/6/10 HDD:6TB ドライブベイ数:4 /内蔵HDD サムスン HD154UI 1.5TB Serial ATA300 キャッシュ:32MB 平均シークタイム:8.9m
ご申告の症状・障害内容バッファローのNAS、TeraStation(TS-XH6.0TL/R6)を使っていました。金曜日にHDDの4番がE30エラーとなり、ホームページと見るとHDDの故障を示しており、交換が必要だと思って、新しいHDDを用意して交換しましたが、HDDが認識されないようでRAIDの再構築が始まらない状態になりました。そこで、TeraStationを再起動してみたところ、E30のエラーコードだけでなくI12やI14も表示されるようになってしまいました。しばらく放置しても変わらなかったため、TeraStation本体の電源を切りました。土日を挟んで月曜日に出社してからTeraStationの電源を入れるとピーピーピーと警告音、ビープ音が鳴る様になってしまい、エラーコードの表示も新たにE04エラーが増えてしまいました。その後は電源ボタンを長押しして再起動してみましたが、完全に壊れてしまったように見えます。TeraStationにE30エラーが出た時点で相談しておけば良かったと後悔しております。色々なエラーコード、E30・I12・I14・E04などが出ているTeraStation(TS-XH6.0TL/R6)ですが、データの復旧は可能でしょうか。会社で使用しているTeraStationでして、数十名の社員の業務に支障が出ています。CADデータやドキュワークス、WordやExcel、写真、txtファイルなど様々なファイルが保存されていて、フォルダ数も数多く、たくさんありすぎて数の申告ができません。できる限りのデータの復旧、ファイルやフォルダの取り出しを希望しています。
復旧作業の結果ご郵送いただきましたTeraStation(TS-XH6.0TL/R6)でございますが、内蔵HDDの故障を示すE30のエラーコードが表示された時点で複数台のHDDが同時に壊れかかっている、もしくは同時に故障していることがほとんどで、その状態でHDDの交換を行ってしまうとRAIDの再構築ができない他、他の障害を併発させてしまう、E04等のエラーコードの表示が増える・I12、I14等のインフォメーションコードなども表示される事態に繋がってしまったと推測される状況でございました。今回、複数のHDDが物理的・機械的に損傷しており、重度の物理障害が発生しているTeraStationではございましたが、HDDのヘッド交換や調整を複数回行わせていただき、お客様の希望されていたデータを復旧することができました。数十名の社員の方の業務が滞ってしまっている事や急ぎでのデータの納品を希望されていることをお聞きしていたため、時間外も対応させていただいて最短の納期でデータを発送させていただきました。
機種・機器の型番:
IODATA LANDISK HDL-TA3 HDD:3TB ドライブベイ数:1 1GbEポート(RJ-45):1 DLNA /内蔵HDD WESTERN DIGITAL WD Green WD30EARX-22AVNB0 3TB Serial ATA600 キャッシュ:64MB アイドル時:5.5W リード/ライト時:6W スリープ時:0.8W スタンバイ時:0.8W
ご申告の症状・障害内容IODATAのNAS、LAN DISK HDL-TA3を使っていました。引っ越しのためにいつもは電源を切っていないLANDISKの電源を切って新居に移動してから電源を入れ直したところ、いつまで待っても起動しない状態になってしまいました。数年、使用しているLANDISKでしたが、今まで長い時間、時間を切ったことはありませんでした。ちょっと調子が悪いなと思った時に電源の入り切りを行ったことはありましたが、数回程度です。引っ越しの直前は問題なく使用ができていました。引っ越しの際にLANDISKに衝撃が加わらない様に梱包したつもりでしたが、故障してしまったのでしょうか。新居でLANDISKの電源を入れたところランプは点滅していますが、動いている感じがしません。電源の入り切りやケーブルの抜き差しなども試してみましたが、状況は改善されずLANDISKは起動しないままです。筐体自体は直らなくても良いのですが、LANDISK内に保存していたデータを取り出したいと思っています。LAN DISK HDL-TA3の中には個人のデータで写真や動画が保存されていました。フォルダの数は少ないですが、ファイル数が多かった・それぞれのデータ量も大きいかもしれません。急いではいません。起動しないLANDISK発送しますので、診断から進めていただければ幸いです。
復旧作業の結果お送りいただきましたIODATA製のNAS、LAN DISK(HDL-TA3)は経年劣化もしくは振動によって内蔵HDDが物理的に損傷していることから物理障害が発生していた他、データの暗号化がされていたため暗号化解析の作業が必要な状況でございました。物理障害だけでなく論理障害も生じているLANDISKでございましたが、物理障害の対応およびヘッドの交換、調整を複数回行わせていただいた上でデータ・暗号化の解析作業を複数回行うことでお客様が希望されていた写真や動画などのデータを復旧することができました。